2025年07月28日
呑み鉄の函館本線編、再放送を見て、そこに登場した飲み屋へ無性に行きたくなったが、長野旅行から戻ったばかりだ。函館だって熱いに決まってるさ、とうそぶいてやり過ごす。
長野旅行の初日の晩。
地元には無いイタ飯屋へ行った。
ピザが美味い。とにかく旨い(←褒め過ぎだな(笑))
香りと食感が焼いた餅にとても似ている。
帰りしな、おねーさんに、餅米を使っているのか聞くと、秘密があるんですよ〜フフフ〜♪ だって。
餅米じゃなさそうだ(笑)。
その分厚いピザとペペロンチーノをビールで流し込むと、それだけで腹一杯を軽くオーバーした。
炭水化物オンリーな夜(笑)。
2日目の朝はホテル自慢のバイキング。
品数が豊富だったので、全品食べてみたくなり、全品制覇を目論んでひたすら喰いまくった。
食後は、星の王子さまに登場する象を呑み込んだウワバミのように、暫く横になって休まざるを得なくなった。
2日目の晩飯はバイキングでもイタ飯でもなかった。ちゃんとした懐石料理だから、食い意地に負けて食べ過ぎる心配は無いはずだった。
が、一品一品味わいながら食べ進むうちに、いつの間にか腹一杯を軽〜く飛び越えていた。
信州牛がダブルでやってきた辺りから怪しくなっていた。
口コミを見ると、美味い懐石をたっぷり提供するのが評判のホテルだった。
それでも炭水化物は少なめだったので、太ることはあるまいと高を括っていたが、帰宅後に体重計に乗ると、2kg近く増えていた ^_^;
帰宅した夜も、翌日の夜もほぼ同じような体重だったので、暫くはこの体重と付き合わなきゃならないんだろうと覚悟した。
歩く、走る(走れないけど)、自転車に乗る(乗らないけど)たびに脚への負担増を実感するんだろうなぁ^_^;
が、その翌日の風呂上がり、体重計に乗ると、旅行の爆食で増えた分はきれいさっぱり消えていた。
一体どういうこっちゃねん?
1つ言えるのは、かなり燃費が悪い体質らしいということか?(笑)。
Posted at 2025/07/30 14:21:34 | |
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旅行 | 日記
2025年04月16日
✥写真はそのうち載せるかもしれません^_^;
湯河原温泉の2日目。
クルマをホテルに預けて町の探索に出掛けた。
町まで3km以上ある。
以前なら歩いてゆっくり見て回っただろう。
数年前に訪れた宮崎市では、連日10km以上歩き回った。
が、湯河原は傾斜の町なのだ。
ここは素直に電チャリを借りることにした。
電チャリは町の施設で貸し出している。
1番近かったのは、町立美術館。
3時間1,000円なり。
まずは、美術館から700mほど山手にある不動滝へ行く。
走ってみると、登りがメチャ急だった。
歩きやノンアシスト自転車だったら、不動滝往復だけで疲れてオシマイだったかもしれない。
が、電チャリのお陰で脚力をほとんど使わずにスイスイ登れた♪
不動滝には水が流れていた。
次は5kmあまり下って海浜公園へ行く。
穏やかで良い場所だと、ホテルで知り合った地元の方に聞いていた。
県道75号線は、観光地だけあって、歩道が広く、比較的きれいに整備されている。
土曜日だからか、多くのロードバイクが、この道を登って行く。熱海峠まで登って行くらしい(驚)。
電チャリで通過する湯河原の町は、快晴で暖かかったこともあり、長閑そのもの。
途中の公園では、子連れの家族などがくつろぎ、ゆったりした時間が流れている。
町の南端に達し、国道135号をトンネルでくぐると海浜公園に出る。
公園の南側は護岸を兼ねた階段になっている。
東には真鶴半島、それ以外は一面海が広がる。
ここでも、穏やかな海を前に、多くの町民が寛いでいた。
メインストリート(?)も一応走ってみた。
湯河原駅を過ぎて暫く行くと豆腐屋さんがある。
オーベルジュで朝食に出た豆腐が濃厚かつクリーミーだったのでどんなにお店か関心があった。
着いてみると、広い駐車場を持つ大人気のお店で、お土産屋とレストランになっていた。
14時頃だったが、朝飯が美味くて食べ過ぎたせいか、腹は全く減ってなかったので、食事はしなかった。クーラーバッグを持っていなかったので、お土産も買えず。残念ッ!
