2017年11月25日
MONEY VOICE
【転載開始】
<京大の心理実験でわかった「10%消費増税」が
日本を滅ぼすメカニズム>
※抜粋
■「消費税10%」の何がヤバいか?
なぜなら、「10%」になれば消費税分の計算が
著しく簡単になり、消費税の「心理的負担感」が
格段に大きくなることが危惧されるからです。
まず、3%や8%等の場合には、消費税の金額の
計算は少々「ヤヤコシイ」ため、面倒くさいから
「消費税分は切り捨ててゼロだ」と見なして買い物を
していた人が少なからず居られたはずです。
そういうケースにおいては当然、消費税が課せられ
ていても、買い控え効果はあまり生じません
(注:心理学では認知的負荷が多い場合は、情報
処理の合理性が低下することが知られています)。
ところが10%になればそういうケースはほとんど
考えられなくなります。
「価格の1割」という計算は、著しく簡単だからです。
そうなれば、計算のヤヤコシサゆえに今まで消費税分
を十分に考えてこなかった消費者たちも皆一斉に、
消費税分の計算を始めることになります
(つまり、認知的負荷が激減するので、消費者行動の
合理性が跳ね上がるのです)。
結果、「10%増税」は、これまでとは比較にならない
くらい大きなインパクトを消費者に与え、消費が激しく
縮退してしまうことが危惧されるのです。
■5%→8%よりも、8%→10%の方が影響は大きい
当方はこの可能性を実証的に確かめるために、
心理実験を行ったのですが――誠に残念なことに、
当方のこの危惧を明確に実証する結果が得られて
しまいました。
実験の結果得られたデータを統計分析したところ、
「10%への2%増税」は、これまでの「1.4倍もの消費
縮退効果」を持つことが示されたのです。
このことはつまり、2014年の8%増税よりも今回の
10%増税の方が(その増税幅は2%に過ぎぬとしても)、
「10%になる」ということそれ自身が原因で、
より大きく消費を縮退させることを意味しています。
■特に女性の買い控えが加速する
しかも男女別に分析をしたところ、その
「10%増税の特別効果」は、女性において凄まじく
顕著であることも示されました。
女性にとっての「10%」の特別効果は、これまでの
実に「2.9倍」にも達することが示されたのです。
このことはつまり、女性は概して、消費税が
10%になった途端に、激しく「買い控え」を
しはじめることを意味しています。
こうした結果を踏まえるなら(各推計値については
追試等を重ね、精緻化を図ることも必要ですが)、
10%増税がこれまでとは「次元」の異なる巨大な
「消費縮退効果」を持つことそれ自身については、
理論的にも、実証的にも、否定しがたいものと考え
ざるを得ません。
■なぜ政府機関で議論されない?増税の心理学的な
悪影響
ところが、これまでの消費税を巡る諸議論の中で、
この「認知的負荷」に着目した心理学的な10%増税
インパクトが考慮されてきたのかと言えば――
そういう気配はまったくありません。
内閣官房参与としてや学者として、この問題が正式に
議論されたことを、筆者は未だかつて知りません。
これは大変に恐ろしい状況です。
ただでさえ、2014年増税のせいで、未だに日本人の
給与も消費も物価も低迷し続けています。
直近のGDP統計では、内需の名目GDPは、1兆円近くも
縮小するという「マイナス成長」を記録しています。
ここまで低迷した日本経済に、これまでとは次元の
異なる破壊力を持った10%増税という「(経済的な)
核弾頭」が(無為無策のままに)打ち込まれてしまえば、
日本はもう二度と立ち上がることのできぬ程の被害を
受けることとなるでしょう。
そして所得は下落し、格差は拡大し、多くの失業、
倒産が蔓延し、何十万人、何百万人という人々が
不幸の底へとたたき落とされることとなるでしょう――。
まさに悪夢。
【転載終了】
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男性はあまり消費税の計算をしないで
買い物しますが、女性は消費税込みの
計算しますね。
男性が消費税の計算するとすれば、
財布の中身が寂しいときでしょうか?
