武漢肺炎の流行する前まで、多い時は年間330日以上出張に出ていました。
そのうちの半分以上は海外出張で、そのうちの過半数は欧州出張でした。
欧州出張の過半数はドイツ各地で、次にフランス、そしてイタリアとなります。
フランクフルト空港のSenetorラウンジからの風景。
コロナになる前は10年以上スターアライアンスゴールド、ANAダイヤモンドでしたが、2年半出張を止めていますので、一般会員になって、もうラウンジにも入れません。
フランクフルト空港の玄関側、ターミナルビルの向こうに空港シェラトンホテルが見えます。その下は近距離鉄道駅、その向こうは長距離の鉄道駅です。
搭乗してタキシングが始まりました。
ルフトハンザ近距離船のEuro WingとAustria航空系列のRegional機、CRJが沢山見えます。
enter、見たことがない航空会社なので写真を撮ったのですが、調べたらenter airというポーランドのチャーター便の航空会社でした。
Lufthansaの復刻塗装機が見えます(^^)
フランクフルト空港を飛び立って東に向かいます。
初夏の田園風景に靄(もや)が掛かります。
Saxson州に入ると高度を落とします。
Dresdenの街を通過して東に向かうと空港が見えます。
滑走路が1本の地方空港。
現在は近代的な空港ターミナルが建っていますが、1998年の訪問時には空港の建物は東ドイツの小屋のような、地方の駅の駅舎のような建物でした。
西風に向かい合うように空港を過ぎると西向きにターンします。
眼下には空港近くの貯水池が見えます。
空港からタクシーで20分。
チェックインした部屋には果物がありました。
このホテルチェーンも2001年のポイント制度が始まってからずっとダイアモンド会員でした。そのランクもこの2年半の出張中止で今年末で猶予期間が切れて平メンバーになります。
部屋の窓からは隣の建物の屋根と北にはエルベ河畔と対岸の建物が見えます。
南側には再建された聖母教会を望みます。
いつもキャンセル可能な料金で最低料金の部屋を申し込んでいましたが、最上階にアップグレードされてきました。次回からはこんな眺望の部屋には泊まれないでしょうね。
過去20年でこのホテルで一番すごかったUpgradeは、3階建てのコンドミニアムのような部屋でした(^^) 20年、100回以上泊まりましたが、あんな部屋を割り当てられたのは最初で最後でした。そんな部屋に1人で泊っても空しくなりますが(^^;;
そんなすごい部屋の写真も撮ったのですが、12年前の前勤務先の廃業、残務処理、失業、引っ越しなどの最中に写真の入ったSDカードを紛失してしまいました・・
ホテルの前の通りから見える
世界遺産の壁画。
この左側の建物は2000年代の中頃に建てられました。
建設時にもこのホテルに泊まっていましたが、工場で作ってきた壁をプレハブのようにクレーンで釣って組み立てていました(^^)
この世界遺産の壁画が見えるホテル、米ソ冷戦時代にプーチンがKGBのスパイ兼殺し屋として、アメリカ人ビジネスマンをターゲットにしていたホテルなのです。
1998年に最初に泊まってから数年間、このホテルの外側から見れるショーウインドーにGlashuetteやUNIONの時計が今考えると激安の10万円未満の価格から発売されていたのですが、当時は時計に興味も知識もなかったので・・
あの時、記念に1,2本買っておけばよかった、、(><)
2000年代にがれきの中から再建された
聖母教会。
この仕事に就いて、1990年代後半からヨーロッパを中心に年間300日以上出張してきました。
年間の大半をこのようなホテルに滞在してこのような風景を見てきました。
ヨーロッパ全域やアメリカ、シンガポール、マレーシア、台湾、、
顧客のほぼ全数は前の会社からも含めて私が開拓してきた顧客でした。
こんな風景の中に何時もいられて羨ましいと言う人もいるでしょう。
自分の好きな仕事で実績を上げられて羨ましいと言う人も・・
でも、本当に自分の人生にとってそれが良かったのかどうか。
毎日、世界各地の美しい風景の中にいられるけど、実はプライベートの一切ない生活、、
いま流行りのワークライフバランス、を考慮していたら、こんな実績も仕事も実現しなかったと思います。自営業ではなく、ただのサラリーマンなのに。
人生、何が幸せだったのかは死ぬ前に決まるのかな?
残りの人生、自由に生きれるようにがんばろう(^^)
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ホテルの窓辺から | 日記
Posted at
2022/10/01 05:28:08