また来る理由が出来た。
そこから来た道を登り返して、万葉公園でちょっとだけ足湯でリフレッシュし、美術館へ戻る。
登り下りを何度か繰り返したが、電チャリのお陰で疲れ知らずだった。
今さらだが、街歩きには最適な相棒なのである。
今後の旅行ではもっと活用させて頂くとしよう。
Posted at 2025/04/16 13:09:48 | |
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旅行 | 日記
2024年09月13日
ICを出て、日光道路をひた走る。
平日の夕方近い時間、下り車線を走るクルマは少ない。
9月も中旬に差し掛かったというのに、佐野辺りでは、猛暑日の肌を焦がすような日射しが降り注いでいた。
が、北上するにつれ雲が増え、日光道路に入ると小雨がパラつき始めた。
遠くに見える山並みは、水墨画のように滲んでいる。相当降っているのだろう。
霧降大橋を越えて狭い山道を暫く登ると、今日の宿が現れた。
久しぶに少し長い距離を走ったせいか、ちょっとした疲れを感じていた。
とりあえず風呂に浸かって体を弛ませたい。
高原の頂き辺りに立つホテルの屋上にある露天風呂からは、三方を囲む山々の峰がほぼ目線の高さに入ってくる。そして地元の町並みを遠くに見下ろすことができる。
内湯で温まってから露天風呂に出ると、ちょうど雨が降り始めた。
真っ直ぐ落ちてくる雨粒は、湯面に当たって王冠状の輪を作り、その中心は、垂直に跳ね上がる。
マセラッティのエンブレムを立体化したイメージか。
広い風呂一面に絶え間なく現れては消える、無数の王冠と、中心で跳ね返る水玉を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていく。
雨除けのタオルが濡れて重くなった頃、内湯へと戻る。
雨がこんなに気持ち良い風呂はなかなか無い。
翌朝、朝湯に浸かりに再び露天風呂へ向かう。
今日の日の出は午前5時52分とエレベーターに貼り紙があった。
その時間帯は、日の出を見たい客で込みあったと聞いたが、7時過ぎの今ならゆったりできる。
空は澄み渡り、山々の緑が鮮やかに輝いていた。
降っても良いが、晴れても素晴らしい。
直射日光を浴びないように、太陽に背を向けて風呂に浸かると、山の端と接する空の青さが目に染みる。
こんなに爽快な朝なのに、昼過ぎからは大雨になると予報が言っていた。
そんなことはとても信じられないと、タオルの補充に来たおばちゃんに話すと、それはいつもの事だという応えが返ってきた。
なるほど、霧降高原とはそういうところなのだ、と納得するしかない。
さあ、朝飯をたらふく詰め込んで、次の目的地へ向かうとしよう。
Posted at 2024/09/13 20:15:58 | |
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旅行 | 日記
2023年08月30日
北海道の秘湯から札幌への移動は一般道。
海沿いを走るほほ一直線の道路。
周りのクルマのペースがやたら早い。
ナンバーを見ると、地元のクルマ達だ。
最終日に捕まるわけにはいかないので、マイペースでまったり走り続ける。
が、周りのクルマの全部が全部、それなりのペースで走っているのを見ると、OKなのかも?(笑)
という事で、ペースを合わせる事にした。
もちろん、地元の速いヤツを前に置いて、それなりの距離をとって追走する。
途中からは、追い抜いていったベンツに露払いをやらせてあげることにした。
行き先が似たような方向だったのだろう。ナビが示す通りのルートをベンツがガンガン走ってくれるのである。
素晴らしい。
結局、ベンツがどこかのトウモロコシ露店で休憩するまで、高速道路のような直線路から山坂道やカントリーロードなど100kmほどの間、ず〜っと前を走って頂けたのだった。
最近は、ホントにまったりドライブしかしていなかったのだが、どうやらそれなりのペースで走る方が疲れが少ないかもしれないと再認識した(笑)
Posted at 2023/08/30 21:33:32 | |
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旅行 | 日記