私は、絶えず妻に「値段みてきた?」と、
詰問されます!(笑い
10%は確かに簡単ですから、男性も計算
するかも。
既に我が家では、10%の場合の建築費や
車購入時の計算をしちゃってます。
(買わないけど)
政府が議論しないのは、8%のときに
トップが小学生でも間違えないような恥ずかしい
計算間違いをしたから、10%なら間違えないと
考えたのかも!(失礼)
政府は3度目の先送りを検討していたが、
議論しないのは、森友で財務省に借りが
あるからでしょうかね?
消費増税(財務省)が安倍政権の生殺与奪を
握っているかも。
いま、昼食用にソーセージを持ってきたのですが、
いつの間にこんなに小さくなっていたんでしょうか。
これでは消費税が二重にかけられているような
ものです。
Posted at 2017/11/25 09:53:28 | |
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ニュース | 日記
2017年11月25日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■20代男性に蔓延中 “休日ひきこもり”は脳にどんな影響が?
2017年11月25日
“休日ひきこもり”の若者が増えている。
21日に発表された国交省の全国都市交通
特性調査によると、その日に一度でも外出した
人の割合を示す「外出率」は全体の平均が
平日80.9%、休日59.9%だったのに対し、
20代の男性は平日81.1%、休日51.1%と、
休日ひきこもりの傾向が顕著に見られた。
まあ、平日はバリバリ働いたぶん、休日は
部屋の中でダラダラしたい気持ちは、
若者じゃなくてもよく分かる。
休日ぐらいは寝坊もしたい。
読書や、テレビでも見ながらゴロゴロ、うとうと
するのも至福の時だ。が、休日引きこもりにも
“悩み”はある。
「休日はヘトヘトで、どこかに出かけようとか、
誰かに会おうなんて気にならない。お腹がすい
たらスナック菓子を食べ、スマホをいじっている
うちに、気づいたら休みが終わっています。
『また時間を無駄にした』なんて罪悪感だけが残る。
ずっとこんな生活を続けていたら、脳ミソが腐っちゃう
気がするんです」(流通・29歳・男性)
身につまされる読者も多いんじゃないか。
確かに、一日中ひきこもっていたら頭がボケて
しまいそうで、不安になる。
脳に関する多数の著書がある医学博士の
米山公啓氏は「もちろん脳には休息も必要ですが、
休ませてばかりもよくありません」とこう続ける。
「脳は適度なストレスによって活性化するからです。
脳に刺激を与えるという意味では、休日に散歩に
出かけるのもいいでしょうが、かといって、休日
ひきこもりが悪いわけでもない。何もしたくないと
思っても、自然と脳が刺激を求めて何かを始め
ようとします。『退屈だ』と感じ、本を読んだりテレビ
を見たりスマホをいじったりしているうちは、問題ない」
退屈すら感じなくなったときが“黄色信号”らしい。
「重要なのは、部屋の中にひきこもって何をしている
かです。脳が刺激を求めなくなり、一日中、ひたすら
ボーッとしている状態が続くようでは、うつ病の可能性
もあります」(米山公啓氏)
休日に誘う相手もいない。これといった趣味もない。
「ひきこもっていていいのか」なんて、あれこれ悩んで
いるうちは、大丈夫そうだ。
【転載終了】
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私も、定年を迎えてから親の面倒を看ているので、
買い物以外で家から出ることが少なくなっています。
そんなこともあり、自治会の役員のお話が回って
きたので、最初は比較的軽い役から役員を引き受ける
ことにしました。
Posted at 2017/11/25 08:11:59 | |
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ニュース | 日記
2017年11月25日
週刊朝日
【転載開始】
■貴乃花親方がバッシングされても相撲協会と決裂した本当の理由
日馬富士暴行事件を巡って22日、
日本相撲協会役員室に呼び出され、
弟子の貴ノ岩への聴取協力を要請されたにも
関わらず、「お断りします」ときっぱり拒否した
貴乃花親方(元横綱)。
八角理事長(元横綱・北勝海)率いる日本相撲
協会と決裂した格好だが、その真意は何なのか。
報道陣の取材に頑なに沈黙する貴乃花親方だが、
その有力後援者がこう代弁した。
「貴乃花親方、貴ノ岩は被害者なのに、ここまで
