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2018年01月30日 イイね!

「憲法守らない安倍首相が改憲なんてとんでもない」・・・アナウンサー 吉田照美さん


赤旗日曜版

【転載開始】

■「憲法守らない安倍首相が改憲なんてとんでもない」
  アナウンサー 吉田照美さん

 気軽にしようよ、政治の話。
アナウンサーの吉田照美さんが赤旗日曜版に
登場して、縦横に語っています。
最近は吉田さんが描いた『晋ゴジラ』はSNS
でも話題になっていました。
息を吐くように嘘をつき、自分のお金のように
海外にお金をばらまくという安倍首相に対する
風刺は的を得ています。
憲法についても憲法守らない知らない政治家が
変えたら大変なことになると危機感を強めています。



赤旗日曜版 1/28

 私は日本人はあまり普段の会話のなかで
『政治に触れなすぎ』だと感じています。
ヨーロッパに行くと、パブでお客さん同士が
熱く政治を語り合っています。
生活と政治は一緒のはずです。
それなのに、日本は政治を政治家がやるものと
考えてみるみたいです。
政治家の方も、変にエリート意識を持って
しまっているけれど、それはおかしい。

 風刺画を描きたくて絵を始めたわけでは
ないんですけど、今の政治にはうっぷんが
たまっているし、描かざるを得ない状況です。
安倍首相を題材にすることが多くなっています。

 映画「シン・ゴジラ」公開時の風刺画は、
「晋ゴジラ」。
キャプションは、このゴジラは、息を吐くように
嘘をつき、自分のお金のように国民の税金を
外国にばらまきます。

 『晋ゴジラ』ではメディアからの取材もあり、
ツイッターの件数が一気に40万件くらい上昇
しました。
本当は、もっと気持ちのいい絵を描いていたい。
風刺画を描かずにすむような世の中になって
ほしいです。

 憲法をちゃんと守ってる人が改憲というならまだ
分からないでもないですが、首相が憲法を守らない
状況で改憲というのはとんでもないことです。
そもそも憲法は権力を縛るものです。
そうした憲法の基本を理解していない首相が改憲と
いうのは、まずいですね。
権力から国民を守るための憲法を、国民を縛るもの
へと変えたいのでしょう。
このままでは危ない。声をあげていかなければ。

 安倍政権のやってきたことをみると、
戦争する国を目指しているとしか思えません。
でもこんな各地に原発がある日本が戦争なんか
始めたらもう滅亡ですよ。
もちろんほとんどの国民は戦争なんて望んで
いませんが、戦争で得をする、もうける人が
いるのも事実です。
亡くなった大橋巨泉さんが言っていました。
『戦争はジジイが決めて、おじさんが命令し、
若者が征く』と。
太平洋戦争で日本は、300万人の犠牲者を出し、
それをふまえていまの憲法が作られました。
また戦争を繰り返すことは断じてあってはいけません。
インターネットを活用した情報発信を強めるとか、
何とかして、いまの日本の政治のあしき流れを
断ち切りたい。

【転載開始】

*************************

 引退した元自民党の議員(野中広務氏など)が
結構赤旗新聞でインタビューに答えています。

 芸能人も登場していますね。

 保守層の方たちが赤旗のインタビューに
応じるなど今まではあまりなかったことなので
しょうが、皆さん、安倍首相の危うさを感じとって
いるのでしょうね。
Posted at 2018/01/30 07:58:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2018年01月30日 イイね!

田中角栄が指摘した通りになっている!




 私も安倍総理と同い年なので戦争を知らない
世代ですが、戦争の悲惨さは認識しているつもりです。

 安倍首相の祖父はA級戦犯なんですが、
戦争犯罪人が首相になれたのはGHQが利用した
からです。

 その呪縛から安倍首相は逃れられない立場です。
Posted at 2018/01/30 07:23:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2018年01月29日 イイね!

