どうも(*^^)v
いつもいつもカタログのアップばかりでホントスイマセン…(汗)
最近は以前のようにネタもあんまり無いんですよね…まぁ10年やってればマンネリもしますが…(爆)
カタログをアップするにしても、選ぶ車種が結構マンネリだったりする中、リクエスト頂いたものは、自分が全然アップする予定すら無かった物が出てきまして、中々面白いです(笑)
ってコトで今回から、先日リクエスト頂いたカタログをアップしていきます~♪
あぁ…たまらんねぇ…また欲しいもの…
AW11 MR2前期です♪
自分が乗ってたのは中期のスーチャーでしたが、やっぱりMR2に乗るならAWがいいなぁ…。
所有した中で唯一のテンロクスポーツ…軽快でホント運転が楽しいんですよね(*^^)v
さて…そんなAW11のMR2は1984年6月にデビューしています♪
主なコンポーネンツはカローラをベースとした、日本初のミッドシップってのが最大のトピック♪
未だに根強いファンを持ち、通称:ミスター、コアファイターなんて呼ばれたりもします(*^^)v
また、1984年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた1台にもなっています。
当時のキャッチコピーは…
背中には
ふたりを酔わせる
ハートがある。
自分のMR2はTバーから盛大に雨漏りして、室内にカビが増殖していた為、違う意味で酔いましたが…(泣)
ちなみに、今回のカタログは昭和60年1月のものになります。
いかにも80年代でCADで設計しました感が存分に出ているパッキパキの直線基調がツボにハマります♪
それに加え、ボディカラーのシャーウッドトーニングがたまらなく素敵です!
ちなみにフロントのショッカーみたいなエンブレム…実は七宝焼きで出来ています。
黒に見えて実はダークグリーン。
ホントの初期モノはエアロが素地の黒なんですよね(*^^)v
初期モノの中でも特に最初のロットなんてのは、リアスポが木製という噂も聞いたコトありますが、真相はどうなんでしょうか??
インパネは直線基調ですが、ナイフでスパっと切ったかのように助手席側のインパネ上面が傾斜しているのが特徴です♪
前期ではエアコンレジスターのツマミがメッキになってるんですよね…多分61クレスタのと同じでしょう。
それと大幅に違うのが、エアコンパネルとセンターコンソール。
特に前期の方が灰皿が大きくて使いやすそうなんですよね…(^_^;)
中期からシフトレバー横に移動して、小さく使い辛くなりましたが、オーディオが1DINから2DINになりました(*^^)v
Gリミテッドのシートは7ウェイスポーツシートで赤黒ツートンってのがカッコ良かったんですよね!
但し、ボディカラーによっては黄色と黒のツートンもあります。
自分のは中期でしたが、シートはコレに換装されてまして、コレが結構イイシートで、ドラポジも全体的にしっくり来てかなり良かったですよ(*^^)v
そんなAW11前期に搭載されるエンジンは2機種…
4A-GELU…直列4気筒1600ccDOHC、130馬力、15.2kg-m。
名機4A-Gですが、当時のトヨタは横置きエンジンの型式にはLの文字が入ります。
T-VISで4000回転以降から音が変わって、スペックの割りに元気のイイエンジンです♪
実際に開発にはヤマハが関わっています。
しかしながら、カローラのエンジンをそのまま後ろに持ってきているので、オイルフィルターの位置が拷問レベルです…(苦笑)
下に潜ってオイルフィルターを交換しましたが、オイルまみれになりました…(泣)
エキマニの間にあるし、ヤケドするわで散々…(泣)
それとベルト類も凄く交換しにくくて、自分のなんか前のオーナーがプーリーボルトなめてたもんだから大惨事…(泣)
結局、問題点ばかりで手放したので、そのままで終了。
3A-LU…直列4気筒1500ccOHC、キャブ、83馬力、12.0kg-m。
実際にタマ数が少なく、現存は4台位って聞いたコトがあります。
そのウチの3台は実際に見たピンクのカスタムカーと、雑誌で見た青の個体、それと今年になって中古車で出てきました…確かシャーウッドトーニングで、エンジンルームの写真見て驚いた記憶が…(汗)
残りの1台はドコにあるのか(笑)
これらに組み合わされるミッションが、5速マニュアルと、1600が電子制御の4速オートマ、1500が2ウェイOD付4速オートマとなっています。
足回りは4輪ストラットになっています。
このクルマで惜しいところは、当時の運輸省の認可が下りなかった為、前後同サイズのタイヤだったというコトですね…(汗)
全てが純正だから運動性能のバランスがベストって訳でも無いんですよね…やっぱりその時々の政治に左右されたり、コストやワル鶴の一声により、悔しい結果になるコトがあります…(苦笑)
んで…透視図がカッコイイ(笑)
80年代までのカタログの良いトコの1つなんですが、透視図を使ったカタログが多いんですよね♪
いかにもメカニズムの塊って感じを表現していて素直にカッコイイと毎回思ってしまいます(笑)
それと、CGじゃなくてイラスト。コレ大事。
ブレーキはフロントがベンチレーテッドディスク、リアがソリッドディスク。
それに運動性能も考えてますよね(*^^)v
燃料タンクをセンターマウントにしている辺り凝ってますね!
