どうも(^^)v
今回もカタログのアップになりますが、相変わらず「後ろに人を乗せるクルマ」で話を進めております…。
ってコトで…
2代目デルタワイドワゴン中期一部改良です♪
モデルライフが長いので、数度のマイナーチェンジがありますが、ココでは中期とさせて頂きます(^^)v
で…
正直全く馴染みなんてない(爆)
確かにマイナー車ですが、だからといって当時街中で全く見なかったかと言うとそうでもありません…
タウンエー…デルタワイドか!!
みたいな感じで稀に見かけていた存在となります(笑)
さて…そんな2代目デルタワイドワゴンは1982年にデビューしています♪
基本的にタウンエースのOEM車となる訳ですが、実際にタウンエースを含め生産しているのはダイハツという、一見どっちが本家だか訳の分からない展開です(爆)
で…1985年に今回の中期型へマイナーチェンジ。
一見、ソコまで見た目は大きく変わりませんが、装備やメカニズムが大きく充実!
結構ビッグマイナーなレベルで手が入っています。
そして1986年に一部改良がなされて、2、3列目シートの中央席にもシートベルトが装備されてますね。
当時のキャッチコピーは…
好奇心は、いつも上向きです。
う~ん…なんか書体からして怪しさしかない…(爆)
コスモの「咲いてるオトコの。」←分かる人少数か…あれ位怪しさしかない。
今回は中期一部改良後の1987年8月の内容となります。
ってコトで改良内容は基本的にタウンエースと何ら変わらない訳です…(苦笑)
敷いて言うならグレードバリエーションが少ないので、装備差とかがややあるんじゃないでしょうかね…。
で…この時代のタウンエース同様、71マークⅡみたいなカッコイイフロントマスクになるのが特徴♪
写真では分からないトコとしましては、フロントガラスが合わせガラスになったのと、フレームが強化されて安全性が向上しています(^^)v
しかし…フロントのエンブレムがDマークになる位で、後はまんまタウンエース。
クドイかもしれませんが、ダイハツマークになるのがやはり違和感がある(爆)
そしてサイドストライプもデルタワイド♪
いかにも80年代なデザインがたまらない訳です(*'▽')
ツートンカラーの配色もエイティーズの空気を感じます。
ちなみに87年8月にタウンエースの方はボディの防錆性能がアップしているコトが正式にアナウンスされてますが、デルタワイドはこのアナウンスが無し…(汗)
まぁ…OEM車ですから間違いなく防錆性能もアップしてるでしょう(笑)
インパネは当時としては乗用車感覚のデザインで、トヨタらしい質感です♪
前期に用意されていたデジパネは中期で惜しくも廃止。
そしてシートはいかにもな80年代のハイソ系♪
毛足の長い生地にボタン張り風…変にレザー風にするよりも高級感があります!
で…デルタワイドワゴンには7人乗りと8人乗りが用意されていて、まずは7人乗り。
2列目キャプテンシートが当時は豪華の極みと言う感じですよね(*'▽')
3列目はスペースアップシートと呼ばれる跳ね上げて収納するタイプに中期からなってますね♪
で…コチラは8人乗り。
2列目シートは補助席が付くタイプ…ってか補助席が付くってのが懐かしい…(涙)
当時のワンボックスは人数が乗れた方がイイってんで、大半は8人乗りの方が売れてましたよね(^^)v
そんなデルタワイドワゴン中期一部改良後に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・2C-T…直列4気筒2000㏄OHCディーゼルターボ、82馬力、16.3kg-m。
中期でディーゼル仕様はターボになりました(^^)v
当時のデルタワイドワゴンでは最大のトピックとなるユニットになります(^^)v
・3Y-EU…直列4気筒2000㏄OHV、EFI、97馬力、16.3kg-m。
ガソリン2リッターは耐久性抜群の3Y♪
・2Y-U…直列4気筒1800㏄OHV、キャブ、79馬力、14.3kg-m。
最もベーシックなガソリンエンジンとなります(^^)v
で…どうやらその中でも1番の売りはディーゼルターボらしく…
誇大広告(爆)
いやいや…どんなに頑張っても100万㎞位です…えぇ。
猛ダッシュで発進してるように見せかけてホイールは回っておりません(爆)
コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアル、そして1800を除き4速オートマ。
足回りはフロントがトーションバースプリングが付いたダブルウィッシュボーン。
リアは4リンクリジッドのコイルサス。
ステアリングは中期からラック&ピニオンになってます(^^)v
装備としましては、中期から追加されました、ラウンジルーフ♪
タウンエースですとスカイライトルーフと呼ばれるヤツです(^^)v
1列目と2列目はチルトアップ、更に2列目は取り外しも可能♪
3列目は固定となります。
で…コレもタウンエースと名称は違い、デルタワイドワゴンはデュアルサンルーフ。
で…意外とこの時代に助手席アジャスタブルフットレストなんて装備があるとは思いませんでした(^^)v
最近のオットマンなんかに見慣れますと、プラスチッキーでシンプルなモノですが、コレでも十分豪華だと思いますね♪
そしてSQに標準の蛍光灯。
ワンボックスでこの装備は意外と便利も良く使えますね(^^)v
80年代からはワンボックスもエアコンがビルトインされて充実してきました!
デルタワイドワゴンは吹出し口も多く、フロントルーフ上部にもあります♪
で…ココもタウンエースまんまで冷温蔵庫。
段々とワンボックスが豪華になって行く様子が分かります♪
最後にグレードはこんな感じで…。
・SQ
2000のガソリンのみで最上級グレード。
キャプテンシートにアルミホイール、オーディオも唯一の5スピーカー。
ボディカラーはツートンカラー1色のみ。
で…このグレードにしか間欠ワイパーが付きません…時代ですね…(苦笑)
タウンエースで言えばロイヤルラウンジに相当。
・SE
2000のガソリンとディーゼルが選べる中間グレード。
ボディカラーは3色選べて、意外と選択肢は多いようですね(笑)
8人乗りで、室内のシート生地もSQ程では無いものの、乗用車感覚で豪華な内容。
タウンエースで言えばスーパーエクストラに相当。
・SG
1800のガソリンで5速マニュアルしか無いベーシックなグレード。
ボディカラーは2色のみの設定で、乗用車感覚というよりも貨物に近い内容です。
フォグランプが装備されないので見た目がシンプルになりますが、このフロントマスクもカッコイイなぁ…と思ったり(笑)
自分でしたら、最上級グレードが気になるので、やはりSQ。
後は飛ばす気にもならないのでオートマですね(^^)v
さて…そんなデルタワイドワゴンは基本的にタウンエースの歴史をそのまま歩んで1996年にこれまたタウンエースノアのOEMとしてフルモデルチェンジします。
その後、タウンエースノアがノアになった時点でデルタワイドワゴンの名称は終了してしまう訳ですねぇ。
で…まさか現行のタウンエースがマイナーチェンジした時点で、十数年の時を破り、グランマックスとしてOEMが復活するとは意外でしたよ…(^-^;
そう言えばグランマックスってまだ1度も見たコトないなぁ…(汗)。
余談ながらタウンエースのOEMって今はボンゴもですよね…こんな時代になると一体誰が思ったか?