
明るい陽射しが春の訪れを感じさせる土曜日。
来週の火曜辺りから、また寒波が来るらしい。
つかの間の春の暖かさを楽しもう。
なんちゃって。
昼前から、先週末に続き10km超ウォーク。
今日の行き先は6km先のロードバイク・ショップ。
ハイエンド・ロードバイクの試乗会におじゃましてきた。
試乗車はスペシャライズドのS-worksターマックSL8(全国で試乗会を展開中なのね)で、乗り出し179諭吉のプライスタグが付いている。
紛う事なきハイエンド・バイクである。
かなり前に試乗した、キャノンデールのスーパーシックス・エボ・ハイモッドは当時のハイエンドで、100諭吉を超えたくらいの価格だったと記憶している。
随分上がったものだが、クルマだって米だって倍になっているんだから、しょうがないか(笑)。
で、S-works。
にこやかで人懐こい笑顔の店長さんから受け取り、ハンドルとサドルに手をかけて引き寄せた瞬間、その軽さに衝撃を受けた。
ペダルを含めた完成車重量を聞くと6.8kg。
前回浜名湖を走った際のトレック・マドンgen8のSL5は普及価格帯のバイクということもあり8.7kg。
ロードバイクにおける2kgの違いは、サドルに触れた瞬間に感じ取れるほどの差となる。
6.8kgなら指1本で軽〜く持ちあげられる。
メリダのスクルトゥーラ・チームも同じような感じだった。
公道に出て暫く車道を走った後、直ぐ先の河川沿いを北上する。
初めての場所なのでどう走ろうかと考えながらも、護岸のサイクリングロードから橋を渡り、道なりに一般道に合流して山に向かう勾配を登って行く。
試乗時間は30分程度だったな。
ある程度登った辺りで停車し、時間を見ると20分以上が経過していた。
あまりに楽しいので、時を忘れてしまった。
ショップまでの距離をググると約7km。
下り基調だから往路よりは速いだろうと戻り始めたが、初めての道をガシガシ漕いできたので、どこで曲がってきたのか覚えていない。
結果、クルマが多い幹線を気を遣いながら走ることになり、しかも往路より少し遠回りに(笑)
S-works。
とにかく走りが軽いしスピードのノリが良い。
乗り心地が良いというインプレをよく見かけるが、全くその通りだった(10数㌔走っただけなので、長距離を走ると違う印象になるかもしれない)。
あまりに気持ち良いので、自分の脚力を忘れて踏んでしまい、あっという間に終ってしまうというのは欠点か?(笑)。
デュラエースDi2はスイッチを押すだけで変速がスパスパと決まるので気持ちが良いし、上り坂での変速に大きなアドバンテージがある。
長距離では、走行中の疲労軽減に大きな効果があるだろう。
電池が切れると変速が出来なくなるというリスクはあるが、メリットが大きく上回ると実感。
走行中、特に下りで、時々フロントがふらついた。
暫く乗っていなかったから下手になったか?と苦笑いしていたが、どうやら前輪が風に煽られていたようだ(快晴で温かく穏やかな1日だったが、山あいを走った際にはそこそこの東風が吹いていた)。
ホイールはロヴァールの65mmハイト?
比較的風に強いホイールだといわれているようだが、相応の影響は受ける。疲れている時は持って行かれるかもしれない。
S-works Tarmacの感想はこんな感じ。
一言でいうと、メチャメチャ良い。
気持ち良くてアドレナリンが湧き出るので、ひとっ走りした後は幸福感に包まれる。
この幸福感の値段があのプライスタグなら惜しくはない、と思った人が買うバイクなのだと感じる。
試乗のあと、少し遠回りして7kmほどを歩いて帰ったが、往路と比べて脚の運びが力強くなっていた。
短時間だが久しぶりにロードバイクで山登りをしたので、脚の筋トレになったのだろう。
夜になって、ハムストリングが筋肉痛になった。
ハムストリングを使うことを走行中に思い出し、少しの間意識はしたが、まさかずっとハムで踏んでた?
いやいや、いやいや、片脚スクワットをやったばかりだったので、その筋肉痛が出たのだろう。
帰宅して疲れがなかったのは少し驚き。
ウォーキングとバイクは、脚も含めて体の使い方が違うので、良い組み合わせだと思われる。
【追記】
この2日後、いつもの図書館までの往復約4.6kmを速いペースで歩いたら、帰宅後に、やはりハムストリングが筋肉痛になった。
ちょっとびっくりだが、やはり片脚スクワットの影響か?
Posted at 2025/02/16 22:57:33 | |
トラックバック(0) |
自転車 | 日記