2011年10月31日
原子力安全・保安院は「4号機の使用済み燃料プール」の状態が危険である、
としたシュミレーションを6月に既に完成していました。
しかし、なぜか公開は10月になってから、しかも国民の目に付きにくい形で・・・
しかも、メディアも一切そのことには触れません。
海外の専門家は、「考えうる限りの最悪の事態を想定して、準備すべき」、
と警告をしていますが、日本の国民には警告が届きません。
政府や御用学者が国民に警告を発しないからです。
海外の物理学者は、福一原発の去らない危機について、
政府に警告しようとしています。
今までも、海外から危険についての進言がありましたが、
政府は耳を傾けようとしませんでした。
海外からこのような様子をウォッチしている学者などは、
「日本の政府の連中は、まるで子供だ」と・・・
経済でも同じようなことが言えるでしょう。
あるブログを定期的に拝見しているのですが、
この方のブログは少し哲学的でしょうか?
上記のような原発事故に見られるように、
日本は『家産国家』であると。
(家産国家とは:領土と人民は領主(官僚)の所有物である。)
ドイツの社会・経済学者マックス・ウェーバーは、
「家産体制が産業を鈍化させ、財産を浸食し、国家は滅びる」と予言。
故石井紘基氏が、
「官僚統制主義が市場を縮小させ、国富を収奪し、日本は自滅する」
と警鐘をし、3万人の天下り官僚一人に平均4億円もの補助金支給について
追及しようとした矢先暗殺されました。(以前も書きましたが)
奇しくも、日本の官僚支配体制に同議の警鐘を慣らしましたが、
現在の流れがまさに忠告どうりの様になろうとしています。
まさに経済学者が言っている、
「日本の経済余命5~10年」が現実に・・・
日本の国民はこういうネガティブな事には出来るだけ目を逸らしたい、
というところがあると思うのですが、
しかし、現実に進行しつつある危機に目をそらさず、
情報としてあればパニックにならず対応も出来るのではないでしょうか。
今後、インフレではなく、さらに厳しいデフレに陥った場合、
サラリーマンの収入は現在の半分、もしかしたら1/3の可能性も予測する
アナリストもいます。
サラリーマンの小遣いがワンコインに・・・
<本日の市場>
円/ドルがシドニーの外為市場で、75.32の最高値を更新しましたが、
本日の市場ではドルが急反発しています・・・介入の可能性大?
中途半端な介入だとさらなる急激なリバウンドも予想されますが、
安住財務相は「納得いくまで介入したい」とのコメント・・・
80円台までするのかな?・・・原資は?
買い支えだとすれば(円の発行数は変わらないので)、
市場が見抜いて何れリバウンドが・・・?
単独でやり過ぎると、FRBのQE3がやりやすくなるかも?
このような情報は大袈裟。。。あり得ないとお考えの方は多いと思います。
しかし、「備えあればの精神」で情報を発信していきたいと思います。
関心のない方は、聞き流して頂ければと思いますし、
関心のある方は、心に片隅に留め置かれていただければ幸いです。
・ ・ ・ ・ ・ 相棒さんのなんちゃってコラムでした ・ ・ ・ ・ ・
Posted at 2011/10/31 11:53:23 | |
トラックバック(0) | 日記