日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活・・・
安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治
公開日:2025/10/25

まさに第2次安倍政権そのものの真似っぷり
(C)共同通信社
「高市さんが総裁選期間中に言っていた『ジャパン・
イズ・バック』とは『アベ・イズ・バック』だった
のか・・・」
高市首相が発令した官邸スタッフの人事について、
永田町でそんな声が上がっている。
驚くほど「安倍官邸」を真似しているからだ。
高市官邸を取り仕切る政務担当の首席秘書官には
飯田祐二氏(前経産事務次官)、事務の官房副長官
には露木康浩氏(前警察庁長官)を起用した。
まさに第2次安倍政権時代の「今井尚哉首席秘書官-
杉田和博官房副長官」と同じで、「経産省-警察庁」
の出身ラインである。
「高市さんは今井さんに秘書官として戻って欲し
いと打診したものの断られ、代わりに後輩を紹介さ
れたようです。もっとも、今井さんは内閣への助言
役である内閣官房参与には就きました」
(官邸事情通)
安倍政権で今井氏は経済政策だけでなく外交にも
関与し、「陰の首相」「経産省内閣」と呼ばれるほ
どだった。
官房副長官だった杉田氏は内閣人事局長を兼務し、
霞が関の幹部人事を一手に握って「官邸の守護神」
と呼ばれた。
加計学園問題で「行政が歪められた」と告発した
前川喜平元文科次官の出会い系バー通いが報じられ
た件では、その情報を入手し、前川氏に圧力をかけ
ていたのが杉田氏だった。
あの時代を彷彿させる人事で、霞が関を再び
恐怖政治でコントロールしようということか。
■安倍官邸以上に首相のトップダウンがきつくなる?

「影の首相」と呼ばれた今井尚哉首席秘書官
(右は、安倍首相=当時)/(C)日刊ゲンダイ
高市の安倍模倣は、国家安全保障局長人事でも。
外務省出身の市川恵一氏は、安倍が提唱した
「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想に
起草段階から関わった人物。
駐インドネシア大使への人事が発令済みだったの
をひっくり返して、官邸に入れた。内閣危機管理監
の増田和夫氏(前防衛次官)も安倍政権時の首相
秘書官だ。
「人事と情報を握って1強を極めた安倍官邸の
焼き直しを狙っているのでしょう。高市首相本人
は情報系に弱いので、それを補強する人事にも見
えます。彼女は人事好きで、人に任せられないタ
イプ。安倍官邸の時以上に首相のトップダウンが
きつくなるかもしれません」
(ジャーナリスト・山田惠資氏)
悪夢の強権官邸が復活──。
「女性初」の珍しさや「ハネムーン期間」でテレビ
は高市のことをチヤホヤしているが、放送局の停波
に言及したこともある強権首相だ。
好き勝手やらせては禍根を残す。
【転載終了】
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最初、所信表明演説を聞いて、
「あ、安倍晋三そっくりだな」と思いました
ね。
こりゃ、経済政策も安倍政治継承なので、
経済が致命的に悪くなるなと思いました。
Posted at 2025/10/25 07:39:33 | |
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