2012年12月17日
【転載開始】
今回の選挙は国民の40%が棄権すると言った、
きわめて民度の低い選挙となっていましたが、国民側からすれば、
自民党はダメで民主党には失望させられて、
一体どこに投票すればよいのかという、考えれば考えるほど選択肢がなく、
ならば『棄権する』と言った国民が多かったと言えます。
積極的に支持する候補者がいないという、
ある意味、絶望的な選挙になっていたのです。
これは歴代自民党政権時代から、選挙公約は守られず、
民主党のマニフェストに最後の期待をしたものの見事に裏切られた
と思っている国民が多くいるからです。
原発問題も誰も回答を持ち合わせていませんが、
少なくとも維持するのか廃止するのか、費用はどうするのか、
電気料金はどうするのか、電気は足りるのか足らないのか、
明確に話せる政党がなかったことからして、今回の選挙を諦めていたのです。
経済問題にしましても、今や株式市場の参加者は30%しか日本人がおらず、
そのうち個人はさらに減ります。
その株価を引き上げましても、大多数の国民からすれば、
「関係ない」となっているのです。
有名な地場証券も廃業するとなっており、
日本の株式市場が個人がどうこうという次元ではなくなってきているのです。
ましてや若者は株?そんなお金はない、となっており、
更には40歳以上の中堅もそんな余裕はないとなってきています。
以下は週刊ダイヤモンドに投稿された声です。
1)『現在40代前半、貯蓄はほぼナシ。このままではかなりまずいと思う。
しかし住宅ローンに加え、子供の塾代などがかさみ、
月々の貯蓄が思うように出来ないのが現状だ。』
2)『定年をまじかに控え、年金で趣味を謳歌するつもりだったがそこには
大きな落とし穴が潜んでいた。
全くの計算違いは40代から貯蓄ができなかったこと。
現役で働けるのをいいことに賞与や退職金をあてにしており、
老後にこれだけの費用がかかることなど知る由もなかった』
今の大凡の日本人を代弁していると言えます。
40歳代という働き盛りで貯蓄がない、定年まじかで貯蓄不足に陥っており、
しっかり勉強し、人生設計をしてこなかった中堅層以上が多くいるのです。
これで金融緩和して消費が増えるでしょうか?
金融緩和して円安になり輸入物価が上昇し、
輸入業者・中小企業は採算が悪化した分を価格に転嫁できるはずもなく、
その分、給与引き下げや固定費を削減するために人員解雇を進めることに
なるのは避けられず、結果として、金融緩和・円安は国民を苦しめることに
なりかねないのです。
今や日本企業は中国・韓国という巨大企業と戦うことになっており、
これで家電総崩れとなっている今、自動車メーカーも総崩れになりかねない
リスクを持っています。
鉄鋼メーカーも、化学メーカーも、造船も、半導体も、
日本企業が今まで稼いできた分野が総攻撃にあっており、
沈没寸前になっているのです。
そこに円安が襲ってくれば日本で製造している企業はコストアップに
耐えられずますます日本から逃げていきます。
勿論、円高でも輸出採算が悪化しますが、だからこそ、
前川レポートにあるように内需拡大が言われてきたのですが、
一向に達成できていません。
日本は言うことは立派でも、結果として何も達成出来ない国となってしまっており、
今の惨状があるのです。
最低となった投票率が今の日本の現状を映し出しているとすれば、
今後の日本は一体どうなるでしょうか?
【転載終了】
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この方は、世界を回り現物資産の取引をしているので、
海外からの情報もあるのでしょう。
外から見る日本という感じなのでしょう。
阿部政権のリフレ政策はもろ刃の剣・・・なのかも知れません?
インフレターゲット2%は、物価が2%上昇することなので、
消費税増税分と合わせて7%です・・・
しかし、財務省の増税目標は15%なので・・・
多分、圧倒的な議席を与えてしまったので、
一気にやってくる可能性があります。
円が120~160円までいけば現在の貿易赤字は倍になります。
我が社でも、来年3月に40名の早期退職を募集しますが、
50代はほとんど先の早期退職募集でやめているので、
今回の募集は年齢は関係ないでしょう。
30~40代は貯蓄もあまりなく、
子供さんもお金がかかる時なので大変だと思います。
多分、応募する人は少ないでしょうから・・・
指名解雇になるような気がしてなりません?
先ほどテレビタックルで福岡氏がいい数字を提示しましたね。
自民の得票1800万票、民主900万票・・・
維新・みんな・未来が2000万票。
第三局が纏まっていたら第一党だった・・・第三局潰しが成功したということか?
ど素人集団の維新が太陽の党に取り込まれなければ・・・という結果だろう?
維新は目先の選挙にとらわれ、次の選挙で消えるかも?
Posted at 2012/12/17 21:49:56 | |
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