2017年10月02日
朝日新聞デジタル
【転載開始】
■枝野氏ら、新党結成へ 党名「立憲民主党」を軸に調整
2017年10月2日
民進党の枝野幸男代表代行は、新党「希望の党」
(代表・小池百合子東京都知事)に合流しない民進の
前衆院議員らを中心に新党を結成する方針を固めた。
結党に必要な5人以上が加わる見通しで、
党名は「立憲民主党」を軸に調整。
2日午後にも総務省に届け出て、枝野氏らが結党を
宣言する方向だ。
枝野氏は2日午前、民進最大の支持団体である
連合の神津里季生(こうづりきお)会長と会談。
新党結成の方針を説明し、支援を求めた模様だ。
連合は会談に先立つ役員会で、民進合流組の
一部を排除する方針の希望は政党として支援せず、
民進出身者を個別支援する調整に入った。
枝野氏ら民進リベラル系が希望と一線を画して
新党を結成することで、10日公示の衆院選は
「自民・公明」、「民進合流組を含む希望」、
「枝野氏らの新党とそれに連携する共産など
リベラル勢力」――という三つどもえの構図となる。
枝野氏は1日、民進の前原誠司代表と党本部で
会談し、希望との公認調整状況について協議。
枝野氏ら党内リベラル系や旧民主党を含む代表
経験者を希望が公認しない見通しとなったことを
確認した。
その後、東京都内で長妻昭選挙対策委員長や
近藤昭一副代表らと会談し、新党結成に向けた
調整を本格化させた。
背景には、無所属での立候補は政見放送や
比例との重複立候補ができないなど選挙戦で
不利になるとの判断もある。
枝野氏らによる新党には赤松広隆元衆院副議長
(愛知5区)、阿部知子氏(比例南関東)、逢坂誠二氏
(北海道8区)らが参加する見通し。
赤松氏は2日午前、「希望の党には行かない」と
述べた。
去就が注目されている野田佳彦前首相は2日、
無所属で立候補すると表明した。
このほか、無所属での立候補を表明した民進前職や
民進から公認内定を受けていた立候補予定者が加わる
可能性もある。
2日午後にも総務省に新党結成を届け出て、
枝野氏らが記者会見で表明する方向で調整している。
一方、希望の小池代表は2日午前、東京都庁で記者団に、
同日中に第1次公認を発表したい考えを示したが、
調整は難航。
小池氏側近の若狭勝・前衆院議員は2日、同日中の
発表を見送ると説明した。
第1次公認には、若狭氏の政治塾参加者ら希望の
立候補予定者と民進出身者が含まれる。
若狭氏と民進の玄葉光一郎元外相が午後に国会内で
会談し、調整を進める。
【転載終了】
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元々、民進党は保守とリベラレが混在していたので、
まとまりがない印象でした。
保守系の議員が「希望の党」に行くことで、
かえってスッキリするのではないでしょうか。
Posted at 2017/10/02 20:26:42 | |
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ニュース | 日記
2017年10月02日
日刊ゲンダイDIGITAL
<解散は詐欺師の手口 和田秀樹氏が懸念する感情的な日本人>
※長文なので抜粋
【転載開始】
■日本ほど感情的な選挙を行う国はない
――勝てば官軍の発想ですね。
今回の解散・総選挙も詐欺的です。
心理学のテーマとして、詐欺師について研究した
ことがあるのですが、歴史的な詐欺師に高学歴の
人はほとんどいない。
人を騙すのに必要なのは理論ではなく、感情に
働きかけることだからでしょう。
たとえば、振り込め詐欺は、基本的に3つのテクニック
で構成されます。
「不意打ちにして考える時間を与えないこと」、
「不安感情で揺さぶること」、そして「情報の遮断」です。
今回の解散・総選挙は、この3つの詐欺テクニック
そのものですね。
不意打ちで即断即決を迫り、北朝鮮のミサイル危機を
煽って不安感情に訴えれば、国民はコロッと騙されると
考えているのでしょう。
――ずいぶんナメられたものですが、メディアが
政府の言い分を垂れ流せば、判断材料も奪われて
しまう。情報の遮断です。
ジャーナリストを萎縮させているのも不安感情です。
記者クラブでの孤立を恐れ、たがいに同調し合う傾向に
陥っている。
会見で権力者を怒らせるような質問をすると、
その記者を排除しようとする過剰な忖度も働いています。
マスメディアが闊達さを失うと、不安感情であれ、
嫉妬であれ、人々はメディアが発信する感情の通りに
動かされやすくなる。
高齢者による自動車事故をメディアが頻繁に報じれば、
「免許を取り上げろ」という魔女狩りのようなことも
起こります。
きちんと統計にあたれば、実際は高齢者よりも
25歳以下の若者の方が事故を起こす確率が高いのに、
免許取得年齢を引き上げろとは誰も言わない。
統計ではなく感情で政策が決まる稀有な国なのです。
■弱者に冷たい「男性ホルモン欠乏政治」
――感情的な投票行動は、結果的に国民が
損をすることになりそうですが……。
これほど感情的な選挙を行っている国は、
おそらく他にありません。
いまの日本という国家を家族に例えるならば、
こういうことです。
安倍首相を“お父さん”としましょう。
この家の収入は50万円なのに支出は100万円も
あって、1000万円もの借金を抱えている。
そのうえ両親は寝たきりで、医療・介護費の負担は
年々、増えていく。
子どもは学力が低く、教育費もかさむ。
そんな満身創痍の状態なのに、隣の家族がガラが
悪くて物騒だからと、お父さんは自宅のセキュリティー
システムや、不審者を返り討ちにするための護身具に
バンバンお金をつぎ込んでいる――。
一家の大黒柱がそんなむちゃをしていれば、
普通は「そんなムダ遣いして!」と文句のひとつも
言いたくなるでしょうが、「さすがうちのお父さんはスゴイ」
