こんばんは(*^^)v
今回はカタログで…ってか軽カーのカタログに対するコメントが凄まじく多くて驚いてます…(汗)
それだけ今の時代だからこそ、このような軽の再登場を望む方が多いのかもしれません…。
ってコトで…
CC72V アルトワークスです♪
正式に言うと、2駆がCA72V、4駆がCC72V。
回りでは乗ってる人はいませんでした…ってのも…
レアだから。
コレに尽きます。
なんと1年7か月しか販売してないのです…(汗)
ってコトで、1984年に登場した2代目アルトの中でも、後期になってしばらく経った1987年に登場しています。
カタログは87年3月の物です♪
とにかく当時としては異例である、軽初のツインカムターボ!!
今も続く、軽最強の64馬力の自主規制はこのクルマが発端です。
2駆ですと、車重が610kgと軽いコトもあり(パワーウェイトレシオは未だに多分最強)。
ってか…多分歴代で最速なままかもしれない…(汗)
そん位に凄いクルマ…
当時のキャッチコピーは…
Riding Hi,
WORKS
一般的には「アルトワークス」ですが、当時の呼び方から見ると…
「アルト ツインカムターボ ワークス」が正式呼称かもしれません。
今では普通かもしれませんが、当時としてはかなりド派手なエアロ!!
当時、コレで純正というのはかなり異様でした…(汗)
そらそうです…メーカー自身が「ワークス」なんて名称を付ける位なんですから…(汗)
イエローバルブのヘッドライトに、超大型フォグといい、とにかく本気度は抜群!!
この大型リアスポイラーも実は凝っていまして、スポイラーの裏に、「TWIN CAM TURBO」と…。
ガラスに反転するんです!!実に凝ってます!!
ちなみに2駆がRS-X、4駆がRS-R。
なんとも過激な感じのするコピーです…CMでも言ってる位なんですから…(笑)
インパネは普通のアルトとなんら変わらないのですが…
やっぱりピンクのシートが強烈(笑)!!
ちなみにシートベルトも専用…(汗)
しかも左右非対称シート!!
乗降性を考慮して、右側は張り出しが小さ目になってます♪
にしても客に拘るキャッチ…
ガンコ親父のラーメン屋のようです…(爆)
全然お客様isゴッドってな感じでもないです…(苦笑)
シンプル目なのを好む場合はエアロが無塗装リップのみのRS-Sもあります♪
但し2駆のみ。
エンジンは軽初のツインカムターボ…コレが初物尽くし…(笑)
F5A型…550ccツインカムターボ、64馬力、7.3キロ。
どうやら自主規制の64馬力も実はスペック上のみで、実際はかなりの馬力が出てたらしいです…(汗)
ブーストはなんと工場出荷地で0.9キロ…当時コレはかなり凄い!!
さらに軽初の電子進角システム!!
コレにより、エンジンの高回転化…
なんと9500回転も回っちゃう…(汗)
コレも軽初!!水冷オイルクーラー!!
さらにさらに…
軽初の白金プラグ!!
とにかくエンジニアの本気度がぶっ飛んでます(笑)
駆動系も凝ってます…
軽初の4ピニオンデフ!!
そして軽初の等長ドライブシャフト!!
コレにより、エンジンのパワーを効率的に駆動力へと変換…
さらにそれらを受け止める足にもコダワリが…
軽初の13インチ65扁平!!
今でこそ、軽でも65扁平なんてフツーですが、当時はコレでもワイドタイヤなのです!!
で…ホイールがマジで凄い…コレ以外の軽であるんか知らんけど…
軽初の2ピースアルミホイール!!
純正2ピースのホイールだなんて、普通車入れても中々ありませんよ…(汗)
メーターはなんと12000回転まで表示があります…(汗)
実際にその気になれば10000回転越えなんてのも可能らしいですね…ぶっ飛び過ぎです(笑)
さらに専用エアロパーツは空力特性をより良いものとし、Cd値=0.34!!
とにかくクラス最強を意識していて、最強さが伺えます…。
ワークスが過激すぎるって方には、NAツインカムエンジンの、ツインカム12RS。
又はシングルカムターボのターボSXなんてのもあります(*^^)v♪
ツインカム12RSも当時としては高性能エンジンです♪
F5A型…550ccツインカムNA、42馬力、4.2キロ。
コイツが580kg…軽いですね♪
シングルカムターボの方は、ワークスから比べるとかなりのマイルド。
F5A型…550ccシングルカムターボ、48馬力、6.5キロ。
コイツも車重は580kg。
ワークスが出るまではツインカムRSとターボSXが2大柱で、まさにツインカムかターボかという、80年代の図式が成り立っていたのです…
ソコへ割って入ったのがツインカムターボのワークス(笑)
新車情報の三本さん曰く…「盆と正月とクリスマスがいっぺんに来たクルマ」だそうで…(笑)
で…やっぱり販売時期が1年7か月しか無かったからなのか、コレが初代ワークスって知らない方もいらっしゃるんですね…(^_^;)
特に自分と同世代以下からの人に多かったですね。
やっぱりこの後のがメジャーでしたからねぇ…ポパイとオリーブがCMしてたし…(笑)
で…やっぱり当時のスズキのドル箱であるアルト…7年で135万台…大ヒットですね!!
正直、最終的にスズキからワークスというブランドが消滅するとは思ってもみませんでした…。
辛うじてKeiワークスも生き残ってたので。
アルトワークスは結局歴代通して高値安定傾向。
不思議と何年経っても車両保険でかなりの高額が降りるクルマになるのです(笑)
しかしまぁ…内容からしてかなり過激です…(汗)
まだ乗ったコト無いので1度乗ってみたいところです…(^_^;)