2022年05月25日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ロシア軍は戦力“ジリ貧”で停戦渇望か
交渉団代表「対話を続ける用意」発言
の意味深
公開日:2022/05/24
ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始
してから24日で3カ月。
欧米からの武器供与で“戦力充実”の
ウクライナ軍とは対照的に、ロシア軍の
戦力はジリ貧だ。
今後、劣勢に立たされる見方もあり、
プーチン大統領が「停戦」を渇望している
可能性が出てきた。
◇ ◇ ◇
ウクライナとの停戦交渉でロシア側の
代表を務めるメジンスキー大統領補佐官が
意味深な発言をした。
22日のベラルーシのテレビ番組で
「われわれには対話を続ける用意がある」
と主張。
双方が基本的に同意した和平交渉の草案を
ウクライナ側に1カ月前に提示したのに、
具体的なレスポンスがないという。
「ボールは完全にウクライナ側にある」と
し、
「プーチン大統領とゼレンスキー大統領の
首脳会談をロシア側は拒否していない」と
強調した。
表向きはウクライナ批判だが、中身は
停戦交渉の呼び掛けである。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は
こう言う。
「停戦交渉を頓挫させているのはロシアでは
なく、ウクライナだとアピールしているのは、
政権内で停戦交渉を求める意見が出てきてい
るのだと思います。それだけでなく、プーチ
ン大統領が本気で停戦を望んでいる可能性も
あります」
欧米がウクライナに追加供与する武器は
6月中旬以降に揃う見通しだ。
一方、ロシア軍はウクライナに投入した
地上戦力の3分の1を失ったとの分析もある。
戦力損耗率が30%を超えると軍隊として機能
しなくなるとされ、ロシア軍は兵士や武器を
かき集めようと必死になっているが、限界が
ある。
■戦況が不利になる前に・・・
ロイターの報道によると、英国王立防衛
安全保障研究所のニール・メルビン氏は
「時間の経過とともにロシア軍が不利になる
のは間違いない。彼らは装備、とりわけ新型
ミサイルが枯渇している。そして当然ながら、
ウクライナ軍はほぼ毎日強くなっている」と
指摘している。
「ロシア軍はマリウポリを制圧しましたが、
他の地域では一進一退の攻防が続いています。
今後は欧米の武器供与の効果が出てくるので、
ウクライナ軍が反転攻勢に出る可能性が高い。
劣勢になったロシア軍が停戦交渉をしても、
ウクライナから譲歩は得られません。戦況が
不利になる前にロシアが停戦交渉を急いでも
おかしくありません」(世良光弘氏)
23日のロイターは、ロシアのルデンコ
外務次官が
「ウクライナが建設的な立場を示せば、直ち
に交渉に復帰する用意がある」と語ったとの
ロシア通信の報道を伝えた。
プーチン大統領は停戦に向けて動くのか。
【転載終了】
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9回も渡河作戦を失敗し、巡航ミサイル
がウクライナの海水浴場のトイレを破壊し
たようです。
「お前らにはトイレにいかさないよ」と
いうメッセージですかね~?
それほど、精度の低いものを使っている
という事なのでしょうね。
お粗末としか言いようがないです。
誘導装置は60年前のものをいまだに使用
しているようなので、戦争を止めたくなる
のもわかります。
Posted at 2022/05/25 10:05:50 | |
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ニュース | 日記
2022年05月25日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■重病説のプーチン大統領が6.12
「ロシアの日」に作戦終了か・・・
後継候補に36歳の“危険な男”
公開日:2022/05/24
進退を考えているのか。
ロシアのプーチン大統領(69)に重病説
が浮上する中、ある人物が後継候補と
して注目されている。
36歳という若さながら、大統領府の局長
を務めるドミトリー・コバリョフなる
人物だ。
話題になったのは、
5月9日の「対独戦勝記念日」に開催され
た軍事パレードでの一幕だった。
「若い男性がプーチン大統領と親密そう
に話す動画を、ウクライナ出身のレーシン
グドライバー、イゴール・スシュコ氏が
ツイッターに投稿。『プーチンが指名した
後継者ではないかとの噂が飛んでいる』と
ツイートすると、世界中に一気に拡散され
『男性はコバリョフ氏』と特定されるに
至ったのです」(国際ジャーナリスト)
筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
はこう言う。
「コバリョフ氏はパレードでプーチン大統
領に顔を近づけ、32秒間も会話していまし
た。特別な存在でなければ、ここまで近づ
いて話すことなどできません。いま『ポス
トプーチン』として最も注目されています」
映像を見る限り、コバリョフ氏は高身長
で精悍な顔つきをしている。
ただの青年ではなさそうだ。
「父親は、ロシアのエネルギー大手・ガス
プロムの関連会社の幹部で、オリガルヒです。
また、石油最大手・ロスネフチ会長でプーチ
ン大統領の側近でもあるイーゴリ・セーチン
氏ともパイプがあるとみられている。また、
プーチン大統領が側近とともにつくったアイ
スホッケーチームのメンバーでもあります。
さすがに若すぎると思われるかもしれません
が、もし後継指名されるなら、プーチン大統
領がバックにつき院政を敷くということで
しょう」(中村逸郎氏)
■「強いロシア」を目指し強硬姿勢の可能性も
6月中にプーチン大統領が後継者を“指名”
する可能性もあるという。
「重病説があるプーチン大統領は、最近明ら
かに様子がおかしく、体調的にもう続けられ
る状態ではない可能性があります。建国の日で
ある『ロシアの日』の6月12日を節目に軍事
作戦を終了させ、自らは療養期間に入り、その
後、折を見てコバリョフ氏を後継指名しても
おかしくありません。プーチン大統領自身も
1999年12月31日、当時のエリツィン大統領に
突然、後継者である大統領代行に指名されまし
た。当時と同じく“サプライズ”的な展開を思い
描いていることが考えられます」(中村逸郎氏)
コバリョフ氏が最高権力者に就くと、
ロシアはより危険な国になる可能性もある。
「コバリョフ氏は、落ち目だったロシアを
立て直したプーチン大統領をリアルタイムで
見てきています。14年のクリミア併合の時は
20代後半で、まだ血気盛んな時期。大統領に
就任すれば、『強いロシア』を目指し強硬
姿勢に出てくる可能性があるでしょう」
(中村逸郎氏)
さらなる混乱の原因となるのだろうか。
【転載終了】
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6.12「ロシアの日」に作戦終了か?
