ENG.OIL&OIL-Filterの交換のブログは「過去」にも書いたことがあるので、何を今さら。。
と、お思いの人もいるかなぁと。(笑)
今回は、オイル&フィルターの交換内容を書くつもりは無く。。。。
その作業をする上で、「取り外し」「取り付け」しないといけない部分があります。
これは、別にサンクに限ったことでは無いことでして。
「取り外し」「取り付け」。。。
どちらにも言えることですが、まずは「順番」があります。
例えば、バッテリーから端子を「取り外す」際は、「マイナス」から、「取り付け」の際は「プラス」から。
場所によっては、「対角」締める等々。
もう一つは、「どこから取り外すか?」
いくつかの部品を外さなければならない場合、アッセンブリー(集合体)で外せる場合は、その最小箇所の固定を外せば、効率よく外せます。
それによる、もう一つの「利点」は、「外す前の状態」が精度よく安定して取り付けられていた場合、再び精度よく安定して取り付け「戻せる」ことができます。
どういうことか?というと、部品によっては、新品から取り付けられて「馴染む」という現象が起きます。
この「馴染み」をできるだけ崩したくない。
ただ、「いい状態」で馴染んでくれている場合のみでのこと。
どんなに「新品」から取り付けられていても「良くない状態での馴染み」の部分も見つかることもあります。
これは逆に「修正」しておきたい部分。
今回は、「いい馴染み」部分でのことでで書きます。
マイサンク、2009年の12月10日に手元にきて。。。
先ずは、いろいろ「覗いてみた」状態。
ENG.部分。。。
正直、当時ENG.部分は触ることができるような「代物」には見えなかったです。(今は何ともないですが(笑))
購入後、純正のオルタがだめになり、初めてラクーンさんで診てもらったとき、オルタネーターを取り外すまでの、まずは周辺部品の「取り外し」「取り付け」の順番、箇所、方法を、じっくり観察させてもらった記憶があります。(当時、結構真剣に覚えて帰りました(笑))
見てると、当たり前ですが「余計な所」を緩めないんですよね。
最短距離で、目的の「箇所」へたどり着く作業をします。
これも、相当数の数をこなして会得した部分によるものも大きそうです。
これが1か所「余分」に緩めてしまったら。。。
「取り外す」ときは、時間的にも「大差」は出ませんが、「取り付け」=「戻す」とき、いい状態で馴染んでいたのを緩めたばっかりに、「取り付け」に時間はかかるは、前より調子崩したり、後々再度調整が必要になったり。。
で、これをマイサンクのオイル&フィルター交換の際などは、「順守」して「取り外し」をしています。
この辺りの部品を「外す」ことを嫌って、オイルフィルターの移植をしている車もありますが、オルタネーターの交換、スロットル部など、サンクを含めて、どんな車種でも、取り外さなければ、アプローチできない状態は存在します。
サンクで言えば、IC(インタークーラー)の取り外し。
多分、今では、ラクーンさんの次に、つけ外し回数は多いのでは?というくらいマイサンクでは回数をこなしています。(笑)
他のサンクでは、「経験」をしていませんので、マイサンク「オンリー」ということで。(笑)
これを躊躇なく「取り外し」取り付け」できるようになれれば、サンクの整備は一気に上達します(笑)。
ただ、どこから、どうやって外すか。。
これを知らないと、加給圧がうまくかけられない。
知識がない状態で、「外す」からまともに戻せず「純正」の部品が悪い。となり「変な物」に置きかわわって行く状態になる。
それと、「取り付け」の際は「固定」=「締め付ける」ことが基本となります。
例えば、ボルト、ナット、ビス、バンド etc.
ホース類は、ほぼ「バンドなる物」で「締め付け固定」しますが、どこもかしこも、ギアタイプの締めあげバンドが一番いいか?とはなりません。
特に小径ホース(φ20以下)は相性が悪くなります。
それも、シリコン系ホースはなおさら。
メーカーでもよく使っている、通称「板クリップ(ワンタッチホースクランプ)」、小径には非常に相性がいいです。
「加給圧」にも耐えれますし、「取り付け」「取り外し」も簡単で、何よりホースを痛めにくい締め付けができます。
マイサンクは、場所によっては積極的に使用してます。
それと、ギアで回して締め付けるジュビリーバンドと呼ばれている物。
締め付けの構造(ウォームギアとか、色々)は種類がありますが、バンドの「幅」、広ければ良さそうと考える人もいるかもしれませんが、そうなんですかね?
締めつけ面圧が大事と私は考えますが。幅が広いと面圧下がっちゃいます。
また、ホースを差し込む所って「段付き加工」されていて「カリ」がある物が多いと思います。
サンクのICも、ターボ コンプレッサ出口も「カリ」があります。
バンドがこの「カリ」の上に乗るような「締め方」ではどんな種類のバンドでも意味を持ちませんね。
(ちなみに、タービンは純正ではありませんので、コンプレッサー出口の長さなどは異なりますからホースの向きはそれに合わせて逆向きにしているかも。)
特にサンクのIC入口の差し込み部は短く、かつバンドをかける部分もあまりいい仕上がりとは言えない物。
でもその部分を締めたい状態ですよね。
締めれば、締めるほどバンドの「跡」が付くし、だんだんホース自体が傷ついて傷んできます。
やはりそれに気が付いて対策された物があります。
バンドの内側に、「保護リング」付きのバンドとなっています。
2012年頃から使用していますが、シリコンホースでもゴムホースでも「食い込み痛み」の後は一切付きませんし、標準のバンド幅で締め付け面圧は確保されます。
IC~ENG.間及びTurbo~IC間の計10か所に使用しています。
で、冬場でのブースト1.1Kgで全く何ともありません。
もっとブーストかけている方もいますしね。
それと、「取り付け」=「締め付け」時のバンドの「向き」と「方向」、これに規則性と揃えることで「作業性」と「整備性」の向上と、ENG.ルーム内の「見た目」が綺麗になると思っています。(笑)
ん~今回、写真のピンボケが多い。スマホも老眼か?(笑)