タンクをセンターマウントにしたのはこの手にとっては思わぬ恩恵で、前後にトランクがありまして、小荷物で纏めれば1泊程度の1人旅ならなんとかなります♪
但し、ビール1箱も入りません…(汗)
装備としては、当時のテンロククラスとしては異例でして、オプションでクルコンも装備出来ますし、前期のみに設定のあったサンルーフなんてのもあります♪
中期からTバールーフになりますが、アレは今買うならパス。
ウェザーストリップはとうの昔に製廃ですし、ジムカーナで酷使した個体なんてのはボディがヨレて雨漏りが絶えません…(泣)
自分のはモロにジムカーナ仕様だったんで最悪の結果に…(汗)
グレードは全部で3グレードで、豪華装備のGリミテッド(コレが一番タマが多い)、次いでG、後は1500のSになります。
ディーラーオプションもこの手にしてはトヨタらしく、各種用意されてましたが…
こんな仕様が今もいたら失禁レベルですね(爆)
価格は当時のテンロククラスにしては結構高価で、エアコンとオーディオを付けたGリミテッドですと、軽く200万円オーバーというクルマでしたが、ミッドシップのスポーツカーがこの値段で買えたってのは当時としてはかなり素晴らしい話だったと思います♪
で…1985年には、カー・オブ・ザ・イヤーの受賞記念でホワイトランナーが全国限定100台で出ています♪
内容としては、フルホワイトカラーに専用ストライプ、それにブロンズガラスになりまして、中期のパイロット版のような印象です。
そして86年には特別仕様車でブラックリミテッドが出ています♪
当時、トヨタ車はセリカやトレノなんかにもブラックリミテッドがありました。
ブラックリミテッドも100台の限定車でかなり貴重ですが、専用のサイドストライプが入っていたり…
ルーフスポイラーもブラックリミテッドの文字が入ります。
それにステアリングとシフトノブにオレンジのステッチが入ったり、シートも専用…だけど地味…(汗)
価格はフツーのGリミテッドとソコまで変わらないようですね(^o^)
オマケ
元々は1983年のモーターショーにSV-3というコンセプトカーが出ていまして、トミカの24番のMR-2の初期モノのシャシーにSV-3となっているのはこの為です(*^^)v
途中から裏の車名がMR-2に変更になっています♪
それんしてもやっぱりAW11…また乗りたくなるんですが、自分はどうしても手を出せない…出さない理由があります。
価格の高騰もありますが、一番の問題はMR2とって重要な走りに関する部品が製廃になったものが多いってコトですね…(^_^;)
最近は何かとアフターパーツが出ていたり、復刻されてるかもしれないので、何とも言えませんが、自分が乗ってた6年位前は悲惨な状況でしたね…(T_T)
買うなら本当に手の入った上等な個体…高くてもいいのでソッチのが早いと思いますし、何よりMR2本来の走る楽しみを今でも味わえると思います(*^^)v