どうも(^_-)-☆
今回はみん友さんの愛車紹介にアップされてるクルマのカタログになります。
まだ全然最近のクルマだと思ってたんですが…(汗)
L150ムーヴカスタム前期 デビュー時です♪
いや…まだ免許取った時はデビューして間もないクルマでしたので、まさかもうこんなに年数が経ってるとは思わず…(汗)
しかし、この前期は関わるコトが無かったですね…寧ろ後期は横乗りする機会がありました(^_-)-☆
そして150ムーヴはあんまり意識こそしてませんが、まだまだ街中で見かける気がしますが…オレだけ(苦笑)??
さて…そんなL150ムーヴカスタムは3代目ムーヴとして2002年にデビューしています♪
「モバイル世代のラジカルボックス」をデザインテーマとし、主に若者向けに出していたのが、ムーヴカスタムこそ、通称:「裏ムーヴ」たるヤツでございます(^_-)-☆
ワゴンRを最大のライバルとし、販売戦争を繰り広げていましたが、そのライバルを更に叩きのめす為、バカ売れしていても僅かながらに残っていた先代のネガを更に潰すよう徹底的に手が入っています(*'▽')
それまで十分な造りと質感だと思っていた先代900ムーヴが、このL150の登場で一気に色褪せる位に各所が洗練されていましたね(^_-)-☆
そんなL150ムーヴ前期デビュー時のキャッチコピーは…
MOVE ON
あまりにも直球過ぎてまんま過ぎるキャッチコピーなので、今回はデザインコンセプトをブログのタイトルとさせて頂きました…(苦笑)
CMに出ていたのはケミストリー…そういえば最近聞きませんね。
あからさまにCMタイアップだろとしか言いようのないCMソングが印象的。
今回はまさにそんなデビュー当初で2002年10月のカタログになります。
まさに先代のL900より確実に進化してより洗練されたデザインかと思います♪
面積小さめのフロントグリルに、当時ナゼかやや流行っていた涙目のヘッドライト。
フォグとウインカーレンズはほぼ同じ面積で2段構えとなってまして、この辺りも煌びやかな印象が増しているように思えます。
この当時のムーヴはダイハツにとってまさにドル箱でしたが、モデルチェンジのインターバルがワゴンRに較べて早く、4年に1度位のペースでしたね。
テールは歴代通して伝統の縦長テール。
そしてこれまた歴代通して伝統の横開きバックドアで、まさしくムーヴな訳です。
ちなみに標準車のナンバーポケットがリアバンパーに配置されるのに対し、カスタムはバックドアに配置…カスタムの販売比率が間違いなく高いと思うんですが、コッチの方が見慣れてるからかしっくり来ます(笑)
そう言えばこの時期のダイハツの軽ってサビに弱くて、L150系は降雪地域でも無いコッチの方でもリアフェンダーがサビてグズグズになってる個体が多かったですねぇ…(^_^;)
そしてこのL150ムーヴの特徴は90度近くまで開く前後ドア。
確かに後席はチャイルドシートの取付等では便利…かもしれませんし、大きく開くと乗降性では有利…だとは思いますが、全開に開くと乗り込んだ後に閉めるのが結構大変なのと、突風で隣のクルマにドアが勢いよくぶつかるリスクの方が高いと思うので、個人的にはココまで開かなくてイイと思います…(苦笑)
ダイハツはその後、タントや次期モデルの175でも…ってかまだこうだったっけ?
インパネは当時としては軽の質感を遥かに超えた造りで、正直コンパクトカークラスを凌ぎます!
ナビは一等地に構えた上、各スイッチ類も手を伸ばした位置に自然に配置。
更に芸が細かいのは照明が充実していて、カップホルダーまで光ります…(汗)
しかも純正のエアバッグ付のステアリングは場合によってMOMOステですよ…(汗)
シートは前後に広く、後席なんてもう足が組めちゃうレベルです(*'▽')
この代辺りから室内の前後長がドンドンと広くなって行きましたね…背反で荷室は狭くなっちゃいますが…(苦笑)
シートはやや硬めでしたかね…かと言ってそんなに悪く無かったような気がします。
ただ…このシートは驚くコトに帯電防止加工まで付いてます!!
