2013年12月01日
Business Journal( 11月29日(金))が、
<岐路に立つ自動車“産業”、崩壊の危機感抱くメーカー>
という記事を配信しています。
【転載開始】
11月23日、東京モーターショーが開幕した(~12月1日)。
世界12カ国から178社が参加し、35ブランドが出展。
中でも国内自動車メーカー各社は、
エコと走行性能を両立した次世代車を相次いで公開し、
その様子を各メディアが伝えている。
<中略>
トヨタ自動車は、2015年に市販予定の水素を燃料に走る燃料電池車
「FCVコンセプト」を披露。
豊田章男社長は「自動車産業は間違いなく成長産業だ。
クルマをより環境によく、より安全に変えていきたい」と語ったが、
“若者のクルマ離れ”の影響もあってか、
ここ数年、新車の販売台数は減少傾向にある。
11月21日付朝日新聞によると、90年に778万台だった新車の販売は、
12年には536万台に減少。日本自動車工業会が08年に行った調査では、
大学生の自動車への関心は、パソコンやケータイなどの通信機器よりも大きく下回り、
自動車業界にとって“若者のクルマ離れ”は深刻な問題となっている。
国内の市場が縮小を続けるからといって、海外向けの生産で補うことも難しい。
輸送費がかさみ円高の影響を受けやすい自動車は、
「売れる場所でつくる」のが基本だからだ。
ゆえに生産の海外シフトが進んでいるという。
国内で自動車関連の職業に従事するのは約550万人で、
労働者の8.8%を占めている。
ある部品メーカーの幹部は同紙記事で
「これ以上、国内生産が減れば、産業として成り立たなくなるのではないか」と話している。
今後、国内の市場がさらに縮小すれば、
クルマづくりを“日本を代表する産業”といえなくなる日が訪れるかもしれない。
●存在意義問われる東京モーターショー
それを裏付けるかのように、東京モーターショーの入場者数も、
91年の200万人超をピークに減少傾向にあると、前出の日経新聞が伝えている。
さらに、ゼネラル・モーターズ(GM)など、米ビッグ3は3回連続で参加せず、
世界の自動車ショーでも存在感の低下が懸念されているという。
自動車評論家の国沢光宏氏も自身のブログ(11月20日付)で、
今回の東京モーターショーについて「前回より賑やかになったけれど『夢』を感じない」と語り、
日本の自動車産業に陰りを感じているようだ。
また、国沢氏は「『若い人向けのクルマ』みたいな共通テーマを与え、
それに対するコンセプトカーで出す、なんてことをしたらいいのに」とも提案している。
【転載終了】
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日本では今、若者のクルマ離れが激しく、
それが国内市場の縮小につながっているようです。
日本自動車工業会の調査によると、
大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(08年度)と、
40~50歳代が大学生だった当時の7位から後退しているとのこと。
度々書かせていただいているんですが、
小泉政権時での「派遣法改正」で若者層の収入が極端に減り、
購買層の縮小につながっていると思われます。
私も4年前に会社を辞め、現在契約社員として働いていますが、
『借金をできない』という環境なのです(老後資金を考える世代ですので)。
来年で定年なので、一台は手放さざるを得ませんので、昨日売却しました。
派遣社員さんについてちょっと触れますと、
長期契約(5年以内)の方たちは自動車でも通勤できるのですが、
短期の方は自転車か電車で通勤しています。
(多分、自動車は所有していると思いますが)
これからは正規社員はプラチナカードとなり、
3割くらいに減ってしまうのではないか・・・と懸念しています。
考課査定も、「そつなくこなす優秀な(仕事は出来るがそこが限界)」社員より、
「将来に可能性がある(何かやりそうな)」社員の査定が高くなりそうな雰囲気だそうです。
ここ二年位でしょうか、みんカラも一般会員の方のブログ更新がめっきり減り、
ショップの方のブログ更新が目立つような気がします。
そういう自分も車ネタがなく、政治経済ネタだけになってしまっていますが!
(車に関係ない、つまらないネタばかりで恐縮なんですが・・・)
Posted at 2013/12/01 09:08:18 | |
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