批判されるのは、的外れだと思います。ビール瓶か、
手で殴ったのかは別にして、実際に暴行があったの
は事実じゃないですか。天下の横綱日馬富士が後輩
に暴行した事実はとても重いですよ。今回、貴乃花
親方が貴ノ岩にモンゴル力士の飲み会に行くのを
OKしたのは、貴ノ岩の母校、城北高校の関係者から
の誘いがあり、行かなきゃ失礼だと了承したのです。
だから白鵬、日馬富士だけでなくたくさんのモンゴル
力士が集うということは想定していなかった。そりゃ、
城北高校OBの逸ノ城や照ノ富士ぐらいが来るのだろう
と思っていたようだ」
この後援者によると、貴乃花親方が日馬富士の暴行
を知ったのは、10月26日午前だったという。
そして貴乃花親方がすぐ伊勢ケ浜親方に連絡を
取ったところ、日馬富士は殴った事実関係を認め、
謝罪があったという。
「伊勢ケ浜親方から穏便に示談で和解できないか、
という趣旨の話を持ちかけられたそうです。だが、
貴ノ岩の頭は切れて、流血していた。貴乃花親方は
伊勢ケ浜親方が暴行を軽く見ているように感じたそう
で、弁護士らと相談する一方、他の同席した関係者
にも事情を聞いた上で、貴ノ岩を帯同して鳥取まで
出向き、被害届を出したそうです。
貴乃花親方は当初、九州場所がはじまるまでに
相撲協会が伊勢ケ浜親方、日馬富士から事実関係
を調査し、何らかの処分を公表してくれると願っていた。
しかし、伊勢ケ浜親方からはその後、アプローチもなく
九州場所に日馬富士は何事もなかったように出場して
いた。
『こちらがやられているのに、何も言ってこない』
と貴乃花親方はかなり不満だったようだ」(同前)
日本相撲協会は14日、暴行が発覚した日馬富士の
九州場所休場について頑なに「左腕の負傷によるもので、
問題を受けての謹慎ではない。
あくまで診断書が出ての休場であり、罰ではない」などと
説明した。
「例えば、日馬富士が記者会見を開き、謝罪し、九州
場所は自ら謹慎して休場していれば、被害届を下げた
はず。貴乃花親方は当初、『ことを大きくはしたくない』
などと言っていましたから。このままだと暴行事件が
うやむやにやり、相撲協会にもみ消されてしまうと危機
感を募らせたようです」(同前)
相撲協会は過去にも時津風親方や朝青龍の暴行事件
などを隠ぺいしようとし、問題となったこともあった。
「貴乃花親方は常々『相撲協会は閉鎖的で昔のまま、
変わっていない。もっとオープンにしないと時代から取り
残され、相撲は国技として存続できなくなる』と言い、
今回の事件もきちんと発表すべきと考えていた。おまけ
に、八角理事長とは関係がよくない。巡業部長というのは、
1年の半分は巡業とその打ち合わせで地方回り。貴乃花
親方に近いある親方は『貴乃花が目障りなので、東京から
遠ざけようと八角理事長らが事業部長に左遷した』と八角
理事長を批判していた。理事らがマスコミに、貴乃花親方
の対応をすごく批判的にリークしているのにもカチンときて、
ますます頑なになっていると思います。『出るところに出て、
徹底してやるしかない』と貴乃花親方は覚悟を決めている
ようです。簡単には和解できないと思う」(相撲協会関係者)
ある親方は匿名を条件にこう相撲協会の内情を明かす。
「相撲協会、伊勢ケ浜親方、日馬富士は殴ったことは
事実なのだからとにかく、貴乃花親方と貴ノ岩に謝り、
早く和解すべき。せっかくの相撲人気に水を差し、ファンが
離れてしまう。また閉鎖的な相撲協会とレッテルを張られ、
ダメージは測りしれない。貴乃花親方が頑ななのは、協会
への不満があるからでしょう。日馬富士は当然、引退か、
出場停止の処分が下されないといけない。伊勢ケ浜親方
や協会幹部も処分対象ですよ。そうした処分の中身や
今後について方向性を協会は示した上で、貴乃花親方
と交渉しないと難しいでしょう。貴乃花親方だって拳を
振り上げた以上、軽々しく協会との話に応じたら、メンツ
丸つぶれです。それと暴行がこれだけの大騒動になった
のは、協会がモンゴル力士を管理できない裏返しでもある。
協会の幹部は責任を取りたくないものだから、何も動こうと
せず、影で貴乃花親方の悪口ばかり言っている。協会は
ごまかそうとか、保身を考えるのではなく、ファンあっての
相撲ということを肝に銘じて、早く沈静化させるべきです」
迷走する一方の暴行事件の解明だが、果たしてどんな
決着となるのか。
【転載終了】
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日馬富士が初日から連敗したのは、被害届が
出されたのを知っていたからでしょうかね?
