日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■兵庫県職員新規採用「辞退率46%」の
異常事態・・・
知事のパワハラ疑惑が原因なのか?
昨年は25.5%
公開日:2025/04/11

知事が元凶か(C)日刊ゲンダイ
県政の混乱は、ここにも影響している
ようだ。
兵庫県は9日、今年度新規採用した
総合事務職(大卒程度)の職員150人の
うち69人が辞退し、辞退率が46.0%に
上ったと明らかにした。
昨年度の辞退率は25.5%で、20ポイント
以上の大幅増となった。
ただ、採用方式の変更があったため
単純比較はできない。
兵庫県は昨年、民間の採用試験でも利用
される適性検査「SPI」を選考に導入。
通常より2カ月前倒しの4月に実施する
「早期SPI枠」を新たに設けた。
県人事課の担当者は「早めに合格者を出
したため、民間や他の自治体に流れるこ
とは想定していた。採用活動は予定通り
行うことができた」としている。
確かに「早期SPI枠」は合格者60人中、
35人が辞退しており(辞退率は58.3%)、
全体の辞退率を引き上げている。
しかし一方で、「通常枠」でも合格者
90人中、34人が辞退。
従来と同じ形式にもかかわらず、辞退率
は37.8%に上った。
2023年度の30.2%、22年度の28.0%と
比較しても、10ポイント弱高い数字だ。
また、読売新聞の報道によると、
昨年6月の筆記試験の辞退率は41%と、
19~23年度に比べ5~10ポイント高く、
実際の受験者数そのものが減っている。
県庁職員は県内でも有数の人気就職先に
もかかわらず、やはり多くの志望者が他
に流れているようだ。
■県庁内で深まる対立と分断

この人に訓示されても・・・
(辞令交付式での斎藤元彦知事)
/(C)共同通信社
大手紙の県政担当記者は、県職員の
労働環境についてこう話す。
「斎藤知事が就任してから、職員の心理的
な負担が増大していることは間違いありませ
ん。一連のパワハラ問題が起こってから県の
イメージは悪化し、職員はネット上などで
非難にさらされたり、家族に心配されてしま
う人もいます。文書問題をめぐっては、県は
公益通報者を保護するどころか、本人のプラ
イバシーまで侵害している。『何かあった時、
県は自分を守ってくれないんじゃないか』と、
不安を抱えながら働いている職員は少なくあ
りません」
県庁では、職員の分断が深まっていると
いう。
「斎藤知事に肯定的な職員もいれば、そう
でない人もおり、対立している。中には板挟
みになってしまい、どこでどう軋轢を生んで
しまうかわからずビクビクしている人も。
斎藤知事の善しあしは別にしても、職員が一
丸となって働けるような状況ではないようで
す。ましてや、新入職員にとっても、安心し
て働ける環境ではないでしょう」
(前出の県政担当記者)
騒動が長引けば、県政への影響はますます
深刻になりそうだ。
【転載終了】
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他県の状況はどうなのでしょう。
比較対象がないと判断できないですね。
ただ、斎藤知事ご本人の評判がネック
になるのはあり得ますね。
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Posted at
2025/04/12 07:52:50