『自動車会社が消える日』の衝撃・・・


現代ビジネス

【転載開始】

 トヨタは自動車業界「100年に1度の破壊と創造」を生き残れるか
 『自動車会社が消える日』の衝撃
 2018.01.28 梶山 三郎 現代ビジネス

本書が見通す、未来の自動車業界地図、
そして日本勢の生き残りの可能性とはーー。

■産業界の「王」の激変

 2万点以上の部品で構成される自動車は、機械、
鉄鋼、化学、電気・電子など、あらゆる分野の産業
から資材を調達して組み立てられる。
だから雇用を創出する力といい、国庫に納める税金
の額といい、自動車産業の社会的な影響力は、
他の製造業とは比べものにならない。
製造業の「王様」といわれる所以である。

 アメリカのトランプ大統領が昨年、トヨタを槍玉に
挙げて日本の自動車メーカーに対米投資を迫ったのも、
自動車産業が景気に与える影響が少なくないからだ。
アップルやグーグルなどの巨大なIT産業が台頭する
まで、自動車産業は、産業界の頂点に位置する存在
だった。
「自前で自動車を造ることができるようになって初めて
先進国の仲間入り」とも言われた。

 『自動車会社が消える日』は、「王様」の自動車産業に、
EVや自動運転など、100年ぶりのパラダイムシフトが
到来していることを、事例を積み上げて具体的に
わたしたちに教えてくれる好著である。



 「え⁉ 世界はここまで進んでいるのか」と冒頭から
驚かされることばかりで、クルマ開発の最前線事情が
紹介されるが、後半ではそれを踏まえて、トヨタやホンダ、
日産、マツダ、VW(フォルクスワーゲン)といった個別
企業の動向が鳥瞰図のように位置づけられる。

■日本メーカーは蚊帳の外

 本書のタイトルは過激だが、たとえトヨタのような
巨大自動車企業でも時代の流れを見誤ると、
変化の渦に呑みこまれて存在感が消え失せてしまう
のではないかと問題提起したい気持ちもよくわかる。

 なかでも米シリコンバレーに拠点を置く「ユダシティー」
という企業の動向が興味深い。
グーグルで自動運転を担当していた元役員が設立した
会社で、オンラインを通じて人工知能(AI)やセンサー
などの最新技術を習得できるサービスを提供している。
世界で約400万人の技術者が登録しており、学び直しに
活用しているそうだ。技術革新が速く、知識が陳腐化
していく時代に求められるサービスと言えるだろう。

 ユダシティーは、教育を通じて「生産技術」と
「クルマのプラットホーム」のデファクト・スタンダードを
狙っていると、筆者は見る。
愕然とさせられるのは、同社のパートナーとして、
ドイツのダイムラーやボッシュ、画像処理の
プロセッサーに強い米エヌビディア、米アマゾン、
米フェイスブック、韓国のサムスンなど、錚錚たる
グローバル企業が参画しているのに、トヨタなど
日本企業は一社も入っていないことだ。

 驚くのはまだまだ。
ドイツの電装品の会社「ボッシュ」は、自動車に搭載
されているソフトウエアを、ネット環境を通じて書き
換えるサービスを2018年から始めるという。
「新車購入後にも追加で新しいソフトウエアがダウン
ロードでき、スマートフォンと同じようなことが自動車
でも体験できる」と担当者。
「クルマのスマホ化」は、すでに始まっているのだ。

 いまやクルマはソフトウエアの固まりである。
その量はプログラムの「行数」で示されるのだが、
ボーイングの最新旅客機が800万行だそうだが、
高級車になると、1000万行を超えるソフトを搭載
しているという。
AIの技術が駆使される自動運転の時代になって、
その動きは加速する。

 新車開発の最先端では、宇宙開発などで用いられて
きたシミュレーション技術(バーチャル・エンジニアリング)
が不可欠になっているという。
試作品を実際に作るのではなく、仮想現実の上で
「つくった」試作品をあらゆる条件を入力して試すことで、
工程数も開発日数もそしてコストも、驚異的に圧縮する
開発手法である。

 この画期的な技術で、日本はドイツに出遅れたと
筆者は指摘する。
これまで日本企業の「強み」だったものが、いまや
「弱み」に逆転してるのだという。

 日本は「開発セクション」の設計に不具合があっても、
工場で何とか対応してしまう「現場力」が強く、
日本の自動車メーカーの競争力の源泉の一つは
そこにあった。
いわば「匠の技」と言えるものだが、ドイツはこの
「高い現場力」がなかった。
だから開発セクションが「匠の技」に頼らない方法を
編み出し、シミュレーション技術が長足の進歩を遂げる。

■未来はすでに来ている

 各メーカーの論評では、今のトヨタの経営陣に批判的
なのが印象に残る。

 わたしの小説『トヨトミの野望』では、莫大な広告
スポンサーでもある巨大自動車企業の『トヨトミ自動車』
を「忖度」して、トヨトミのマイナスになることを大メディア
が報じないシーンを描いたが、本書では、ふだん全国紙
や経済紙で読んだこともない、トヨタ内部で起きている
「地殻変動」を目の当たりにする。

