あと2週間は続く「ガソリン不足」
レギュラーはリッター160円も
首都圏のガソリン不足が深刻化している。
16日も東京23区のガソリンスタンドは約7割が休業、
営業しているわずかな店に客が殺到。
東京・八丁堀のスタンドには夕方、車60台、バイク40台が長い列をつくった。
不足の一番の原因は、製油所が被災し操業がストップしているため。
東北と関東に9カ所ある製油所のうち、6カ所が操業停止で、
国内の3割にあたる日量100万バレルの原油処理能力が失われてしまった。
一体いつになったら復旧し、庶民は並ばなくてすむのか。
「首都圏最大級のJX根岸製油所(横浜市)など3カ所は、
ほぼ安全が確認されていますが、それでも操業再開は来週になります。
再開しても、ガソリンは優先的に被災地に送られる。
また福島原発の事故で、
フル稼働する火力発電所にも石油を送らなければいけない。
首都圏のガソリンスタンドに、安定的にガソリンが届けられるには、
あと2週間かかるでしょう」(石油連盟関係者)
それなら値段はどこまで上がるのか?
レギュラーガソリンの店頭価格は14日現在、
全国平均で148.5円(1リットル当たり)。
4週連続で値上がりしている。
「リビアの反政府デモなど中東の情勢不安で、原油価格は高値で推移しています。価格はまだまだ上がり、1リットル=160円も超えてきます。
また東電の計画停電の影響で、車への依存も高まっています。
政府は石油備蓄の放出を民間に求めていますが、
韓国や台湾からの輸入などもっと手を打っていかないと、
天井知らずで上がっていきます」(日本アラブ協会理事・最首公司氏)
庶民は覚悟したほうがいい。
2011年3月17日掲載 : 日刊ゲンダイ
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2週間くらいは無給油でいけそうだが・・・
万一のこともあるので、少しずつ補充も必要か?
Posted at 2011/03/19 09:35:20 | |
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