2011年11月19日
【転載開始】
●食道ガン、肺ガン、肝臓ガン、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫は、
放射線の累積線量とともに有意に増加する傾向が認められ、
その増加は累積10~20mSvから現れている。
●全悪性新生物(ガン)の死亡率は、累積線量とともに有意に増加する傾向を
示し、死亡率の増加は累積10mSvから認められ、累積20mSvからは、
さらに高まっている。
これは、医師と弁護士双方の資格を持つ自民党の古川俊治参院議員が、
『原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査』と題する
研究報告書の内容をまとめたものだ。
この報告書は文科省が管轄下の財団法人・放射線影響協会に調査を委託し、
原発作業員らの健康状況や死亡要因を追跡調査し、昨年3月にまとめていた
もの。
簡単に言えば、「累積の被曝線量が10mSvを超えるとガンになる人が増える」
ことを示している。
つまり文科省は、こうしたデータがあるのを知りながら、大人も子供も区別なく、
「年間の被曝許容量20mSv」に引き上げてしまったということだ。
「政府や文科省が決めた、『年間20mSvまで』という被曝の許容量は、
何の科学的根拠もない異常な数値だということです。
特に、成長期にある子どもたちの放射線感受性は成人の2~3倍になります。
一刻も早く、許容量を年間1mSv以下に戻さねばなりません」(古川参院議員)
他にもこんなデータがある。
放射線医学総合研究所が、原発事故後の3月25日に出していた、
「甲状腺等価線量評価のための参考資料」と題するペーパーだ。
これは、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質を体内に取り込んでおきる
「内部被曝」についての資料で、
「3月12日から23日までの12日間、
甲状腺に0.2μSv(マイクロ=1000分の1ミリ)/時の内部被曝をした場合」
(甲状腺等価線量)、どうなるかを示している。
そのデータは、恐るべきものだった。
「1歳児(1~3歳未満)→ 108mSvの被曝」
「5歳児(3~8歳未満)→ 64mSvの被曝」
「成人 (18歳以上) →16mSvの被曝」
なんと、たった0.2μSvの内部被曝をしただけで、
乳幼児は100mSv超に相当する、大量被曝をしたことになるという。
「このデータは3月25日には報告されていたものですが、
何度も強く要請することで、最近になってようやく政府機関が出してきた。
1~3歳児にとって、甲状腺への内部被曝は外部被曝の数万倍以上の
影響があると考えなければならない。
とんでもない数字ですよ」(民主党衆院科学技術特別委員長・川内博史氏)
【転載終了】
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こういうことが事実とすれば、既に手遅れということになってしまう。
やはりこれは犯罪としか言えないのではないでしょうか・・・
米国でも、原発周辺の女性に乳ガンの発生率が高いというデータは、
累積被曝の可能性が高いのではないか?
原発は通常時でも放射性核素を放出しています。
煙突が高いのはそのためでしょう。
原発を見たことはないのですが、
煙突の横に四角い収納立て屋みたいのがあり、
その中に何トンという活性炭が入れてあり、
放射性物質を吸着させているのではないかと思うのですが?
やはり、子供のことを思い疎開したお母さん方は正解だと思います。
回りの冷たい対応(行政のやらせ)にあっても我が子を守ったということです。
もっと慎重な方は、家族と海外移住をした方もおられるようです。
もはや日本は、自分や家族を守るのは自己責任になってしまっています。
・ ・ ・ ・ ・ 相棒さんのなんちゃってコラムでした ・ ・ ・ ・ ・
Posted at 2011/11/19 09:07:16 | |
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