 安全管理が厳しいはずのトヨタの本社地区に火災が
発生して入社式が遅れたとか、最新鋭の工場が大火事
になった原因がダクトの定期的な清掃を怠ったことだとか、
豊田章男社長の意向を忖度したのか、かつて社長の
「教育係」だった年長の相談役が副社長に返り咲くなど
摩訶不思議な役員人事がおこなわれたり、意思決定が
遅れていることなど、如実に語られている。

 ネガティブな話ばかりではない。
トヨタと提携したマツダの戦略の成功は、暗い話題が
多い日本の産業界にあって、貴重なひとつの光明だ。
10年ほど前まで経営危機に陥っていたマツダがなぜ、
「スカイアクティブエンジン」を世に送り出すことができ、
その後もヒット車を連発して復活できたのか、関係者
たちへの綿密な取材によって、その「秘密」に迫って
いる。
企業再生のケーススタディーとして読むことができる
だろう。

 『トヨトミの野望』は、日本の自動車企業が世界一に
なるまでの、企業内部で葛藤する人間模様を描くことで、
その先にある未来を「予言」したフィクションだが、
こちらは、100年に一度のパラダイムチェンジが起きて
いる生々しい現場をとらえた、圧倒的なノンフィクション
である。

 本書は、未来がすでに到来していることを私たちに
伝えてくれる。
その未来が明るくなるのか、それとも暗いものになる
のか、それは本書を読む読者の手に委ねられている。

【転載終了】

*************************

 昨年、トヨタの人事についての記事がありました。

 豊田章男社長寄りの人物達を重用している
というものでした。
まさに、文中にあるようなことのようです。

 しかし、日本は自動車産業が経済を支えているのも
事実ではありますので、EV化などクリアしなければ
ならない壁もあります。

 大手企業の不正問題もあり、日本企業の正念場
なのかもしれませんね。
Posted at 2018/01/29 21:01:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2018年01月29日 イイね!

額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱・・・


日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱
  2018年1月29日

 突然、勃発した自民党の第3派閥「額賀派」の
クーデター劇。
参院議員21人全員が、派閥領袖の額賀福志郎氏
に退任を求めている。

 この時期にクーデターが起きたのは、9月に
行われる総裁選に備えるためだともっぱらだ。
衆参54人の額賀派は、“反アベ”で動くつもり
だとみられている。
もともと、闘う集団だった額賀派が“反アベ”に
回ったら、“安倍3選”に黄色信号がともる。

 「クーデターの裏に、かつて参院ドンと呼ばれ
た青木幹雄さんがいるのは間違いないでしょう。
額賀派に所属していた青木さんは、いまだに
参院額賀派に絶大な影響力がある。青木さんが
“右”と決めれば、21人全員が“右”に動く。派閥
領袖の額賀さんは“安倍支持”ですが、どうやら
青木さんは、総裁選では石破茂を担ぎたいようです。
“安倍支持”の額賀さんをクビにして、派内を
“石破支持”でまとめるつもりでしょう」(自民党関係者)

 もともと、青木幹雄氏と石破茂氏の関係は最悪
だったが、2016年の参院選の時、石破氏が
青木幹雄氏の長男・一彦氏の選挙を全面支援
したことで関係が修復したという。

■「3人」の共通点は“安倍嫌い”

 自民党内は「額賀派」のクーデターを固唾をのんで
見ている。
第3派閥の「額賀派」が“反アベ”で腹を固めたら、
第4派閥の「岸田派」(45人)と第5派閥の「二階派」
(44人)も追随する可能性があるからだ。

 3つの派閥が“反アベ”で固まったら、安倍首相は
敗北する可能性がある。

 「3つの派閥が手を組む可能性はゼロではないで
しょう。まず、岸田派の実質的なオーナーである
古賀誠氏と青木幹雄氏は親しい関係です。同じ
ビルに事務所を構えている。さらに、二階派の領袖・
二階俊博氏も、2人とはツーカーの仲。青木―古賀
―二階は、いつでも話ができる。3人の共通点は
内心、安倍首相を嫌っていることです。3人とも
いわゆる“保守本流”です。保守本流は、GHQと一緒
に憲法を制定し、日本の繁栄を支えてきた。ところが、
安倍首相が敬愛する祖父の岸信介氏は“保守傍流”
です。戦犯だったため憲法制定に加われなかった。
だから、安倍首相は“押しつけ憲法だ”と批判し、
“戦後レジームからの脱却だ”と戦後の日本を否定
している。そもそも、保守本流と保守傍流は考え方が
まったく違うのです。もちろん、青木―古賀―二階の
3人は、勝ち目のないケンカはしないでしょうが、勝てる
チャンスがあれば、一気に勝負にでてくるはず。場合
によっては、岸田文雄氏を担いでもいいと考えている
はずです」(政界関係者)

