2011年10月23日
みずほ証券のチーフマーケットエコノミスト、
上野泰也氏は「日本経済の余命は5~10年」とし、
企業の海外移転だけでなく、人やマネーもどんどん海外に逃げ出している
と指摘した。
日本に見切りをつける人々が増えているのだが、
一部富裕層や特権階級の話かと思ったらとんでもなかった。
文春新書で「資産フライト」(山田順著)という本が出た。
その帯には「セレブもOLも高齢者も、せっせと預金を海外口座に移している」
と出ている。
めくってみると、手荷物に1000万円を忍ばせ、
香港のHSBC(香港上海銀行)に預金しに行く老夫婦の話が出てくる。
同じ銀行にOLとおぼしき2人組も預金に来ていた様子も描かれている。
山田順氏はそうした動きを「キャピタルフライト(資本逃避)」ならぬ
「資産フライト」と名づけた。山田順氏の話は衝撃だ。
「資産フライトは10年くらい前からあります。
日本で預金していてもちっとも資産は増えませんからね。
こうした動きがリーマン・ショック後、富裕層だけでなく、一般層にまで拡大した。
大震災以降、さらに広がっています。
定年を控えて、退職金をどうしようかと考えている中高年のサラリーマンからOL、若いサラリーマンも海外に資産を移している。
日本は超低金利の上に株は上がらないし、政治もダメ。
その上、大震災で財政破綻を含めた国家危機に瀕している。
今後、大重税国家になります。所得税、消費税だけでなく、相続税も上がる。
法案ができていてペンディングになっているだけです。
日本にいる理由はないという人が増えています」
例えば、HSBCは複数の通貨で預金が可能で、複利で運用してくれる。
外貨預金というと、日本の銀行は1ドルにつき1円の手数料を取り、
円→ドル→円にすると2円もかかってしまうが、
HSBCなどの手数料はたった0.25%だ。
人民元も現地で預金すれば3~4%の金利がつく。
日本で人民元預金をすると0.45%くらいになってしまう。
それだけ日本の銀行がふざけているのだが、
こうしたことに多くの日本人が気づき、資産移転を始めれば、
日本の金融資産などあっという間になくなってしまう。
銀行はやってられなくなり、国債の買い手がいなくなる。
増税を嫌った金持ちが資産や生活基盤を海外に移せば、
日本の空洞化は加速化し、日本は貧乏人だけの重税国家になり、
廃れていく。
その現実がもうそこに迫っているということだ。
「日本は強い国」のスローガンがむなしく響く。
2011年10月19日 ゲンダイネットより
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現在財務省がやっていることは、
“真綿で自分の首を絞めている”ようなものでしょう!
企業と労働力が流出したら税金を徴収するところを失います。
まさに、“ギリシャ化”・・・
ギリシャは、他国から支援を受けているにも関わらず、
増税と年金減額に反対しデモを拡大しています。
ギリシャに赴任している法人などは、いままで手厚い年金システムと、
いまだに脱税をしているギリシャ国民をみていると複雑な思いをにじませている。
日本経済の余命が5~10とすると、金融機関の預金封鎖が怖い・・・
以前、妻にもこのような話をしたがあるが、あまり関心がないようだ・・・(苦笑
・ ・ ・ ・ ・ 相棒さんのなんちゃってコラムでした ・ ・ ・ ・ ・
Posted at 2011/10/23 17:31:11 | |
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2011年10月23日
今日は、オイル交換のついでに、
ランクルのMC写真を見せてもらうつもりでしたが・・・
「ばっくれているか、ないのかわからないけど」、
見れなかったので、暴露しちゃおう・・・(笑い
Posted at 2011/10/23 14:25:39 | |
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2011年10月23日
これはドイツのニュース風刺番組です!
面白いんですが。。。笑えません!
海外は「犯罪会社」と、とらえてます・・・
これが、日本だと思われてるんでしょうね・・・
東電はどう思ってるんでしょうか?
多分、多くの心ある社員は悩んでいるんだと思います!
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Posted at 2011/10/23 00:50:12 | |
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