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2011年03月20日 イイね!

遂に戦車も投入、福島第一原発

防衛省は20日、福島第1原発への放水活動で障害となっているがれきを撤去するため、陸上自衛隊の戦車2両を派遣した。雲仙普賢岳や霧島新燃岳の噴火で人命救助のため装甲車を派遣した例はあるが、戦車が災害派遣されるのは極めて異例。21日早朝にも現場近くに配備される。

派遣されたのは、いずれも74式戦車(全長9.41メートル、全幅3.18メートル、重さ38トン)。支援車両とともに、20日午後6時20分ごろ、静岡県御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地を出発した。

ブルドーザーと同じ排土板と呼ばれる大型板を前面に装備。発電所周辺や敷地内の通路をふさぎ、放水作業の妨げとなっているがれきなどの障害物を排除するため、すぐに出動できるよう待機する。

同省によると、戦車は放射線に対する防護能力が高く、機動性も高いため派遣を決定したといい「要請を受けたものではなく、できることは何かと考え、自主的に派遣を決めた」としている。

自衛隊も原発対策に総力戦のようだ。遂に戦車を投入するそうだ。排土板付の戦車は1個中隊に1両程度の貴重品のようだから定数を減らした第1戦車隊ではほとんど全車両を投入ということだろうか。確かに厚い装甲に守られ、NBC防御能力もあるので放射線をある程度防げるかもしれないが、ブルドーザではないので作業能力は限られるだろう。

しかし、一度うまく行くと柳の下には何匹もドジョウがいると苦し紛れに次から次へと要求を突き付けてくる能なし政府の下で活動させられる自衛隊は本当に気の毒だ。この際、バ菅内閣も高らかに打ち上げた「動的防衛力」とやらで何とかしてみたらどうだろうか。戦車は要らないという菅内閣だが、どうしてなかなか役に立つだろう。
Posted at 2011/03/20 22:44:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月20日 イイね!

もう一つの国難

菅直人首相は19日、自民党の谷垣禎一総裁と電話で会談し、東日本大震災に対応する内閣機能を強化するため、副総理兼震災復興担当相での入閣を打診した。谷垣氏は「応じられない」と拒否した。首相の要請には、野党首脳を閣内に取り込むことで、事実上の「大連立政権」樹立をねらう思惑がある。一方、「震災復興」という大義名分を自ら政権基盤の強化に利用しようとする意図もみえ、菅政権の“あざとさ”を象徴する行動といえそうだ。

首相が谷垣氏に対し、震災復興担当相での入閣を打診したことは、「国難」に対処する政府の責任を野党に転嫁しようとしていることも意味する。それどころか、震災前には退陣論もささやかれた首相が、逆に国難を利用して、政権維持を図る計算さえ垣間見える。

自民党幹部は17日、「大震災を利用して政権の延命を図っている」と、首相の政治手法に不快感を示した。みんなの党の渡辺喜美代表も記者団に対し「ここで政局的な配慮で『大連立』とか言っていると(大震災への)緊急対応がおろそかになってしまうのではないか」と批判した。

民主党の有力幹部も「閣僚ポストで釣り上げようという魂胆が見透かされてしまった」と首相の行動に疑問を呈した。

首相からの入閣要請を受けた谷垣氏は19日、党本部に石原伸晃(のぶてる)幹事長や石破茂政調会長らを集め要請を拒否する方針で一致。また、大島理森(ただもり)副総裁ら他の党幹部に対する入閣要請も拒否することを改めて確認した。

谷垣氏はその後の記者会見で、入閣を要請する首相に対し「あまりに唐突すぎる。今の態勢をいじるときではなく、被災者へ支援、原発の対応に全力を尽くすべきだ」と述べたことを明らかにした。

政府・与党は18日の各党政府震災対策合同会議で、17人が上限の閣僚枠を20人に増やす内閣法の改正を提案した。首相サイドは、公明党など他の野党に対しても入閣を求める構えだが、各党とも応じない意向だ。このため首相は、仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井静香代表ら与党からの新閣僚起用を模索している。

