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イイね!
2018年03月18日

売れ筋の売れ筋たる所以を勉強してみる


ピノの法定点検と、ティアナの車検見積に行ってきました。

ピノは買った時点で車検通した直後だったとはいえ、
購入先がガ○バーなので若干不安ありつつ、きっちり診てもらいましたが特に問題なし。

半年経ったのでオイルも一応替えてもらいましたが、800kmしか走ってないんす(
多くても年間2,000km程度ですね。前オーナーと同じくらい(9年で22,000km)かしら。


ティアナもさして弄ってないので、車検に向けては問題なく。
ちょっと心配だった燈火類も大丈夫のようです。

とりあえず今回は通します。コペン買わなければそのまんま頭金にすることもできましたケド。
今買える範囲で特に欲しいの無いんですよね(;´Д`)
ブレイドのときと違って(ティアナ単体の)維持費には困ってないし、飽きや不便さは出ていないし。
複数台持ちでいろいろ刺激に変化があるのも効いてるのかもしれません。


というか、これでブレイドが入れ替わったら、ウチの子たち全員4月車検ですね(;´Д`)ギャー
幸い今のままいけばコペンの2回目の車検までは3台が同じ年に被ることは無いですが・・・





で、クルマを点検に出している間、試乗させてもらってきました。



1台目はエクストレイルハイブリッド。

乗り込んでみて意外だったのは、着座姿勢・着座高が乗用車的な雰囲気だというところ。
運転席に乗り込む際の姿勢が、ミニバンのほうがよほど「よっこいしょ」ってなります。
個人的に視点が高いクルマはなんだか怖くて苦手なので、これはちょっと安心しました。

逆に、その「視点の高さ以外にSUVらしさが感じられない」せいで、
ボタン類のレイアウトや、スイッチそのものの部品がティアナとほぼ同じせいもあって、
全く「違う車に乗ってる」感動というか、刺激というか、新鮮さを感じられませんでした。

走り出してみると、低速域はモーターのトルクが活き、
SUVの重さを感じさせない軽快な走行感はなかなかのもの。

ただ、日産は通常のパラレルHVの歴史が浅い為か、細かい所の制御がまだイマイチな印象。
回生ブレーキから油圧ブレーキの切り替え、エンジンが掛かった瞬間のトルクの変化などが
ちょっと気になりました。慣れればまた違うのでしょうけれど。

担当と「スカイラインはあんなに良いのに」なんて話をしてましたが、
「だってファミリーカーにあそこまでコスト掛けられないし・・・」とのこと。
電動車はe-powerに注力していくようなので、今後もあまり期待はできないか・・・

乗り味は、試乗路のスムースなアスファルトではちょっと硬めの印象を受けました。
不必要に凹凸を拾ってしまっている(それも衝撃を伴って)感じ。
「標準車は悪路の走破性を優先しているので舗装路だとこうなる」そうです。
モード・プレミアなら多少は柔らかめの味付けになっているとか。

せっかくエクストリーマーXというグレードがあるんですから、
アレを見た目だけじゃなくて走破性を優先したシャシーの味付けにして、
標準車はもうちょっとストリート寄りにしても良いんじゃないかなぁ、なんて思います。

総じて、単なる長距離移動の道具としてのティアナからの乗り換えという視点では、
価格相応に劣って見えてしまうのは仕方がないですね。

ただこのクルマ、カタログのドロドロや雪まみれになってる写真を見てると
「おっコレ買って山に行ってみるか?」ってなってくる不思議。

あくまで「スポーツギア」に徹する、アスリートの数ある道具のうちの一つ、
というキャラクターが、カタログだけではなく運転した感触からも伝わってくるのは面白いですね。

見た目はずいぶんお洒落になりましたが、中身はしっかり硬派な「タフギア」を継承しています。
このギャップが萌えポイントになるか幻滅するかは好みが分かれそうです。







お次はこの子。セレナe-power(ハイウェイスター)。

まだナンバー付いてないよねー、とダメ元で聞いてみたら、
なんとプレスリリースの翌週にはほぼ全店舗に試乗車が配備されていたとのこと。
鳴り物入りは違いますね( `・ω・´)!

標準のセレナはデビュー直後に乗っていますが、見返してみたら記事にするの忘れてたようですw

現行型は5ナンバーミニバンの中でも最後発なだけあって、
プラットフォームの完成度は頭ひとつ出ている印象です(GR Sportsのレベルがおかしい)。

ノートe-powerや新型リーフと比べて、「多人数を運ぶ」のを意識しているためか
トルクの立ち上がりの味付けはだいぶマイルドになっています。

それでも、最近の燃費優先の2.0L NAだと若干苦しい感じのするゼロスタートや中速の伸びは
圧倒的に乗りやすく(運転しやすく)なっていて、さすがモーターといったところ。

重量があるぶん乗り心地もどっしりとしていて、決して「機敏」ではありませんが、
3.5Lのラージミニバン並みに思い通りに動いてくれるのは中々「愉しい」です。
それでいて、税金は1.2L。燃費もトップクラス。

ただしこのクルマ、トヨタHVの比じゃなくガソリン車との差額が大きいです。
走行性能を無視して、燃費と維持費だけを天秤にかけた場合に、どっちに傾くか悩ましいところ。

まして、元々のセレナが2.0Lという標準的な動力性能をもつので、
1.8L THSIIと2.0LガソリンのNVE兄弟、1.5Lターボと2.0L HVのステップワゴンと違って
「そこまで明確に『自分はこっちだ!』と言える差がない」のもまた悩みどころ。

「ひと踏み惚れ」したら、深いこと考えず勢いでハンコポーンするのが良いかと。

ノートの販売台数トップだけでなく、もっと車種に幅がでて数が出るようになれば
もう少しコストも下がってくれるかな。


あと、「マナーモード」ですが、試してみたら
バッテリー残量8割の状態で40km/hの道路(信号3個)を1.5kmほど走れました。
(残量が3割を切ると強制的にノーマルモードに戻されるようです)

ただこれ、エンジンの暖気が完了してないと作動しないんですよね。
恐らく、コールドスタートどころかエンジン停止状態で充電が削られていって、
突然幹線道路でブン回されたりしないようにするための保護措置だと思うのですが、
なので家から出ていくときには意味がありません。

帰ってくるときには使えますが、ふつう、内燃機関がウルサイのって
イグニッションの瞬間と暖気中のアイドルアップだと思うんですケド。
そこをカバーできないのはなんだかなぁ、と。

アイディアは面白いと思うので、今後のレベルアップに期待します。


個人的には、5ナンバーミニバンの中では現状ベストバイな1台でした。

エクストレイルHVの方は「ふぅーん、へぇー」みたいな感じだったのですが、
セレナe-powerは正直ちょっとグラっと来ました。オーテックのスポーツスペックあたり。



ブレイドの後釜選びの「本気の試乗」を除くと、
しばらく点検ついで以外に「遊び・勉強」の試乗めぐりをしていなかったので、
暖かくなったらまたちょっと出歩いてみたいですね。

知らないクルマの、知らなかったイイトコロに出会うのは楽しいものです。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2018/03/18 22:10:18

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