
梅雨の貴重な晴れ間にBMW118dを借りてドライブしました(ドライブについてはブログにもUPしています)。

MT、後輪駆動、NAが性に合うワタシにとって、ATでディーゼルでターボな118dは異質のモノ。
S660やシビックTypeRには何度も乗っているので最近のターボには違和感が無いのは体験済ですが、お楽しみクルマとして、ATやディーゼルはどうよ、な感じで借り出しました。
お店から家までの10km程の区間では、足元の頼りなさばかりが意識され、借りたのを後悔し始めていました
(S660にしときゃよかった)(笑)。
しかし、快晴の翌朝、信州方面へ向けて走り出すと、まず、その快適さにハマります。

最高気温が30℃を大きく超えたその日、朝8時過ぎには結構な気温になっていましたが、クリーンな室内の雰囲気と良く効くエアコン、豊かなトルク、コンフォートな足回り、スムーズな8AT等のお陰で、前に蓋車がいるまったりドライブも至極快適にこなせます(街乗りでは走行モードをエコプロにしておくのが精神衛生上好ましいかもしれません)。
走ってさえいれば、ディーゼルエンジンの音が全く気にならないのも、快適性に貢献しています。
お陰で、目的地まで4時間程走った後も疲れはほとんど感じません(いつもと違い、マニュアルスティックをコキコキやらなかったからかもしれません(笑))。
お山にステージを移し、ワインディングロードを駆け抜けます。走行モードはスポーツ。

これが意外にイケるのであります。
スピードのノリが早いので、ワインディングだと直ぐそれなりのスピードに達してしまい、ブレーキの出番になります。スポーツモードなので、足もそれなりにしっかりですが、それでも乗り心地は悪化しないのがステキです。
回転上昇に合せて良いエンジン音が響きます。もちろん合成音でディーゼルの音じゃありませんが、これが不自然じゃないのです。音も気に入りました。
そして、ワインディングで思い切り踏み込んでも怖くないのが驚きです。踏み込んでもマイルドな印象なのは何だろうと思いながら走ってました。(後で気づいたのですが、トルクは30kgm以上ありますが、パワーは150psしか無いんです。だから、踏み込んでも、ガソリン車の様に高回転で伸びてイク部分が無いのです。だからマイルドな印象で、ワインディングで踏み込んでも怖くないと(笑)。
これはこれでイイんじゃないかと思いました。心臓バクバクのスリルは大好物ですが、刺激が強すぎて心臓止まるとヤバいので(笑)。はい、気に入りましたよ。
そんなこんなで118d、街乗りからスポーティなドライブまでしっかり楽しませてくれます。
ただし、これはFR限定のお話であります(あくまでワタシの感性の問題ですよ)。
最近特に、高速道路を使った長距離ドライブがキツいと感じる様になりました。九州まで1000km以上走って、さらに現地の快走路を攻めて攻めて楽しむなんて超人技の領域になりつつあるのですが、もしかしたらこの118dなら、長距離移動も現地でのお楽しみも両立させてくれるのではないかと、密かに期待を寄せているのであります。