と拍手しているのが日本の有権者ではないでしょうか。
――冷静に考えれば、いつ来るか分からない泥棒を
恐れて警備に散財している場合ではない。
このままでは早晩、この家は行き詰まります。
隣家の脅威よりも、足元の生活が揺らいでいることが
問題で、そこを立て直すことこそが家族の「命と安全を守る」
ことなのに、本当にあるかどうかも分からない外の
脅威に大騒ぎして、目の前の深刻な問題への対策を
放置しているのが日本の現状です。
たしかに北朝鮮の核・ミサイル開発はけしからんこと
ですが、社会の底が抜けるかもしれないという足元の
脅威の方が起きる確率が高いのに放置し、
北朝鮮の暴発という確率の低いことに必死で対策している。
それも、役に立つかも分からないミサイル迎撃システムに
数千億円を投じるくらいなら、核シェルターを全国に整備
した方がはるかに現実的です。
――外部に敵をつくることで求心力を高めようと
しているだけで、本当に国民の方を向いた政治が
行われていない。
興味深いデータがあります。
男性ホルモンが多いと性欲や攻撃性が強くなると
思われていたのですが、最新の研究では、人づきあいが
円滑になったり、奉仕の精神が生まれやすいことが
分かってきました。
男性ホルモンが減ってくると、女性だけでなく、
人間そのものに対する興味や、ボランティアの心が
なくなってくる。
安倍首相をはじめとして、弱者に冷たい今の日本の政治は、
総じて男性ホルモンが欠乏している状態だといえるでしょう。
そういう政治が続いていいのかが、来る国政選挙で
問われているのだと思います。
(聞き手=日刊ゲンダイ・峰田理津子)
▽わだ・ひでき 1960年大阪府生まれ。
東大医学部卒。米国カール・メニンガー精神医学学校
国際フェローを経て、現在は精神科医。
「感情的にならない本」「『高齢者差別』この愚かな社会」
など著書多数。
【転載終了】
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とにかく、マスコミがアンダーコントロールされていて、
情報が少ないのでTVや商業新聞に踊らされるという
ところもあるでしょう。
いろいろな情報を集め、その中から方向を見出すような、
情報リテラシーの訓練が必要ですね。
安倍首相をたとえにしたところは“そのまんま”で
笑ってしまいましたが。
Posted at 2017/10/02 07:51:21 | |
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ニュース | 日記
2017年10月02日
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■「北海道民進党」は希望の党に行かず
選対会議で方針固める
小池独裁への反旗は北の大地からあがった ―
民進党北海道連はきょう選対会議を開き、
10日公示の総選挙に希望の党からは立たず、
立候補予定者全員が「民進党」として戦う方針を
固めた。
民進党は北海道12選挙区のうち11選挙区で
候補者を立てている。
どうしても希望の党から出馬したいという候補
予定者には、同党から立候補しないよう説得する
という。
原則的には「オール北海道」として11人全員が
「民進党」として立候補することを目指す。
北海道では、民進党の立候補予定者のうち
逢坂誠二(8区)、道下大樹(1区)ら4氏が、
希望の党から立たないことを表明していた。
選対幹部によると、北海道連は民進党本部に
両院議員総会を開くよう求めるが、民進党の名前で
選挙を戦うことが不可能になれば、新党を視野に動く。
共産党北海道委員会は「護憲」「安保法制反対」で
政策が一致できれば、選挙共闘するとしており、
一時は危ぶまれた野党共闘が復活することになる。
過去のデータなどに基づけば、野党統一候補が
9選挙区で勝つものと見られている。
北海道の動きが他の地域に広がれば
「自公対小池新党」の構図は変わってくる。
農業と炭鉱の地、北海道は伝統的に社会党(現・社民党)
が強かった。
開拓の精神が今なお息づいており、政党人も有権者も
リベラルの気風に富む。
「極右独裁政党の踏み絵を踏むつもりは さらさら ない」
ということである。
【転載終了】
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民進党の枝野幸男議員らも新党結成の方針を
固めたことが分かりました。
現時点で発表されている情報によると、
新党には赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)や
辻元清美氏(大阪10区)、阿部知子氏(比例南関東)
らが参加する見通しで、元民進党議員を中心に
現職議員で10~20人ほどの規模になるとのことです。
また、約60人くらいが希望の党から弾かれそうですが、
この議員たちも枝野新党から立候補するかも?
何れのしろ、共産党を含めた野党共闘がないと
厳しいでしょう。
昨日の日曜討論では、希望の党の若狭氏が出演し、
他党から突っ込まれてしどろもどろのところもあった
ようです。
やはり、小池氏が出馬しないと票がそれほど集まら
ないかも?
ある情報では、9月20日に東京都内のホテルの
和食店で、橋元徹前大阪市長、松井一郎大阪府知事、
小池百合子知事、そして竹中平蔵元経済財政相の
4人が会談しており、竹中氏が会談をセットしたようです。
この人が関わっているとすれば、いよいよアメリカの
意思が働いているのは濃厚ですね。
有権者は、投票行動を熟慮したほうがいいですが、
無党派層は流されるので心配ですね。
Posted at 2017/10/02 06:55:26 | |
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