細かいトコまで色々と配慮が行き届いてますねぇ…帯電しやすい方にはホントにありがたいですもの…(^_^;)
そんなL150ムーヴ前期デビュー時に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・EF-VE…直列3気筒660㏄ツインカム、58馬力、6.5kg-m。
カスタム系で最もベーシックなのがこのエンジンな訳ですが、それでもツインカムなのは当然で、可変バルタイまで付き初めました。
コレによりNAでもソコソコは走るようになってます。
・EF-DET…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.5kg-m。
正直ココまで来れば動力性能なんて日常ではもう何の不満もありません(笑)
・JB-DET…直列4気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.2kg-m。
この世代まで名機JBが積まれてます(*'▽')
下のトルクはやや薄いものの、4気筒ならではの振動の少なさと静かさ、高回転域のスムーズさは正直今の軽がどう進化しようと物理的に敵いません♪
ウィークポイントはダイハツあるあるのイグニッションコイルがポキッと折れちゃうのと、冷却配管の3ジョイントチューブが折れちゃうってヤツですかね…(^_^;)
ちなみに全車世界初のインテリジェント触媒を搭載!
どうやら通常ならば経年劣化していく触媒に自己再生機能を持たせたようで、当時コレに結構なコストが掛かってるらしいってのは雑誌の記事で見たコトがあります(*'▽')
コレらに組み合わされるミッションは、4駆のRとXに5速マニュアル。
そして全車にコラムの4速オートマ。
更にXはCVTも選択出来るものの、当時のCVTですから耐久性はどうなんでしょうね…(苦笑)
足回りはフロントがストラットでリアは2駆がトーションビームで4駆が3リンク。
コレが不思議なもので、ケツ下がりになって走る150ムーヴがホントに多かった…(汗)
リアサスのバネレートが適正でないのか?
はたまたリアショックがヘタりやすいのか?
アレはなんだったんでしょうかね…(汗)
で…安全性に関しても結構気合が入ってまして、軽初のカーテンエアバッグを採用!
更に2002年のこの時期にISO FIX対応になってます…コレはマジで便利です。
ただ、150は分かりませんが175は固定バーがかなり奥まった位置にあり装着しにくかったです←この前試してみた。
さて…装備としては、このクラスでチルトステアリングにシートリフター、アジャスタブルショルダーベルトアンカーと、ドラポジ調整機能が充実!
確かに小柄な女性から体格の良い男性までユーザー層がとにかく幅広いので、寧ろこういうムーヴだからこそ必要な機能だとも思いますね♪
先進装備も気合が入り、オプションながら軽初のレーダークルーズコントロールを採用♪
但し、当時はレーダーセンサーがまだ大きく、装着車はこのようにバンパーにドカンと取り付けられてて正直カッコのイイモンでは無かったですねぇ…(泣)
当時としては最先端を行く内容で、45~100km/hの間であれば、スロットル制御は当然、場合によってはある一定まではブレーキでも制御してくれます!!
尚、各収納は非常に充実♪
アームレストにも収納はありますし、助手席はエアバッグも装備しているのに、インパネアッパーにまで収納があります!
トランクアンダーボックスもこの通り…。
で…ソレまでムーヴと言えば歴代通して横開きバックドアが当たり前でしたが、やはりこの使い勝手が気に入らず他車へ流れてしまうケースもあったようです…。
ソコで、オプションで縦開きバックドアも用意!!
歴代ムーヴで横開きも縦開きも選べるのはこのL150だけなんです(*'▽')!!
