2022年08月13日
水金地火木土天海冥
小学校だか中学校だか忘れたが、太陽系の惑星は上の9個だと習った。
ところが、いつの間にか冥王星は惑星じゃなくなっていた。
冥王星とほぼ同じ軌道上に無数の天体がある事が判明し、冥王星を惑星のままにしたら、周りの無数の天体も惑星にしなきゃならなくなる。
そこで、急遽惑星の定義が決められた。2006年のこと。
①太陽の周りを回っている。
②十分な質量を持ち、ほぼ球形をしている。
③自軌道近くから他の天体を排除している。
③に当て嵌らないので、冥王星は惑星から準惑星へと降格されてしまった。
冥王星を惑星から除外するための定義みたいなものだね。
そんな可哀想な冥王星に取って代わる9番目の惑星の存在が取り沙汰されている。
地球の10倍の質量?
公転周期2万年?
仮説が発表された時にはこんな想定だったが、その後のシミュレーションで質量6倍、公転周期7400年に修正されている。
いずれにしても、そんな大きな質量を持った惑星が、太陽からそんなに遠い場所に存在する理由は?
という問いへの回答は、
このプラネット9は天王星と衝突して弾き飛ばされたというもの。
天王星の地軸が90℃近く傾いている事が衝突の証左だと云う。
いや〜、面白いねぇ。
仮説を立てるに至った経緯も面白いし、見つけ出すための方法も面白い。
世界中の天文学者がプラネット9を発見しようと血眼になっている。
実際の作業は気が遠くなるほど地道で根気が必要なものだと思うが、ギャラリーとしては、早いとこ見つけ出して発表して欲しい。
惑惑するなあ、もう(笑)
といっても、ワタシが生きてる間に発見されるのか分からないんだけどね^_^;
Posted at 2022/08/14 13:01:00 | |
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