2016年09月04日
Yahoo! NEWSより。
【転載開始】
■ハイパーインフレはすぐそこに来ている
なぜ藤巻氏は、異次元の量的緩和をそれほどまでに危険だと考えるのか。
それは、量的緩和政策には「出口がない」からだ。
「日銀の黒田総裁は、消費者物価指数が2%になったら量的緩和をやめると
言っていますが、実際には2%になってもやめられないでしょう。量的緩和をやめる、
つまり日銀が国債を買い上げるのをやめたら、国債は大暴落するからです。昨年度、
日本国債は約152兆円が発行されましたが、そのうちの約110兆円は日銀が買い上げて
います。これだけの買い手がいなくなると、代わりの買い手などいませんから、国債は
暴落を免れません。すると、国はそんな高い金利では入札できないのでお金が足りなく
なり、財政は破綻してしまいます」
財政破綻を防ぐには、消費者物価指数が2%になろうが、10%になろうが、
量的緩和政策を続けるしかないという。
「しかし、お金を秩序なく刷りまくっていたら、円の価値が下がり、インフレが止まらなく
なります。そして円に対する信用は失われ、さらに円の信用が失われるような事件が
起きれば、年率数万%も物価が上がるハイパーインフレへと転落していってしまう
でしょう。すると、事態を収拾するために『第二日銀』が誕生し、新しい第二日銀券を
発行して、紙くずと化した従来の日銀券と交換することが始まります。元の日銀は
実質的に倒産に追い込まれるわけです」
にわかに信じがたい話だが、このような事態は実際にドイツで起きたことがあるそうだ。
「中央銀行であるドイツ帝国銀行が、第二次大戦前に、ヒトラーに指示されて、異次元の
量的緩和をしたことがあります。その時、むちゃくちゃにお金をばらまいた末、倒産して
しまったのです。日本だって、起こらない保証はありません」
以上の話は、決して遠い将来の話ではないと藤巻氏。
「下手すれば、2020年の東京五輪前に量的緩和政策が崩壊し、ハイパーインフレに
突入する可能性もあります。もはや待ったなしの状況なのです」
【転載終了】
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確かに何が起こっても不思議ではない状況なような気がします!
Posted at 2016/09/04 21:41:44 | |
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