2024年09月17日
素のヤリス(1000cc)
那須高原への旅行用にヤリス1000ccを借りた。
予約を入れたのが出発日の直前だったので、手配出来るのが素のヤリスだけだったのだ。
レンタカーを使うこと自体超久しぶりだったので、その週末は3連休で、レンタカーは出払ってしまうと云うことをすっかり忘れていた(笑)
そんな感じで借りた素ヤリスで4日間900km弱を走ったので、印象を残しておく。
なお、走った約900kmのうち700kmほど高速道路で、あとは霧降高原や那須高原周辺の山道やつなぎの下道である。
1 走行性能
①一般道
レンタカー店からスタートした時は、アクセルを少し踏むとグッ!と飛び出す感じがして驚いた。リッターカーの非力さを、踏み始めのアクセルレスポンスで補っているのだろう。
それを回避したければエコモードを選べばよい。それはそれで、回転だけ先に上がるようなゴムバンドフィールがあるが、直ぐに慣れる。
脚は、最初はふわふわと頼り無い印象の柔らかさが不安だったが、こちらも直ぐに慣れた。
どこを走っても乗り心地が良いのはこの脚のお陰、バーターだ。
スポーツっぽい走りをしないなら、こういう感じで良いような気がする。
②高速道路
高速道路を気持ち良く走るなら、スピードは90kmhくらいまでか。
それ以上のスピードももちろん出せるが、追い越しが必要な場合等に限定しておくのが良い。エンジンが大きく唸るので煩いし、疲れの原因にもなる。
音で言えば、路面が滑らかでない場合のロードノイズはかなり大きい。
高速での長距離移動ではこの車は使いたくないと思うのに十分なほどである。
同乗者は気にしていなかったから、音の問題は個人差が大きそうだ。
2 快適性
高速移動時(悪路面)のロードノイズを除けば、普通に走る場面で快適性に問題はない。
シートは調整巾が大きく、ステアリングのチルト、テレスコ機能もあるので、背の高低に関わらず合わせられそうだ。
また、ヘッドレスト一体型のシートはドライブ中に尻や腰が痛むことは無かった。これには、1時間毎に運転を交替したことも効いているとは思うが。
3 積載性
リアシートを倒すと荷室との間に高さ10cm程の段差が出来るので、大きめのスーツケース等は積みにくい。
が、2人✕4日分の荷物や土産等は余裕で収まる。
リアシートそのものは、ヤリスなので広くはない。というか、前後スペースははっきりと狭い。
が、2人ドライブならもちろんノープロブレム。後ろの座席に置いた荷物に手が届き易いと言うのはメリットだろう(笑)
4 燃費
最初に書いたような走り方をして、往路は高速道路+山道少々で20km/L余り。 帰路は、高速道路+下道少々(山道無し)で24km/L余り。
平地の気温は35〜36℃だったし、標高が高いところも涼しくはなかったのでエアコンは終始ガンガン回しっ放し。走行中はもちろん、道の駅等の駐車場で行き先を調べている時もガンガン効かせてました。
だから、旅行が終ってから、燃費の良さにびっくり。
特に最後の1つ前の給油は(いつもの安いスタンドで)セルフでギリギリまで満タンにしたので、実際はもう少し燃費が良いはずである(この給油で燃費を測定)。
5 その他
ヤリスにはディスプレイ・オーディオが付いていた。これは、CDは聴けなくてもUSBは聴けると思っていたのだが、使えなかった。
何か聴こうと思ったら、スマホをブルートゥースで繋ぐしかないらしい。
まぁいいんだけど、自分のN-ONEにCD付きナビを着けといて良かったと思った次第。
6 最後に
①素のヤリスでこれだけ燃費が良いと、HVヤリスで同じように走ったらどんな燃費になるのか比較したくなる。
燃費の差でレンタル料金差を逆転するのは無理だと思うが、HVの方が快適性(静粛性)等が高いことを期待したい。
②そして、今回の結果から、長距離高速ドライブでなければ、素ヤリスをまた借りてもいいかも。安いからね(^^)
③N-ONErsとの比較
(A) レンタカー屋さんで素ヤリスからN-ONErsに乗り替えた時、N-ONErsの出足がヤリスより力強く感じられた。
アレ?、N-ONErsからヤリスに乗り替えた時はヤリスの出足の力強さに驚いたのに…?
→そうか、ヤリスは始めはノーマルモードだったけど、その後はずっとエコモードだったから、N-ONErsが力強く感じたんだね。
(B) シートは圧倒的にヤリスが好みだね。
N-ONErsのシートはそれ自体はなかなかしっかりしたモノだけど、低く座れないし、ポジションの関係でシートバックに身体を預け切るのが難しいので、ちょっと評価が下がる。ここは体格等の個人差が大きいところかな。
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Posted at
2024/09/17 22:49:06
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