2017年01月10日
ロイター 1/9(月) 17:00配信.
【転載開始】
■中国政府系紙がトランプ氏に警告 「一つの中国放棄なら報復」
[上海/台北 9日 ロイター]
- 中国共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙である環球時報は9日、
トランプ米次期大統領が「一つの中国」政策を守らない場合、
中国は「報復する」と警告した。
台湾の蔡英文総統が中米4カ国訪問のため経由地のヒューストンに立ち寄り、
8日に共和党有力議員らと会談した直後に明らかにした。
中国は米国に対し、「一つの中国」の原則に従い蔡総統の入国や政府との
公式協議を認めないよう要請していた。
テキサス州のアボット知事は蔡総統と会談したことをツイッターで公表。
同州選出のクルーズ上院議員も蔡総統と会談した。
環球時報は8日の論説で「一つの中国の原則堅持は、
中国から米大統領に対する気まぐれな要請ではなく、
両国関係の維持とアジア太平洋地域の秩序尊重に向けた米国大統領の義務である」
と主張した。
さらに「もしトランプ氏が大統領就任後に一つの中国政策を守らないなら、
中国国民は政府に報復を求めるだろう。交渉の余地はない」と警告した。
【転載終了】
*************************************
アメリカはトランプによる分断政策が外交まで巻き込みかねませんね。
大きな経済戦争になる危険をはらんだトランプ政権の船出となりそうですが、
トランプ氏は政治経験が全くないので、アメリカ最大の危機ともなりかねません。
トランプ氏は国家情報長官にダン・コーツ氏を指名しましたが、
コーツ氏はクリミア問題でロシア制裁を主導しており、
ロシアから入国を禁止されているのを認識しているのだろうか?
そして、クシュナー氏の動き次第ではアメリカとイスラエルが世界から孤立しかねません。
EUは距離を置くでしょうが、日本は中国とアメリカの対立に巻き込まれるでしょう。
Posted at 2017/01/10 10:51:21 | |
トラックバック(0) |
ニュース | 日記