1 脳って凄い♪
もう、1週間経ってしまいましたが、先週土曜日にリカンベント・ファンデーに行ってきました。
4月に続いて2回目です。
2ヶ月も間が空いていたので、もうリカンベントの乗り方を忘れてしまったんじゃなかろうか?
前回は何回かコケてしまい、帰宅してから肘を結構やっちまっていたのに気付いた。次からは打撲や擦り傷を作らずに済むように、前夜、スポーツショップに行き、肘と膝のプロテクターを購入(笑)。
レジのおねえさんが微笑んでいたように見えたのは……?
スケボーのプロテクターって、普通はもっと若い人が買う物なんだろうね(笑)

さて、場面は
水元公園へと飛びます(写真は前回のものですが、今回も最高気温29℃、どピーカンの良い天気でした)。
最初に乗せて貰ったのは、前回も練習したミドルレーサータイプのリカンベント(実際に乗ったのはフロントドライブですが、その写真が無いので、参加者さんのリアドライブの写真を載せておきます)。
いきなりすっ転ぶんじゃないかと、恐る恐る乗ってみると、意外や意外、普通に乗れてしまいました(^^)。
前回は、コケないようにと、ずっとハンドルを高く上げたまま走っていたのですが(ハンドルを手前に下ろすと不安定になります。また、片手を離したりするとその瞬間にコケる(笑))、あんまり簡単に乗れるので、ハンドルを低く下げて乗ってみても、あら不思議、不安定さは全く無し。スイスイ乗れちゃいました。
調子に乗って、八の字グルグルにトライしてみましたが、そこは、まだまだ、まだまだ、まだまだ…(笑)
でも、普通に走る分には、明らかに前回より安定しているし、上手くなっていてびっくり。
もう、何の違和感もありません。乗らない間に進歩?
脳って、乗っていない間(もしかして、真夜中の綾瀬はるかちゃんが来ている間かな?(笑))に感覚を含めた知識や経験を整理・統合・記録しているンですね〜。何歳になっても♪
こりゃ〜、まだまだイケそうだぞ〜♪
↑ 何が?
2 クルーズバイクT-50
次に乗せて貰ったのは、参加者さんが持ってきたクルーズバイクT-50。
ちょっと変わったリカンベントです。

(✤写真は前輪が右に150℃くらい反転している状態で、クランクが有る部分が1番前です。)
何が違うかというと、BB(クランクの軸部分)がハンドル軸と前輪軸に固定されたポールに付いているので、ハンドルを切ると、写真みたいに一緒に左右に動いちゃう。
ちなみに、一般的なリカンベントは、3枚目の写真のように、BBは本体ポールに固定されているので、ハンドルを切っても左右に動いたりしません。
この構造の違いがどう影響するかというと、
前へ進もうとペダルに乗せた右足に力を加えると、その押す力でハンドル=前輪も一緒に左を向こうとするのであります。
これは参りました。
ペダルに片足を載せて漕ごうとするとハンドル(=前輪)が反対側を向いちゃうので(または、それを防ごうと半ば無意識に右手を引いているので、前輪が右を向いちゃうので)、不安定もいいところで、両足をペダルに載せるのがメチャ難しい。
小さい頃乗った三輪車と似たような感じなので、右足でペダルを踏む時は右手を引くようにすれば上手くいくんじゃないかと思うのですが、その力加減がとっても難しいのよ(笑)。
片足をペダルに載せてちょっと踏んでフラフラ〜っと1mほど進んでは失敗してブレーキ&足をつく、また1m進んではブレーキ&をつくの繰り返しで、何回やっても乗れる気配が全く無い。
モタモタやっていたら、公園内を散歩していたおばちゃんが、
『あらあら、乗るの難しいんですか?』とにこにこ笑顔で話しかけてきた。
「全然乗れる気がしないで〜す(笑)」と返すと、
『さっきの方はスイスイ〜っと走っていましたよ〜』。
「乗れる人は乗れるんですけど、乗れない人は乗れな〜い(笑)」
『あらあら、大変なのね〜。頑張ってね〜』だって。
変わった乗り物に乗ってると、皆さん興味津々で、話しかけたり、手を振ってくれるおばちゃんもいたりするので、上手く乗れないのも意外と楽しかったりするんですけどね(^^)
スイスイ走っていたら、話しかけ難いですからねぇ(笑)
そんなモタモタのあと、ある事を思いつきました。
というか、苦肉の策。
名付けて、
「緩い坂の上からリカンベントに乗り、自然に転がっているうちに両足をペダルに載せちゃおう作戦」←マンマやがな(笑)
これは大正解。
初めてこのタイプのリカンベントに乗ることが出来ました。
ただし漕がずに自然落下するだけ(笑)
漕ごうとするとやっぱり難しい。
右足で漕ぐ時には右手を引き、左足で漕ぐ時には左手を引く、なんていう器用なマネは、この時点では全くムリでした。文字通り「絵に描いた餅」(笑)
でも、ある瞬間、突然乗れるようになった。
何をやったかというと、
常に両手でハンドルを力いっぱい押さえ続ける。
コレですよ、コレ(^^)
漕ぐ足の力でフラつくハンドルを、両手で前方へ押さえつけてやると、車体はウソのように安定。
それからはあっという間に乗れるようになりましたよ(腕はとっても疲れました〜(笑))。
さっきのおばちゃんにこの勇姿を見せてやりたいゾッと♪
備忘録的に書いておくと、このクルーズバイクT-50は、
①1番前に、BBやギアやクランクやペダルに加えてそれを支えるポールが付いているうえに、その重い塊がハンドル操作にあわせて左右に動くので、ハンドルがとても重く感じられます。
たぶん、それも初めて乗る際に難しいと感じる要因かと。
が、一旦乗れるようになると、前が重いなんて全く感じなくなっちゃうンですよ。
慣れって不思議ですね~。
↑ 1番最初の印象が大切なので記録しておきます。
②リカンベントは速い?
ブログ等で、リカンベントは速いというのをよく目にしますが、これは自分比なんだというのを実感しつつあります(笑)。
自分がロードバイクで走る場合とリカンベントで走る場合を比べると、リカンベントの方が2〜3km/h速いかも?ってな感じなんでしよう、たぶん。
しかも、速い理由が空気抵抗の違いだというので、比較的高いスピード域で妥当する事象じゃないかな。
クルーズバイクT-50はの重量が12〜13kgくらいなんですが、その数字以上に重く感じられ、漕いでいると脚への負担が比較的大きいので、決して速くはないんじゃないかという印象です。
同じタイプで、7〜8kgの物があれば速そうなので、試してみたいですね。
3 ストライダLT (STRIDA LT)
リカンベント・ファンデーなんですが、リカンベント以外の変わった自転車に乗ってくる方も結構おられます。
で、面白そうな物に乗せて貰いました。