もし、縦開きを選択した場合、横開き時のバックドアハンドルは「Hatch back」と書かれたプレートで埋められます(笑)
どうやらこのハッチバックのムーヴを目撃してツイッターに投稿すると定期的にバズってますね…。
コレ…今となっては珍しいかもしれませんが、当時は定期的に目撃する機会もあり、意外やそれなりに台数は出てたんだなと思います。
ソレとスチールグレーメタリックを選択した場合は、ナゼかこの跳ね上げ式バックドアとブラインドコーナーモニター、レーダークルーズは装備出来ないようです。
他にもヒーテッドドアミラー、撥水ドアガラスに、スマートキーはまだ用意されないものの、ネイキッド等にも先行採用されていたキーフリーシステムも選べます♪
車体の周りをウロチョロしてたら結構ガチャガチャ作動して鬱陶しくもありますがね…(苦笑)
細かい装備はこんなトコにもありまして、ブラインドコーナーモニターまであります。
しかし、こんなにノーズも短けりゃ取り回しもしやすいであろうムーヴにこんなの要るのか?ってもなっちゃいますが…(汗)
で…グレードはこんな感じ。
・カスタムRS(2WD/4WD)…138万円/149.2万円
基本的な最上級グレードがコレになりますし、恐らく1番多い個体はコレかと…。
エンジンは2WDなら4気筒ターボ、4WDなら3気筒ターボとなります(*'▽')
マフラーカッター、シルバー塗装センタークラスター、MOMOステ、防眩ミラー、オートエアコン、アクセサリーコネクター、フロントスタビ、ベンチレーテッドディスクブレーキ、-20mmのローダウンサス、15インチアルミを装備します♪
・カスタムRSリミテッド(2WD/4WD)…146万円/157.2万円
上記カスタムRSに4スピーカーCD/MDデッキとディスチャージヘッドランプをプラスした最上級に豪華装備プラス仕様。
更にカスタムRSでは選択出来ない、DVSⅡ(横滑り防止制御)と2WDのみですが、レーダークルーズコントロールをオプションで選ぶコトが出来ます♪
・カスタムR(2WD)…(AT/130万円)
・カスタムR(4WD)…(5速/134.2万円・AT/141.2万円)
カスタムRSより以下の装備を省略。
マフラーカッター、バックドアトリム、メッキインナーハンドル、カップホルダー照明、シルバー塗装センタークラスター、防眩ルームミラー、アクセサリーコネクター、フロントスタビ、-20㎜ローダウンサス。
カスタムRSより装備が簡素化、またはグレードアップするもの。
・MT車がベンチシート→セパレートシート
・運転席シートリフターを装備
・MOMOステ→メッキオーナメント付ウレタン3本スポーク
・プッシュ式オートエアコン→ダイヤル式マニュアルエアコン
・オーディオレス→CD付4スピーカーオーディオ
・15インチアルミ→14インチアルミ
・跳ね上げ式バックドア、キーフリーシステムのオプション選択不可
・DVSⅡがAT車のみオプション選択可能
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ→AT車のみオプション化。
・カスタムX(2WD)…(AT/117.9万円・CVT/119.7万円)
・カスタムX(4WD)…(5速/122.1万円・AT/129.1万円・CVT/130.9万円)
ノンターボの上級グレードになります(*'▽')
NAになる代わりに?装備はカスタムRよりアップする部分もあります。
ムーヴって装備の格差が複雑だなぁ…(苦笑)
カスタムRより装備が省略される部分は以下の通り。
サイドストーンガード、運転席シートリフター、ステアリングのメッキオーナメント、チルトステアリング
また、カスタムRより装備が簡素化、またはグレードアップするもの。
・跳ね上げ式バックドアがオプション選択可能。
・バックドアトリム追加。
・カップホルダーに照明追加。
・2眼メーター→ブルーLED照明付の1眼メーター。