 NNNの調査では「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」
は、石破21%、安倍19%だった。
国民も“安倍3選”にはウンザリしている。
今頃、安倍首相は悲鳴を上げているのではないか。

【転載終了】

**************************

 元々、党員やサポーターは石破支持であり、
安倍首相が勝てたのは議員票でした。

 議員票が石破支持に回れば、出身派閥の
細田派からも離反者がでる可能性もありますね。

 安倍氏は、野田聖子氏に立候補させ、
石破票を分列させるという姑息な手を使おうと
していたようですね。

 国民も自民党員も安倍首相の傲慢な姿勢や
様々な疑惑にうんざりしているのかも?
Posted at 2018/01/29 16:28:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2018年01月29日 イイね!

アベノミクスの嘘を暴いた弁護士「安倍首相は思考停止」・・・


日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

アベノミクスの嘘を暴いた弁護士「安倍首相は思考停止」
より、抜粋掲載。

 アベノミクスのインチキについては、日刊ゲンダイも
何度も指摘してきたが、ついに決定版ともいうべき本
が出た。
「アベノミクスによろしく」の著者の明石順平氏は、
経済学者ではなく労働問題が専門の弁護士。
公表されているデータを基に安倍政権の嘘を暴き、
アベノミクスの恐ろしい実態、日本経済の絶望的な
未来を畳み掛けるような筆致でえぐったのである。
筆者が「調べていくうちに戦慄した」という犯罪的
国民騙しの全容――。

■日本経済は減速したら爆発する暴走バス

 ――日本経済の現状をひと言で言うと、
どんな感じになりますか?

 1億総活躍とか言っていますが、このままだと
1億総玉砕です。

 ――多くの人はアベノミクスで経済は好転している
ように感じていますが、違う?

 とんでもない誤解ですよ。日銀の黒田総裁はよく
正気を保てるものだと思います。もう大失敗は歴然
なのですから。私が彼の立場なら発狂していると
思います。

 ――日銀が国債を買いまくってマネタリーベースを
増やしても、マネーストックが大して増えていないと
いうことですね。マネタリーベースの対名目GDP比率
は既に80%を優に超えている。比率で見れば米国の
4倍を超えているとご著書(「アベノミクスによろしく」
集英社インターナショナル新書)で指摘していました。
その米国は緩和をやめたのに、日本はやめられない
ままです。

 異次元の金融緩和の前後で、マネーストックの
増加ペースに変化はありませんでした。資金需要
がなかったということです。インフレ目標を達成でき
ないのはそれが原因です。もう異次元の金融緩和
という言葉を使うのをやめて、「脱法借金」と呼ぶ
べきでしょう。新規国債は全部、いったん民間金融
機関に買わせた上で日銀が買っているのですから。
これは財政法5条の脱法行為です。

 ――本の最後で、それでは国民はどうしたらいい
のか、という問いに「どん底に落ちるしかない」と
いう答えには衝撃を受けました。

 だけど、あきらめちゃいけないと書きました。敗戦後
のがれきの山から立ち直ったように、どん底に落と
されたら、這い上がればいい。というか、這い上がる
しかない。

 ――そういう状況なんですね?

 日本経済は「スピード」という映画に出てくるバスに
ソックリです。そのバスは時速80キロ以下に速度が
落ちると爆発してしまうんですが、かといって走り
続けるとガソリンが切れて爆発する。日本経済も
同じです。脱法借金をやめられない状況ですが、
このままだとやがて円の信用が切れて爆発する
と思います。

 ――背筋が凍ってきますね。しかし、国民には
そんな危機感はまるでありません。アベノミクスで
GDPも上がった、株も上がった。やがて賃金も上が
るだろう。政府はそう言っています。

 異議ありです。2016年12月にGDPの計算方法が
改定されました。国際的な算出基準「2008SNA」に
合わせて、研究開発費などをGDPに入れるように
なった。しかし、問題は「2008SNA」と全く関係がない
「その他」という部分です。この部分によってアベノミクス
以降、大きくGDPがかさ上げされているのです。

