
どなたかのブログを読んでいたら、musicカテゴリーの中の10年以上も前の記事に、ジム・クロウチの名前があった。
ジム・クロウチ。
特別好きだったわけではない。
オールジャパン・ポップ20のようなポップスを流すラジオ番組で、彼のヒット曲を聴いたことがある程度。
だけど、なんだか妙に懐かしくて、図書館にCDが置いて無いか検索してみた。
『The best of Jim Croce』というCDが見つかった。
ジム・クロウチは1973年9月、30歳の時に、チャーター機の事故で亡くなった。
「ルロイ・ブラウンは悪い奴」が大ヒットした2ヶ月後のこと。
ミュージシャンに限らず、有名人は飛行機事故で亡くなる人が多かった。
売れっ子になると公演のために飛行機移動が増え、こういうアクシデントに遭遇する確率も上がるのかも?皮肉なものだ。
彼の生前のヒット曲は
①1972年7月「ジムに手を出すな」
②同年12月「オペレーター」
③1973年3月「朝の足音」
④同年7月「ルロイブラウンは悪い奴」
実は、ここまでの曲はほとんど記憶に無い。④はアメリカでNo.1ヒットになっているので、日本の音楽番組でもそれなりに流れたんじゃないかと思うのだが…。
よく知っているのは、彼が亡くなってからヒットした、
⑤1973年11月の
「I got a name」と
⑥同年12月の
「Time in a bottle」
借りたベスト盤には、①〜⑥を含め、CD1枚に25曲も入っていた。
クルマでの移動中に一通り流し聴きした感じでは、知っていた2曲以外はみんな同じように聴こえてしまい、退屈だったので直ぐに返そう思った。
が、せっかく借りたのだからと、もう一度自宅で腰を落ち着けて聴いてみると、予想に反してなかなか聴ける。
しっとりとした優しい歌声を聴いていると、気分が落ち着いてくる。
優しい時が流れていく。
歌によっては、浜田省吾的な雰囲気もある。声質も似ているような気もする。
今回借りたことで、ジム・クロウチの歌を一通り知ることができて、ちょっと得した気分。
そして、⑤の「Igot a name」はワタシにとって彼の最高のヒット曲。
当然彼の曲だと思い込んでいたが、実は『ラスト・アメリカン・ヒーロー』という映画の主題歌で、彼の曲ではないという事実を50年も経ってから知った(笑)。
作曲者は、あの「やさしく歌って」を作曲したチャールズ・フォックス&ノーマン・ギンベルという人達なんだそうな。
なるほど、「やさしく歌って」を作った人達なら、「Igot a name」のメロディの素晴らしさも納得がいくね。
ジム・クロウチのちょっとゴツい顔の雰囲気と優しい歌声にちょっと違和感があるけど、まぁよくある話か ^_^;
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Posted at
2024/08/02 20:14:50