これは16インチの折りたたみ自転車です。
三角形のフォルムと、そこにちょこんと付いたサドルが目を引きますね〜。
簡単な操作で前後輪が重なる形に折りたためます。コンパスみたいです。
乗ってみると、最初はハンドル操作が不安定に感じます。「なんじゃこれ〜!」と笑いながら乗りはじめましたが、10mも走れば慣れちゃいます。
意外に軽快に走ります。
重量は10kgあまりで、折り畳むと重く感じますが、省スペースなので保管しやすいのが美点ですね。
通勤に使って、ロッカーにしまっておくとか、アリかも〜♪(実際にそうされているそうです。)
4 極小径リカンベント♪
筋金入りベント乗りさんの自作リカンベント。
ハンディバイクという小径折り畳み自転車を改造したものらしいです。
前輪から前を付け加えたとおっしゃっていましたが、ネットで「ハンディバイク」の画像をググると、本体部分もだいぶ感じが違うので、相当手を加えているんでしょうね。
こんなに小さなタイヤが付いているリカンベントなんて、全く乗れそうな気がしないんですが、「クルーズバイクに乗れたなら十分乗れますよ〜」と言われたので、トライ♪
意外に普通に乗れてびっくりです。
ただし、タイヤがこんなに小さいので、決して速くはありません(^^)
文字通り
話しのタネ(笑)
ちなみに、この小さなタイヤは触るとかなり硬いのですが、ちゃんとチューブが入ってます。
パンクしたら、交換は大変?
5その他?
今回も、前回同様、10時半過ぎから4時間くらい滞在しましたが、楽に乗れるようになっていたので、積極的に色んな自転車に乗せて貰いました。
が、乗っている時間より、涼しいメタセコイアの林の中のテーブルで寛ぎながら、参加者さん達とダベっている時間の方が長かったですね。
参加者さんたちは、普段からリカンベントに乗られているので、水元公園では、情報交換や自作リカンベントのお披露目(自慢?(笑))がメインになっている感じかな。
他の色んな趣味の話も深くて楽し、です。
参加者さんに連れてこられた3歳のお子さんが、林の中を走り回っていたのが、可愛いやら、いつまでも走っていられる体力が羨ましいやら(笑)
とにかくとっても楽しい1日でした。
ちょっと遠いけど、毎回参加できると良いなぁ(^^)
次回は、超軽量快速リカンベント(できればハイレーサータイプ)や超軽量トライクに乗ってみたいですね。
クルーズバイクに乗って来られた方はリカンベントを何十台も所有しているということなので、リクエストしておけばよかったかなぁ(笑)
どなたか、このブログを見られたら、次回乗って来て頂けると嬉しいなぁ(^^)