2016年も残り僅か、そんな歳の瀬を皆様は如何お過ごしでしょうか? 僕はと言えば相も変らず貧乏暇なしな自営業者、年末年始も手の空いてる時間は仕事するつもりです。まっ毎年の事ですけどネ。(^ ^ゞ
そんな今日この頃、以前より常々思ってる事・考えてる事を2つ3つお話ししたいと思います。それで最初に前置きというか言っておきます。このBlogの内容は、僕が勝手に思い描く妄想、四方山話です。それを踏まえた上で、どうぞお読み下さいませ。
まずは昨今、騒がれてる高齢者ドライバーの事故。誠に残念な事ですが、今年は以前にも増して多く起きてしまった感が否めません。悲しい事だと思うけど自動車の運転免許は、ある程度の歳までの期限付き・年齢制限を設けるべきだと思うのです。身体能力に個人差が有るとか、地域柄で車が無いと生活がし辛い事とか重々判るけど、そんな事を言ってたらキリがありません。いつまで経っても高齢者ドライバーの事故は減る事は無く、今のままだとドライバー人口の推移から推測したら、逆に増える一方だと思います。免許を取得するのに年齢制限が有る様に、皆一律 平等に免許を所持する事にも期限を付けて良いじゃないかと思う次第です。年齢制限は何歳が妥当なのかは統計や、この手の専門家によって検討するのがいいと思うけど、僕の感覚だと70歳当たりが良さそうに思います。ちなみに僕の父は、69歳の時いつもの様に車で会社へ向かってる最中に体調を崩し、命を掛けて会社まで辿り着き、愛車の中で息を引き取りました。不幸中の幸いは父が他人様や他車を巻き込む事無く、人生の最後を一踏ん張りしてくれた事です。僕の父は他界する間際まで、僕の目から見ても運転が心配に感じる所はありませんでした。しかしそういう人間でも高齢になると病や寿命などで、ある日突然 運転に支障が起たす事は、僕の実体験からも充分ありえる事だと言えると思います。そんな経験や、昨今の高齢ドライバー事故の年齢から、70歳辺りが目安かなと思うのでした。
だけど先にも話してる通り、地域柄や個人的理由(仕事とか)等で車が必要な人や、身体的に支障・問題がまったくなく、まだまだ車に乗りたい人などには、救済措置として免許期限延長試験みたいな物を設けて、新規で免許を取るのと同じ学科試験と実技試験を受け、現代の尺度で合・否の判断を仰ぐ事と、運転するに支障がない身体で有るか如何かを医師の診断を持って、期限の延長を認めるとかしてみてはどうだろう? この期限延長は、費用の方も新規免許取得と同じで良いでしょう。システム・プログラムも同様で学科試験は運転免許センターで行い、実技試験は運転免許センターで一発合格を狙うもよし、教習所に通って実技試験を済ませるもよし。こうする事により、知らぬ間に運転能力が下ってしまった方の運転回避を行えて、それらに寄る(運転能力低下)事故の軽減が見込めます。ちなみに延長期間は2年とし、その期限が訪れたら再度延長試験を受け合格すれば運転出来る形とします。でもその延長にも年齢制限を設けるべきでしょう。例えば受験資格は75歳までとか。そしてこの案なら、既存のシステムや施設をそのまま利用するので、準備費用は少なく済むし、実施するまでの時間もあまり掛からないと思われます。運転者(国民)に負担が多いと捉えるかも知れませんが、基本は運転免許に年齢制限を設けて高齢者は運転しない方向な訳で、あくまでも期間延長はオプションであり、それをする・しないは個人次第、それなりの費用は当然だと考えます。但し以前から言われてる様に、免許返納後の待遇を確立する事が前提だと思いますが。