・DVSⅡとフロントベンチレーテッドディスクブレーキのオプション選択不可に。
・マニュアルエアコン→オートエアコンにランクアップ。
・電動パワステ→2WDのオートマのみ油圧パワステへ変更。
・2スピーカーCDデッキ→4スピーカーCD/MD付デッキ。
・カスタムL(2WD/4WD)…109.9万円/121.1万円
NAでオートマのみの最廉価グレード。
カスタムX比で以下の装備を省略。
バックドアトリム、カップホルダー照明、シルバー塗装センタークラスター、アジャスタブルショルダーベルトアンカー
また、カスタムXより装備が簡素化されるもの。
・跳ね上げ式バックドア、カーテン&サイドエアバッグ、撥水ドアガラス、ダイナミックサポートヘッドレスト、ブラインドコーナーモニター、DVDナビ、ホットガス式パワーヒーターのオプション選択不可。
・オートエアコン→マニュアルエアコン。
・4スピーカーCD/MDデッキ→2スピーカーCDデッキ
・14インチアルミ→14インチホイールキャップ変更と共にアルミがオプション化。
ボディカラーは全部で8色。
自分でしたらベタですが、カスタムRSリミテッドの2WDでディープパープルクリスタルメタリックを…。
オプションで大型ラゲージアンダーボックス、セーフティパック、DVSⅡ、レーダークルーズコントロール、キーフリーシステム、ETC、寒冷地仕様、ホットガス式パワーヒーターという感じでしょう(*'▽')
で…ダイハツと言えば毎度毎度出てくるオプションがかなり豊富なカタログ。
コレ…本社が大阪だからですか(汗)??
コッテコテのヒョウ柄仕様なんて出来ます。
ココまでヒョウ柄の車内のクルマって見たコト無いですがね(爆)
ココはシックに?本革風のシートカバーもあります。
シルバー感漂うハーフレースのシートカバーなんてのも。
ソレにしても内装パネルがなんと多いコトか…(汗)
ブルーの内装パネルもあれば…
やれピンクだオレンジだ…と、もうココまでやるか状態(笑)
こんなの付けたムーヴは見たコトがありません。
更にローズウッド、ライトウッド、シルバー調とココまであるのに、ナゼかブラックウッドの無い不思議…(泣)
この中ならローズウッドがイイですねぇ。
で…ミニカー付のアースキーホルダーと携帯ストラップなんてのも。
ダイハツはこういう小物が好きな傾向にあります(爆)
イルミアイテムも豊富で、メーターイルミネーションやスカッフイルミネーション、LEDナンバーフレームと、とにかく煌びやか。
更にルームイルミネーションにフロアイルミネーション。
ココに入れてませんが、シートサイドやグローブボックスのLEDランプも用意されてて、コレらを全て入れると11万円近くなりまして、まさに走るハウステンボスとなります(爆)
他にもスポルザなんていう、アクの強いエアロ。
最近のSUVのようにオーバーフェンダーが付いた仕様なんてのも…(汗)
番外編ながら通常のムーヴもそれなりに面白い仕様が出来たりします♪
ストライプやデカールはこんな感じなんですが、ナイトパーティとは何ぞや(笑)?
スンゲェ地味なパーティ。
他には音声のみですが、パーキングアシストなんてヤツもあります。
どれだけ使える装備かは未知数…どうなんでしょ…(汗)
さて…そんなL150ムーヴですが、その後も特別仕様車の追加やマイナーチェンジ等を行いながら、2006年にモデルチェンジして終了。
次期モデルのL175は3気筒のみになりますので、4気筒が欲しいとなるとこのL150までになる為、当時は敢えてモデルチェンジ前のL150を狙ったという人もいましたね(*'▽')
L175も前期はかなりコストの掛かったクルマでかなり良かったのですが、後期型からはリーマンショックの煽りを受けかなり質素になったもんです…(^_^;)
気が付けばこの手は今やスーパーハイトがシェアを占め、いつの間にかムーヴには嘗ての勢いは正直全く感じなくなりましたね…(汗)
しかしコレも今や20年選手ですよ…ホントに信じられません…(苦笑)