いや〜、知らなんだ、知らなんだ。
輪くぐりさん。
もちろん見たことはあった。

*商店街向きの門にあったやつ。
何だか知らないが、神社にある藁で作った大きな輪っかをぐるぐるくぐるアレだ。
昔、確か三島大社に行った時にこの輪っかが置いてあった。
一昨日の18時半頃、いつも105段階段を上り下りする浅間神社を通ると、これが置いてあった。

*東門の輪くぐりさん。
この門を潜って中へ入ると、もっと大きい輪っか。
東門の内側にも置いてあった。
そして昨日の18時半過ぎ、神社の中は物凄い人で溢れていた。
いくらコロナが下火になりつつあると言っても、こりゃさすがにヤバいだろうと、早々に神社を後にした。
そのまま図書館へ向かって歩いていると、神社へ向かうと思われる人たちが、アチラからもコチラからも湧いてくるように、後をたたない。
あんまり沢山の人が浅間神社へ向かって行くので、興味が沸いてきた。
歩きながら、一組の老夫婦にインタビュー(笑)
「浅間神社へ行かれるんですか?」
『そうですよ』
「あの、輪くぐりさんのためにですか?」
『そうですよ』
「あの輪っかを潜ると、何か良い事が有るんですか?(笑)」
『あれは、毎年6月30日に、これからの半年の無事をお祈りするんですよ』
「ほ〜。年1回? 12月31日とかにはやらないんですか?」
『そうです。6月30日に、これまでの半年の無事を感謝して、今後の半年の無事をお祈りするんですよ。夏越の祓(なごしのはらい)と云うんです。たぶん県内中の神社でやっていると思いますよ』
みんなこんな事知っているんだろうか?
試しに、図書館で貸し出しをしていたおばちゃんにも聞いてみた。
「浅間神社に凄い人が集まっているんですが、今日は何か有るんですかね?」
『6月30日ですから輪くぐりさんだと思いますよ。』
はあ、知ってるんだ。
まあ、そこら中から人が沸いて来るから皆んな知ってるんだね。
ちなみに、帰り道に小さな小さな神社の前を通ったら、そこにも輪っかが置いてあって、数人が輪くぐりをしていた。
え?
6月30日は日本全国、輪くぐりさんの日なの?
✤ググッたら、藁じゃなくて、茅で作った輪っかを使うらしい。全国の浅間神社でやるんだそうな。
たった1日のために用意するんだねぇ。
昼は暑いから、普段、18時過ぎに閉める門を開け放して人が集まれる様にしているんだろうけど、何時までやっているんでしょうね。
Posted at 2022/07/01 11:39:34 | |
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