2013年12月02日
【転載開始】
今の政権は企業に賃上げを求めていますが、労働組合はその動きを牽制しています。
本来なら労働組合が賃上げを求めますが、
今や労働組合が賃上げを制御するという事態になっているのです。
その理由は、雇用です。
トヨタ自動車は田原工場のラインをひとつ廃止し、
年間生産台数能力を350万台に削減すると報じられていますが、
実際の生産台数は335万台となっており、これはピークに比べ90万台減少になり、
この90万台は富士重工一社分に相当する物凄い数になります。
これだけの削減がありながら、人員削減を行ってこなかったトヨタ自動車ですが、
ここで賃上げを行い、これが年金にも跳ね返れば、
年金債務(レガシーコスト)で破綻したGMの二の舞を演じることになりかねません。
また、経団連によれば今や日本企業は465万人もの過剰人員を抱えていると報じられており、
もし企業が本格的に人員削減を行えば、日本の失業率は10%を超えるかも知れず、
そのような中、賃上げを求めるより雇用維持に蓄えてきた資金を充てる方がよいと
労働組合が判断しているのです。
ムードに流されてはいけない。
これがトヨタ労組亀岡執行委員長の言葉です。
【転載終了】
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まさに、アベノミクスのウイークポイントですね。
あるブログに「低知能内閣」と書いてありましたが、言い得て妙ですね!(笑
党の要職にある幹事長でさえあの体たらくですからね〜!
Posted at 2013/12/02 23:15:00 | |
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