相撲協会の隠蔽体質がことを大きくしてしまい、
手打ちはないということでしょうか?
まあ、ここまで来てしまうと示談も難しいのかも。
Posted at 2017/11/25 07:46:03 | |
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ニュース | 日記
2017年11月24日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日馬富士事件に朝青龍、旭鷲山も参戦
日蒙関係悪化懸念も 2017年11月24日
大相撲の横綱日馬富士による暴行事件の発覚以来、
“貴のカーテン”の向こうに雲隠れしている被害者の
貴ノ岩だが、その証言の一端がようやく漏れてきた。
今回の騒動で急きょ来日した元モンゴル人力士の
元小結旭鷲山が23日更新したフェイスブックによると、
旭鷲山はこの日、貴ノ岩と電話で会話した。
貴ノ岩は「日馬富士が説教している最中にスマホを
いじったとされているが、違う。
みんなで話しているときに日馬富士がいきなり殴ってきた」
「灰皿やカラオケのリモコンで40~50発殴られた」
「部屋に戻ったら頭が痛くなり、片方の耳が聞こえなくなり、
今も聞こえにくい」「事件の翌日、病院に行って頭の傷を
縫った」などと話したという。
また、モンゴルの大統領特使を務める元横綱朝青龍が
バトトルガ大統領に今回の事件を報告。
大統領も日蒙友好にヒビが入ることを懸念しているという。
今回の事件では、貴乃花親方の“貴ノ岩隠し”や
日本相撲協会への協力拒否など不可解な言動に批判の
声が上がっているが、NHKは23日の九州場所12日目の
テレビ中継の解説者から貴乃花を外した。
NHKは変更理由を明かしていないが、独善的な態度を
押し通す貴乃花が徐々に追い詰められてきていることは
間違いない。
【転載終了】
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ダワーギーン・バトバヤル氏(旭鷲山)は、
大統領特別補佐官という立場で来日しているので
しょうかね?
貴乃花親方がこれだけ沈黙を守るには、
それなりの覚悟があってのことなのでしょう。
しかし、如何せん、多勢に無勢感は否めません。
モンゴル大統領が安倍首相と話す可能性も
示唆していましたが、安倍首相が下手な介入を
しなければいいのですが。
何れにしろ、場所後にあるといわれる白鳳の
事情聴取後に、日馬富士の起訴があるかないか
でしょうかね?