 1994年まで遡って改定されたのですが、「その他」
のかさ上げ額は、94年度から99年度の平均は
マイナス約3・8兆円。2000年から12年度はマイナス
約0・7兆円。ところが、アベノミクス以降は、13年度
4兆円、14年度5・3兆円、15年度7・5兆円と平均で
プラス約5・6兆円にもなるのです。

■GDPかさ上げというインチキに騙されるな

 ――なんだか、GDPかさ上げが大きくなる項目を
追加したような気もします。

 昨年12月にようやく内閣府が「その他」の内訳表に
近いものを出してきました。分析してみたら怪しさ満載
です。これについての分析記事はそのうちブログで
公表する予定です。通常国会で野党はこの問題を
追及するべきです。

 ――16年度のGDPは過去最高を記録しましたが、
かさ上げのおかげなんですか。

 改定前は97年度が史上最高値でした。15年度とは
20兆円の差がありましたが、改定後、ほぼ並びました。
そして、16年度、めでたく史上最高額を更新したのです。

 ――安倍政権は20年度にGDP600兆円という目標を
掲げています。

 改定後の13~15年度のペースを維持すれば、
ちょうど達成できます。つじつまが合いすぎですよね。
たまたまそうなったと言われてもそう簡単には信じられ
ません。

 ――しかも、安倍政権が自慢しているのは名目GDP
ですよね。実質GDPで見るとどうですか。

 安倍政権は名目GDPについてしか語りません。
改定前、安倍政権は民主党政権時代の3分の1程度
しか実質GDPを伸ばせていませんでした。そして、
改定によって思いっ切りかさ上げしても、実質を見れば
まだ2%ほど民主党時代に負けている。

 ――GDPの6割を占める個人消費がダメだからですね。

 増えるわけがありません。15年の実質家計消費支出
はアベノミクス前から5・8ポイントも落ちている。増税と
金融緩和による円安で物価が上がったのに、賃金が
上がっていないからです。アベノミクスが開始された
13年から3年間で、消費者物価指数は約5%上がった
が、名目賃金指数はほぼ横ばいです。

 ――でも、企業は空前の利益を挙げ、内部留保も
ガッポリため込んでいる。やがて賃金が上がるのでは
ないですか?

 確かに円安で、大きな輸出企業は恩恵を受けています。
ただし、輸出の数量が伸びたわけではなく、為替差益で
儲けただけです。その一方で原材料の高騰で苦しんで
いる企業は数多い。儲かっているのは大企業の中でも
輸出企業という一部なのです。

 ――雇用は改善しているように見えますが?

 生産年齢人口の減少、医療、福祉分野の需要拡大、
雇用構造の変化(非正規雇用の増大)など、民主党
政権時代からの傾向で、アベノミクスとは無関係です。
雇用が増えている1位は医療福祉。13年から16年
までの4年間で100万人以上増えています。これは
高齢化の影響です。

 2位が卸売り、小売りですが、小売りの主体は
コンビニです。多くはフランチャイズ店で、本社は
リスクを取らないので、たくさん出店でき、儲かる
わけです。24時間営業ですから、1店舗で15、
16人の雇用を生む。だから、雇用は増える。でも、
オーナーは自営業ですから、昼夜問わず、がむしゃら
に働いていますよ。こういう構造がブラックバイトの
温床になる。弱者にしわ寄せがいく。

 3位は宿泊・飲食ですが、多店舗展開している
居酒屋等の影響でしょう。フランチャイズ制を取って
いる企業も多いので、コンビニと似たような構造です。
これらの業種はアベノミクスが引き起こした円安とは
関係ありません。

【転載終了】

**************************

 民主党政権で経済を立て直しかけていたものを
安倍政権が壊してしまったのは確かだと思います。

 黒田総裁が総裁を継続するのは、引き継ぐ人が
いないのかもしれませんね。

 誰も尻拭いはしたくないでしょう。
それも破綻的な経済の尻拭いは。

 本人も逃げたいのはやまやまですが、
逃げることができないのが現実なのかも?

 確か、副総裁も総裁就任を断ったような気が?
Posted at 2018/01/29 10:03:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 経済 | 日記

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「一球の怖さ・・・ ブルージェイズ、土壇場で上手の手から水がこぼれてしまいました。ブルージェイズ、ファンの落胆が目に浮かぶようで、気の毒です。そして、ドジャースは起死回生の逆転勝利で、うれしさもひとしおでしょう。」
何シテル?   11/02 13:22
子供達が結婚し独立。 孫の誕生を楽しみにしている、 おじいちゃん予備軍です! →2018年12月25日、 念願のおじいちゃんに なれました! ...
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