次に思ってる事・考えてる事は、「アクセルとブレーキの踏み間違え事故」について。加害者らは口を揃えたように言います「ブレーキが効かなかった」「ブレーキを踏んだのに加速した」「危ないと思って更にブレーキを踏んだのに止まらなかった」。そりゃ当り前です。加害者らがブレーキだと思って踏んだペダルはアクセルペダルなんですから!止まらないと思って更に踏み込めば加速して当然です。普通に考えてアクセルとブレーキの踏み応えって、どんな車だって明らかに違うハズ。ペダルを踏んで自分の意とするペダルと違う事に、何故気付かないのか理解に苦しみます。そもそもアクセルとブレーキを踏み違えること自体が、僕には考えられません。自分の運転を思い浮かべると、アクセルとブレーキを踏む動作は、踵を支点にしてつま先の角度が全然違うので、踏み違える事なんて先ずありえません。あっまさか踏み間違えた人って、アクセルとブレーキを踏み替える動作、踵を床から離して各々のペダル位置に足自体を運んでいるのか!?だとしたら恐ろしいペダル・ワークだ!ちゃんと確認してはいないけど、このペダルの踏み間違えの事故って、ほぼみんなAT車なんだと思います。MT車なら危ないと思ってブレーキを踏むのと合せて、クラッチも必要に応じて操作するので、加速してヤバイと感じたらとっさにクラッチを切る習慣が、MT乗りには染み付いてると思うので。(ーー;)
っで極論だけどオートマチック車・クラッチレス車(2ペダルMT)は、バスやトラックなど職業車両だけで、乗用車のATは肢体が不自由な方向けの装置として、健常者は皆MT車に乗ればいいのにと思ってます。オートマ限定免許もいら無いし。でも現在の状況から99.999…%、限り無く在り得ない話です。なのでそこで提唱するのが、AT車は“左足ブレーキ:右足アクセル”の徹底義務化です。これから生産されるAT車は、右足では届かない左足でしか踏めない位置にブレーキを配し、現在運行中の車両も各メーカーに努力(製品&価格)して頂き、次回車検時にブレーキペダル位置の変更を義務付る事とします。昨今ではSUBARUのEyeSightの様な、支援システムもかなり進んでいますが、もっと単純にクラッチ・ワークから開放された左足を使えば、アクセルとブレーキの踏み間違えなど皆無に等しくなると思うのです。せっかくAT限定免許の制度を作ったのだから、ATに特化した操作方法にする事は難しくないと思いますし、現在 既に左足ブレーキ常用の方もいるぐらいですから。ドライバー側・操作に関しては単純に慣れの問題で、多くの方はすぐ慣れるだろうと思います。
あとはEyeSightの様な安全運転支援システム搭載車以外には、ドライブレコーダー搭載の義務化かな。最近のドライブレコーダーは、事故前後の記録や走行動画の録画以外にも、安全運転支援システムの様に前方の障害物を認識して警告(音)を発したり、車線の逸脱を警告できる物も出て来ているので、そこから更にもう一歩進化させて各自動車メーカー協力の元、ドラ・レコ障害物等を認識してこのまま進むと危険と判断したら、現在公道を走る車両の9割以上は間違いなくインジェクション仕様でECUにて制御してるので、ドラ・レコをOBD接続してECUに燃料カットの信号を送って加速しない様にするとか、現在のノウハウなら出来るんじゃないかと思ってます。燃料カットする事で停止する所までは行かないけど、上記のペダル踏み違えの際などで更なる被害の軽減には繋がると思うんです。燃料カットなら電スロで無くても、速度リミッターを利かせる要領で簡単に出来るので、かなり古い車両でも対応可能だと思います。又、もしもVDCの類を搭載してる車両なら、簡易的な緊急ブレーキだって可能かも知れません。この発想はMT車にも適用できると思います。そしてドライブレコーダー搭載も、次期車検時に必須とするのが良いでしょう。
まぁどれもこれも四方山話、個人的発想に過ぎませんが、昨今の自動車事故の削減には、何だかの大改革が不可欠だと僕は思う次第です。僕もこのまま2017年を迎えられれば、10月には50歳になります。自身の老いもそんなに遠い未来の話ではありません。それゆえに他人事と考えてはいけない事だとも思っています。
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車:考察編 | クルマ
Posted at
2016/12/29 19:15:58