2025年07月15日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■大谷翔平の「二刀流」起用に逡巡する
ドジャース首脳陣・・・
投手リハビリ順調も打撃めっきり振るわず
公開日:2025/07/14

大谷翔平(C)ロイター/Imagn Images
「すべてはショウヘイから始まった。初回
の3者連続三振で試合の流れをつくり、勢い
も与えてくれた。調子のいいチーム相手に、
初回の3者連続三振は大きな意味がある」
試合後のロバーツ監督は、こう言って
満足げだった。
大谷翔平(31=ドジャース)が日本時間
13日のジャイアンツ戦に今季5度目の先発。
初回に160キロ超のストレートを連発して
3者連続三振に打ち取るなど、3回を1安打
無失点に抑えた。
この投球が試合の流れを引き寄せたから、
8年ぶりの7連敗がストップしたというのだ。
投手復帰後の5試合は計9イニングで
5安打1失点、防御率1.00。安定した投球を
する一方で、打者としては投手復帰後の
24試合で88打数18安打(打率.205)、
7本塁打。
本塁打は放っているものの、本来の調子と
はいえない。
7連敗中に限れば25打数5安打(同.200)、
2本塁打、4打点だ。
そもそも大谷に代わる先発はいても、
大谷に代わる打者はいないというのが球団
の評価。
しかし、いまは「投手・大谷」に救われて
いるだけに、ロバーツ監督も「後半戦は
大谷を先発の5人に入れる」と話す。
■エンゼルス時代よりも負担増

大谷翔平(C)ロイター/Imagn Images
ただ、右肩炎症で戦列を離れていた160キロ
右腕のグラスノー(31)が10日のブルワーズ
戦で復帰、5回を2安打1失点に抑えて復調した。
今月下旬にはサイ・ヤング賞2度のスネル(32)
も左肩炎症が癒えて復帰予定だ。先発の枠が
埋まったときに大谷をどうするのか、フロント
は逡巡しているという。特派員のひとりがこう
言った。
「大谷の起用法を決めるのはフロント、投打
のコーチ、トレーナー、本人、代理人らの合議
制。フロントは本来、大谷を打者に専念させた
い。打者一本で打って走ってチームを世界一に
導いた昨年のとてつもない実績があるからです。
けれども、それでは投打両方やりたい大谷が
納得しない。しかも、投手復帰後は2回目の
右肘靱帯修復手術をする以前より制球が改善さ
れ、球威も増した。次回登板に向けた調整と
登板後のリハビリが加わって負担が増え、疲労
がたまっているのは疑いようがない。打撃に
影響が出ているのは確実だが、だからといって
投手を断念させるわけにはいかない。ただ、
野手として休まずに投手も兼ねる起用法は、エ
ンゼルス時代以上に大谷の体に負担がかかる。
何よりケガだけは避けたいはずですから」
フロントの悩みは尽きないというのだ。
【転載終了】
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家庭環境の変化と30代になり、
アスリートとしてのパフォーマンスの
過度期で疲れが蓄積するようになったの
でしょう。
休養日が必要だと思うのですが、大谷
選手の性格が邪魔をしてしまう可能性も。
調整しながらでないと投手生命が短縮
される可能性も。
Posted at 2025/07/15 10:52:43 | |
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