とありますが、それでは敗戦となりま
すよね。
西側は欧米寄りの政権でないと、
制裁を解除しないでしょう。
疲弊しきったロシア経済の立て直し
は不可能だと思います。
ドミトリー・コバリョフ氏の後継
大統領はないと思うのですが?
多分、経済制裁がさらに強まるような
ことになれば、プーチン筋の人物を
オルガリヒやシロビキが反対するので
は。
Posted at 2022/05/25 09:32:58 | |
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2022年05月25日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ロシアの軍事費はアメリカの12分の1・・・
経済力がモノをいうウクライナ紛争
公開日:2022/05/25
東西冷戦構造の復活?
これはちょっと違う。
西側(民主主義)陣営と強権国の対立
である。
いや、これも正しくない。
両陣営は複雑に絡み合っている。
ただ、いえることは戦後の国際秩序が
崩壊、国連が機能不全に陥っている事実
だ。
ロシアの暴挙を止められない。
G20も同じだろう。
ロシアはG20のメンバーだし、参加国
の中国、インド、ブラジル、南アフリカ、
インドネシア、メキシコ、トルコ、
サウジアラビア、アルゼンチンはロシア
制裁に加わっていない。
半数がロシアに“同調”している。
とはいえ、今回の戦争はロシアには
厳しい。
いまや、ウクライナ紛争は総力戦だ。
その場合、経済力がモノをいう。
ちなみに、ロシアのGDPは1.7兆ドル
にすぎない。
アメリカのGDP(23兆ドル)の14分の1
だ。
西側陣営の上位10カ国では46兆ドルで
ある。
先の第2次世界大戦ではGM、
クライスラー、フォードなどの工場が
戦車、砲弾、機関銃、航空機を量産した。
フォードはB-24爆撃機を1時間に1機の
ペースで生産したという。
現在、ロッキード・マーチン、
レイセオン・テクノロジーズが携行型の
地対空ミサイル「スティンガー」、
対戦車ミサイル「ジャベリン」、
自爆攻撃機能を持つドローン
「スイッチブレード」などをフル生産し
ている。
すべて、ウクライナ支援用である。
欧州各国は軍拡にカジを切った。
「自分の国は自ら守る」との意思表示だ。
ちなみに、2021年の世界の軍事支出は
2兆1130億ドルと、初の2兆ドル超え
(名目6.1%増)となったが、今年は
もっと増えるだろう。
アメリカの軍事費は8010億ドルだ。
ロシアは659億ドルと、アメリカの
12分の1にすぎない。
この金額がすべてではないが、劣勢なの
は確かだと思う。
さて、ロシアの取るべき方策は
①プーチン大統領の個人的事情による
政権交代
②兵員の損傷が激しく自発的な撤退
③持久戦を展開・・・の3点に絞られる。
ただ、とりあえず、①と②はないだ
ろう。
残っているのは③だが、少年兵の動員が
うわさされているほど。
いずれにせよ、総力戦はロシアに不利と
なろう。
【転載終了】
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総力戦になると、ロシアの崩壊
は間違いないでしょうね。
すでにその方向に動いています
が、その後は中国包囲網でしょう
か。
中国の経済圏に圧力を加えていく
かも?
プーチンの判断ミスは共産圏の
崩壊にも結び付くような暴挙でし
たね。
何故、習近平は止めなかったのか?
もしかして、習近平はウクライナ
侵攻の成功を台湾侵攻への踏み台に
しようとした?
最近では習近平の足元もぐらつい
ているような情報もありますが。
共産圏の国々には大きな痛手となる
でしょう。
あの軍事大国のロシアが戦争に負け
るのですから。
改めて、西側の近代兵器の威力に
脅威を感じたでしょうね。
Posted at 2022/05/25 09:14:52 | |
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