2016年09月03日
日本は2位にランクイン!世界で最も「税金が高い国」トップ10。
【転載開始】
再来年の4月には、消費税が10%に上がります。
日本に消費税が導入された当初の3%という数字にくらべると、だいぶ高く感じますね。
ご存知のとおり、税金には消費税以外にもさまざまな種類があり、
税率も世界各国によって大きく違うもの。
そこで『ABC News Point』が明らかにした、
2015年現在において世界でもっとも税金が高い上位10ヶ国をご紹介しましょう。
なお、ここでは法人税、給与税(源泉徴収税など)、
個人所得税、売上税(消費税)といった4種類を基準にランキングをつくっており、
税金と国の豊かさについても述べられています。
■10位:オーストリア
オーストリアは中央ヨーロッパにある内陸国で、
人口は850万人以上。ヨーロッパの大国の間に位置する連邦共和国です。
1人あたりのGDPが44,475ドルと高い生活基準を有する国であり、
世界でもっとも豊かな国のひとつ。
しかし税率は25%と、世界でもトップクラスの高さです。
■9位:ベルギー
ベルギーは1,100万人以上の人口を持つ西ヨーロッパの主権国家。
連邦立憲君主国家であるこの国は、世界でもっとも高税率な先進国のひとつです。
法人税で33.99%、連邦税は55%、地方税は9%。
そしてこれらを含む所得税は最大で64%、さらに給与税が37.84%で消費税は21%と、
非常に高税率となっているのです。
ベルギーはここ数年でめざましく成長し、
産業部門を含むすべての部門で大規模な発展がみられます。
■8位:オランダ
西ヨーロッパに位置するオランダは、オランダ王国の主要構成国として考えられています。
人口密度の高いこの国は、食品と農産物において世界で2番目に大きい輸出国であり、
選出議会を初めて持った国でもあります。
国民の幸福度が世界第4位のオランダは、法人税25%、最大所得税52%、
消費税21%(ただし生鮮食品は6%)と、世界でもっとも税金が高い国でもあります。
■7位:デンマーク
ペニンシュラやユトランドなどを含む443個もの半島と、
さらにその他の群島から構成され、560万人以上の人口を有するデンマーク。
教育、健康、繁栄、生活水準、
人間開発などのすべての分野において成長している先進国のひとつですが、
非常に税金が高い国でもあります。
法人税23.5%、最小所得税46.03%、給与税8%に売上税25%、
さらに最大所得税は61.03%と高い税率になっています。
■6位:スウェーデン
北欧スウェーデンは、スカンジナビア半島の3国のうちのひとつ。
人口は970万人近くに及び、EUのなかで3番目に大きい国です。
近年、世界的に見ても税金が高く、法人税22%、最大所得税59.7%、給与税32.42%、
そして売上税は25%。
1人あたりの国民所得は、世界で第8位。
生活と教育において高い水準を保っており、さらに平等と繁栄を両立しています。
■5位:アイルランド
アイルランドはイギリス領の北アイルランドを縁取るように位置する
北西ヨーロッパの主権国家。
1人当たりのGDPが1年間で48,787ドルという高い水準から、
世界でもっとも豊かな国のひとつとして格づけされています。
法人税12.5%、最大所得税40%、サービス税9%~13.5%、消費税23%、
そして給与税は0%~11%と、厳しい税制を導入していることでも有名。
なお、アイルランドの一連の自由主義経済政策は、急速に経済成長を支えました。
■4位:フィンランド
フィンランド共和国は北ヨーロッパに位置するスカンジナビア諸国のひとつで、
人口はおよそ550万人と、ヨーロッパ連合で8番目に大きい国でありながら
人口密度が低い国でもあります。
税率は法人税が20%、最小所得税7.71%に最大所得税61.96%、
給与税は平均で20.64%、
また14%の消費税と10%の宿泊税を含む売上税は24%となっています。
1人当たりの国民所得が高い国でもあるフィンランドは、
世界でもトップクラスの人間開発指数を誇り、
もっとも発展した先進諸国のなかにランク入りしています。
■3位:イギリス
イギリスは欧州本土の北西海岸を区分しているヨーロッパの主権国家で、
人口は6400万人以上、世界で22番目の人口密度を有する国です。
その実り多い経済政策に伴う名目GDPで、世界でトップ5の経済大国でもあります。
法人税40%、給与税15.3%~3.8%、売上税0%~11.725%がかかりながら、
連邦税と地方税を含む最大所得税は55.9%と、
世界トップクラスに税金が高い国に名を連ねています。
■2位:日本
東アジア諸国のひとつで太平洋に位置し、技術大国としても知られる日本。
名目GDPで世界第3位の経済大国であり、輸出国としては第5位、
国家ブランド指数においては世界1位を誇ります。
法人税は38.01%、最小所得税15%、最大所得税50%、
給与税は25.63%で消費税は8%と世界で税率がもっとも高い国のひとつです。
■1位:アルバ
アルバは西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に位置する島で、
オランダ王国の構成国です。
法人税28%、最小所得税7%、売上げ税は総売上高の1.5%がかかりながら
最大所得税58.95%という税率です。
生活水準はカリブ海地域のなかでも最高で、観光客の1番の旅行先となっています。
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日本が2位にランクインしていることに驚いた方も多いのではないでしょうか?
税金が高い国にはメリットもデメリットもありますし、
国の豊かさと暮らしやすさが比例していると一概にはいえません。
しかし自国だけでなく世界中の国々に目を向けることで、
税金に対する考え方も変わってくるはずです。
(文/スケルトンワークス)
【転載終了】
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北欧諸国は税金が高いですが、教育や社会保障が充実していますので、
老後の心配はいらまいようです。
日本は、年金もどうなるかわからないのに世界2位の重税大国です。
老後不安のために、個人で年金を掛けてたり、貯蓄をしなければなりません。
これは、役人や政治家が無能だということを意味しています。
Posted at 2016/09/03 15:11:25 | |
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