Posted at 2017/11/24 16:34:45 | |
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ニュース | 日記
2017年11月24日
文春オンライン
【転載開始】
■前文部科学事務次官いわく、ネトウヨは「教育の失敗」
文部官僚は地味と寡黙で知られる。
政治家にほとんど転ぜず、著作も少ない。
それゆえ、まずは物珍しく読んだ。
先日発売された、前川喜平と寺脇研の対談本
『これからの日本、これからの教育』 (ちくま新書)
である。
対談者のふたりについて詳しい説明はいるまい。
前川は加計学園問題で一躍有名になった
前文部科学事務次官、寺脇は「ゆとり教育」の
推進で知られる元文部官僚だ。
■ネトウヨは「学び直す機会が必要」
能弁な寺脇にくらべて前川は控えめながら、
ときおり驚くような発言をする。
「『ネトウヨ』といわれる人たちは、きっと自己肯定感
の低い人たちなんだろうと思います。『個の確立』が
できていないのでしょうね。ある意味、教育の失敗だと
思います。学び直す機会が必要なんじゃないでしょうか」
教育行政の事務方の前トップから直々に「教育の失敗」
と認定され、「学び直せ」といわれるネトウヨもなかなかに
哀れである。
「ひとりひとりの学ぶ権利の保障」を丁寧に説く前川だけに、
その放言はいっそう際立つ。
よほどネット上の批判が腹に据えかねたのだろうか。
このほか、官房副長官(当時)の萩生田光一が
事務次官会議で『シン・ゴジラ』を「ぜひ観るように」と
話していた、文科省時代の前川のノートパソコンの
待ち受け画像がチェ・ゲバラの肖像写真だった、
などのエピソードも興味深い。
■良くも悪くも「役人」というキャラクター
ただ、全体的にはやはり物足りないといわざるをえない。
前川については、一方では聖人化され、もう一方では
悪魔化され、両極端な見方が強い。
だが、じっさいはそのどちらでもなく、元行政官がたまたま
目立ってしまったにすぎない。
自身が取り組んできた仕事については熱心に話すし、
その内容は大きく間違ってはいない。
そのいっぽうで、自身が詳しくない、思い入れのない分野に
ついては、あまり語ろうとしない。
ときおり放言もする――。
これは、元行政官でも、元会社員でも、同じことだろう。
たしかに、対談相手の寺脇は、後輩で部下だったことも
ある前川に甘すぎる。
天下り問題や大学行政の問題(予算削減による研究環境
の悪化)などについて、もう少し追及があってもよかった
はずだ。
とはいえ、それもおのずと限界がある。
前川は良くも悪くも「役人」で、キャラクター化がしにくい。
叩いてもたいしてホコリが出ない。
奇人変人のオンパレードだった森友学園問題の登場人物
たちとはそこが大きく違うところだ。
■官邸文部局という実際と、文科省なりの戦い方とは?
文科省は、所管する教育こそ重要(国家百年の大計)だが、
それを自前で切り盛りする力がない。
そのため、旧文部省の時代から、力のある組織に左右されて
きた。
戦前には、内務省に支配されたので、内務省文部局と
揶揄された。
そして戦中には陸軍省文部局。
敗戦後にはCIE文部局(CIEはGHQの特別参謀部。
民間情報教育局)。
高度成長期には自民党文教局もしくは日経連教育局
という具合だ。
それゆえ、加計学園問題をめぐって、今日の強大化する
首相官邸や、その威を借りる内閣府に影響されていたと
しても何の驚きもない。
ただ、「影響」といっても、文科省なりの戦い方はあるらしい。
本書の、教育再生実行会議について触れた部分でそれが
感じられた。
教育再生実行会議は、安倍首相の私的諮問機関で、
保守系の言論人が多数メンバーとなっている。
前川はそのメンバーについて「はっきり言って偏っています」
と断言し、中央教育審議会を使って、教育委員会の見直しに
関し「もう少しバランスのとれた考え方にしようと、修正を図り
ました」と述べている。
■元文部官僚の内輪話を読める機会はあまりない
まさに面従腹背だが、このようなフィルタリングこそ、
文科省が果たすべき役割のひとつなのだろう。
そうしなければ、文科省は、官邸文部局、内閣府文部局に
成り下がってしまう。
もちろん、これはこれで、政治主導が官僚の思惑で
骨抜きにされかねないという懸念も残るのだが。
いずれにせよ、このような元文部官僚の内輪話を読める
機会はあまりない。
私はかつて 『文部省の研究』 を書いたとき、資料集めに
大変苦労した。
世間を騒がす加計学園問題にも、思わぬ拾い物があった
わけである。
辻田 真佐憲
【転載終了】
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我々素人には教育の失敗なのかはわかりませんが、
ヘイトに関しては問題だと思います。
正直、私も何度かネトウヨに絡まれたことがありますが、
「知性のかけらもないな」という感じは受けました。
以前ある准教授がネトウヨの実態に関した研究で、
産経の読者がほぼネトウヨの総数ではないかと、
興味深い研究結果を発表しています。
可なり幅広い世代にわたり存在しているようです。
確かに、産経の主張とネトウヨの主張は似ていますね。
Posted at 2017/11/24 08:24:48 | |
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