日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■石丸伸二氏は公選法違反疑惑に「業界の慣習」
持ち出し自信マンマン会見・・・
“ポンコツ釈明”は常人には理解不能
公開日:2025/02/22

なぜか自信マンマン(C)日刊ゲンダイ
想像の斜め上を行く釈明に記者たちの口は
あんぐりだった。
地域政党「再生の道」の石丸伸二代表(42)
が21日、市民団体に告発状を提出された
公選法違反(買収)疑惑について会見を開い
た。
発端は次点となった昨年7月の東京都知事選
で、投開票2日前に都内ホールで実施した
決起集会だ。
ライブ配信を業者に有償で依頼したが、
選挙運動はウグイス嬢など例外を除き、無報酬
が原則である。
陣営内で公選法違反を懸念する声が上がり、
直前にキャンセル。
ところが、当日は依頼した業者が配信を担い、
見積額と同じ約98万円を「キャンセル料」と
して業者に支払っていた。
業者はボランティアとして参加したと石丸氏は
主張する。
しかし、6日の会見に参加した陣営幹部は、
業者の見積書には当初、45万円強の人件費が
計上されていたと説明。
陣営スタッフが
「公選法違反になるので機材費に乗せて欲しい」
と業者に伝え、人件費を外して機材費を上積み
し、総額が変わらない見積書を新たに作成させ
たことを認めた。
隠蔽・改ざんまで疑われる事態に、石丸氏も
「(公選法に)違反する恐れがあると思います」
と観念した様子だったが、21日は一転、
自信マンマン。
持ち出したのは「業界の慣習」だ。
■さすが「10手先まで見通す」と豪語
「映像関係だと総額いくらくらいという(金銭
の)握り方をして細部については詰めない」
「(当初の見積書に)人件費は書いてあるけど、
実体としてはないようなものだと聞いている」
とし、違法にあたる人件費は払っていないとの
認識を示したのだ。
さすが広島・安芸高田市長時代に
「2手、3手、4手、5手、10手先まで見通して職務
に当たっている」と豪語しただけはある。
常人には理解しがたい釈明だ。
こんな弁解を認めたら公選法の形骸化を許すだけ
だが、石丸氏は終始「最終的な解釈は当局の判断
となる」と悪びれる様子はなかった。
加えて石丸氏の説明によると、公選法違反への
懸念から配信を担う自前のボランティアチームを
結成したのに、集会前日になぜか解散。
「選対としての意思決定ではない。誰の指示か分か
らない」とか言うのだから、ガバナンス不全は明ら
かだ。
石丸氏はこの表現を嫌っているようだが、
やはり「ポンコツ」としか言いようがない。
ちなみに、50席ほど用意された会見に参加した
記者は23人しかおらず、石丸氏は日刊ゲンダイへ
も含めた得意の「記者いじり」を封印した。
◇ ◇ ◇
“記者いじり”に“論点ずらし”・・・石丸氏の自信
は一体どこからくるのか。
【転載終了】
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妙に思い込みの激しい人たちが政治の世界に
出現し始めましたが、このような人たちが支持
を拡大しているのがネットを中心とした若者の
ような気がします。
Posted at 2025/02/22 16:22:23 | |
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