2023年08月28日
旅行の事は全てお任せしている。
行き先、日程、宿泊施設、予算など一切合切。
ワタシが決めるのは、ホテルとホテルをつなぐルートくらい。
昔は、移動距離を出来るだけ長くとるようリクエストしていた関係もあり、レンタルする車種も自分で決めていたが、最近はクルマへの興味が薄くなり、車種もお任せにしている。
宿泊施設は、以前は贅沢な所を選ぶ傾向があった。
それはそれでよかった。
が、最近は、泉質とか、秘湯とかに凝り始めたらしい。
秘湯を守る会の温泉が混じるようになってきた。
7月下旬に行った北海道、最後の泊まりが秘湯を守る会のひとつだった。
すっかり忘れていたが、北海道は夏でも涼しい時代が長く続いたので、エアコンなんぞ無いのが当たり前だった。
しかし、もう10年以上も、夏の北海道は涼しいなんて神話は通用しなくなっている。
にもかかわらず、そんな事すっかり忘れて真夏に秘湯を予約してしまったらしい。
いくら何でも、もうさすがにエアコンは入っているだろうという期待はあっけなく潰えた。
旅館の玄関を入った瞬間に全てを悟った。
部屋にはあるだろう、などと言う期待は持たない事にした。
予めショックを軽減しておきたかったのだ。
この件についてはこれ以上触れまい。
翌朝、敷地内を散策すると、とても良い旅館である事が分かった。
広い敷地に素晴らしい庭があり、よく手入れされている。
もちろん、風呂も素晴らしい。
透明だがぬるぬるの湯で、身体がよく温まる。
涼しい季節にならまた来ても良いと思う。
全て温暖化が悪いのだ。
前置きはここまで(笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この旅館の駐車場にクルマを停めたとき、ちょっと驚いた。
私達より先に、1台だけ停まっていた車(N-BOX)が同県ナンバーだったからだ。
こんなに離れた北海道の、それもこんなに辺鄙な山の中にある秘湯に、まさか同じ県の、それも馴染みの地域のクルマが居るとは、夢にも思わなかった。
翌朝、施設内を散策している途中、N-BOXに荷物を積込んでいる彼らに出くわしたので、話し掛けてみた。
私達が同じ県から来ていると知り、私達以上に興奮して暫く話に花が咲いた。
彼らは、70歳くらいの夫婦で、クルマで日本中を旅行している。
秘湯を守る会の温泉は、ほぼ全て、繰り返し訪れている。
以前は普通車を使っていたが、奥さんが少し足を傷めたため、乗り降りが楽なN-BOXの4WDに替えた。
N-BOXは広くて使い易いが、車中泊はしていない。
この日は宿を出た後、函館へ移動する予定、などなど。
また会えるかもしれない、と思いながら手を振ってお別れをしたが、また会うには秘湯に行かなきゃ、だろうな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんな出会いの直後、旅館の玄関脇にスポットライトが当たった(気がした)。
そこには、でかいハーレーが停まっていた。
普通のハーレーとは、何となく印象が違う。
よく見ると3輪車、トライクというヤツだ。
そのトライクハーレーに、白髪頭のちっちゃいじーちゃんが荷物を積込んでいる。
その横では、ちっちゃいばーちゃんが準備が済むのを待っている。
排気量を聞いたが、忘れた。
N-BOXの3倍ほどだっただろうか。
暫く雑談をした後、彼らも出掛けて行った。
ドッドッドッドッ❢
という特有の排気音を響かせながらゆっくり走り去るハーレー。
後ろに跨がったばーちゃんが、手を振ってくれた。
あの年齢で、この異常な夏の盛りに、2人乗りで、横浜から自走してきて北海道を周るなんて、あり得ない。信じられない。
信じられない事が起こるのが人生なのだろう。
今回の北海道は3泊したが、こういう面白い出会いがあったのは、この秘湯の宿だけだった。
ああいう人達は、リーズナブルで風情があり、湯も良い秘湯を定宿にしているのだろう。
これからは、秘湯をメインに考えるのも面白いかもしれない。
ただし、エアコンとウオシュレットがある事だけは要確認である(笑)
Posted at 2023/08/28 14:25:15 | |
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