2016年11月06日
【転載開始】
■南スーダン「国連部隊と政府軍、一時交戦」情報相が認識
朝日新聞デジタル 11/4(金) 配信。
南スーダンのマイケル・マクエイ・ルエス情報相は2日、
首都ジュバで朝日新聞の取材に応じ、
7月に起きた政府軍と反政府勢力との大規模戦闘の際に、
政府軍と国連南スーダン派遣団(UNMISS)の
平和維持活動(PKO)部隊との間でも一時、交戦があったとの認識を示した。
7月にジュバで起きた政府軍と反政府勢力による戦闘では、
国内避難民が暮らすUNMISSの関連施設も襲われ、
避難民を含む少なくとも73人が犠牲になり、
中国のPKO隊員2人も死亡。
ルエス氏は一連の戦闘の中で「国連宿営地の門の近くで(政府軍の)
装甲車両2両が国連部隊に破壊され、政府軍は国連部隊に応戦した」と述べた。
ルエス氏の認識が事実であれば、大規模な戦闘で混乱状態に陥った際には、
本来はPKO部隊と協力すべき政府軍との戦闘など、
想定していない戦闘に巻き込まれる現実を示している。
一方、UNMISSは3日、「7月の危機の間、攻撃的ではなく、
防衛的な態勢をとった。規則に従い、軍人や施設、装備に
いかなる攻撃的な措置もとっていない」とコメントした。
【転載終了】
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各国のPKO部隊が撤退する中、
自衛隊が駆けつけ警護となるのはかなり危険な状況になりそうですね。
南スーダンは既にPKF状態であり、
現状では政府軍、反政府軍には自衛隊は戦闘員という認識はないでしょうが、
駆けつけ警護となれば話は違ってきます。
状況によっては政府軍との戦闘も考えられますし、
反政府軍の襲撃も考えられます。
日本政府の認識の甘さが隊員を極めて危険な状況に置いてしまいます。
Posted at 2016/11/06 07:28:57 | |
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