2022年04月08日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ロシア国民20万人が逃げ出した!
プーチン大統領を窮追する
「人材スカスカ」危機
公開日:2022/04/08
ウクライナでは400万人以上が戦火を
逃れて国外に避難している。
一方、戦場ではないロシアでも国外脱出
が相次いでいる。何が起きているのか。
トルコの地元メディアはウクライナ
侵攻後、少なくとも1万4000人の
ロシア国民が入国したと報じた。
ロシア人が事前のビザなしで入国できる
トルコ、ジョージア、アルメニアなど
にはロシアからの脱出者が大挙している
という。
■IT技術者、富裕層の大量出国
国の将来に絶望し、出国できるうちに
脱出をはかるロシア人は少なくない。
ロシア人経済学者の
コンスタンチン・ソニン氏の推計による
と、侵攻後半月で約20万人がロシアを
離れたという。中心は富裕層や知識層。
出国するお金があり、政権に批判的な
情報も知っているからだ。
国家から次々に人が逃げ出すとは末期的
だ。
政権にとって痛手なのがIT人材の流出
だ。
プーチン政権が次々とインターネットへの
規制強化を打ち出したため、IT技術者の
脱出が加速している。
3月下旬の時点で5万~7万人のIT技術者が
出国し、4月にはさらに10万人が離れる
との試算もある。
ロシア政府は3月29日、流出に歯止めを
かけるため、IT技術者の兵役の「延期」を
認めると発表。かなり慌てている様子だ。
■政権内「打倒プーチン」も
国際ジャーナリストの春名幹男氏が
こう言う。
「ウクライナ侵攻後、海外企業は次々と
ロシアから引き揚げています。また、
統制が強化され、多様な情報にもアクセ
スできない状態が続いています。とても、
マトモなビジネスや研究が行える環境で
はありません。ビジネスマンや研究者は
このままロシアに残っていても展望を
開けないと思っているはずです。優秀な
人材なら、他国も喜んで受け入れる。
戦争を続ける限り、人材の流出は止まら
ないでしょう」
富裕層や優秀な人が次々と去れば、
ロシアはスカスカの国になってしまう。
「国の発展にとって重要なのはやはり
人材です。これ以上、優秀な人材が流出
し続ければ、政権内でも危機感が強まり、
戦争継続に『待った』がかかってもおか
しくありません。それでも、プーチン
大統領がかたくなに戦争を継続すれば、
“打倒プーチン”の動きにつながる可能性
があります」(春名幹男氏)
戦争にブレーキはかかるのか。
【転載終了】
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内部崩壊の始まりですかね?
国家親衛隊の中からも戦地への
出動命令を拒否する隊員がでてき
ているようですが、軍のクーデター
の可能性は?
Posted at 2022/04/08 08:36:46 | |
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2022年04月08日
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■【キーウ発】首都近郊は露軍戦車の
墓場になった
2022年4月8日

マスグレーブが見つかったブチャ。
ロシア軍戦車の残骸が道を埋め尽く
していた。=6日、撮影:田中龍作=
開戦から41日目、4月7日。
「プラハの春」(1968年)。
チェコの民主化をソ連軍戦車のキャタピラー
が蹂躙したモノクロームの映像を思い浮か
べながら、私は準備をしてきた。
ロシア軍戦車は大統領府を押さえるはず
だから、この物陰から撮影して、この道順
でホテルまで走って帰って、
『田中龍作ジャーナル』にアップロード
して・・・気持ちは壮大だった。
ロシア軍の戦車部隊が首都侵攻を目指し
ていたことは間違いない。
ところが、キーウの入り口で ことごとく
ウクライナ軍に撃破されているのである。
いずれも幹線道路沿いで、砲身はキーウ
方向に向いたままだ。

戦車の傍らにロシア軍兵士のブーツが
脱ぎ捨てられていた。
=5日、キーウ近郊 撮影:田中龍作=
戦果をチェックに来たウクライナ軍兵士
に、どの兵器がロシア軍の戦車に対して
有効だったのかを聞いた。
焼け焦げた敵方の戦車をビデオに収めて
いた兵士は「ドローン」
「対戦車ミサイル(Javelin)」「砲撃」
の順で答えた。
ほとんど無傷で「生け捕り」にされた
ロシア軍戦車もある。
その場合、たいがいロシア軍兵士のブーツ
が脱ぎ捨ててある。
捕虜になったのか、逃走したのか。

戦車は上空からの攻撃に弱い。ドローンに
やられたのだろうか。焼け焦げてはいるが
原形は留めていた。
=5日、キーウ近郊 撮影:田中龍作=
ロシア軍戦車部隊は完膚なきまでに叩き
のめされた。
ロシア軍が部隊を立て直して再び首都攻略
を目指したとしても、通常戦で勝利するの
は難しい状況だ。
米国防総省は6日、ウクライナに自爆型
ドローン「スイッチブレード」100機を
提供した、と発表した。
首都周辺から敗走するロシア軍に追い討ち
をかけるに等しい。
焦ったプーチン大統領が大量破壊兵器を使用
したりはしないか。気がかりでしょうがない。

「生け捕り」にされたロシア軍戦車には
夥しい数の砲弾が残されていた。
=5日、キーウ近郊 撮影:田中龍作=
【転載終了】
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ロシアは、相当数の洗車を失った
のでしょう。
「対戦車ミサイル(Javelin)」の
威力が大きいようですね。
Posted at 2022/04/08 08:00:41 | |
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