今、最も大事なことは被災地の安定を図ること、そして国を建て直すことで、政局を生み出すことではない。政府が考えることは、どうすれば被災地を安定させることが出来るのか、どうすれば日本が受けざるを得ないダメージを最小限に止め、この国を復活させることが出来るのか、その2点だろう。

そのくらいのことは今大連立を模索しなくても現体制でやってしかるべきで何も野党を交えて大連立を組まなくては出来ないことではないし、その程度のことが出来ない内閣では、そんな内閣が舵を握っている日本丸に乗船している我々が困ってしまう。

この国には市井の英雄は無数にいる。それは何とも心強いことだが、市井の英雄がいくら頑張ったとしても彼らには国を動かすために必要な権限はない。その権限を握っている政府が国家の非常時に的確な指示も出せずに右往左往しているのでは何とも困ったことで本当の国難はこんな政府が政権を握っていることかもしれない。
Posted at 2011/03/20 13:28:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月20日 イイね!

愚か者の選択

政府が東京電力福島第1原子力発電所で、放水に続き建屋周辺でのがれきの除去にも自衛隊の投入を検討しているのは、菅直人首相らが東電に不信感を抱いていることに加え、自衛隊以外に実施できる組織はないとの判断からだ。ただ、原発事故への首相の対応が後手に回ったなかで、最後になって押しつけてくる首相の「常套(じょうとう)手段」に自衛隊内には反発も出ている。

「自衛隊に過度に期待されても困る」

自衛隊幹部はがれき除去への投入が検討されていることについて困惑気味に語った。がれき除去の場合、屋外で一定時間活動する必要があり、放水よりも隊員が被曝(ひばく)する危険性は格段に増すからだ。放水にしても不満がくすぶる。14日には3号機で水素爆発がおき、自衛隊員4人が負傷。けがの程度は軽かったものの、直前に経済産業省から一方的に出動を要請され、東電からも十分な情報提供がなかったことに不信感が残る。

自衛隊に加え警察や消防のさまざまな種類の放水・消防車両が逐次投入される現状に「『持てる能力』をすべてテーブルに並べたうえで、有効な対処策を講じているとは思えない」(防衛省幹部)との批判もある。別の自衛隊幹部は「『最後の砦(とりで)』だという国民の期待には応えたいが、自衛隊の能力にも限界がある」と漏らす。がれき除去もまず自衛隊ありきではなく、必然性と成算を精査したうえで投入すべきだというのが自衛隊側の本音だ。そこを見極めるのは、自衛隊の最高指揮官たる菅首相だが、策に窮すると、場当たり的に自衛隊に白羽の矢を立てることが続いている。

被災地への救援物資の輸送を自衛隊に一元化したのはその象徴だ。きっかけは、農水省が備蓄食糧の輸送手段の確保に苦労していることを知った首相が北沢俊美防衛相に輸送を突如指示したことだ。防衛省は検討していた輸送計画の見直しを迫られた。あげく農水省が要請したカップ麺が連絡もないまま基地に殺到、現場は混乱を極めている。

放水にあたる消防、東電との指揮系統の一本化に向け設置された「現地調整所」も、陸上自衛隊が指揮するが、「過重な役割を背負えば自衛隊自体の運用に支障を来す」(政府高官)ことも懸念される。

「放水でさえ、国民の想像以上に危険な環境下で命がけで行っていることを理解してほしい」
この自衛隊幹部の言葉は重い。

知恵のない愚かな者は、一度うまく行ったことを何回も繰り返して最後には大きな失敗をして何もかも失ってしまう。自衛隊は確かに日本で唯一最大の自己完結的な機関だろう。消防にしても警察にしても通常のインフラ支援下で業務を行うことを前提とした組織でそのインフラが破壊されれば何も出来なくなってしまう。

その点自衛隊は衣食住を独自に賄う装備を持っているからインフラ支援を受けずに活動を行うことが出来る。しかし、それも限度がある。活動するのは人間で機械ではない。機械にしても一定の時間でメンテナンスを行わないと使い物にならなくなってしまう。

未曽有の災害に短時間、現場が落ち着くまで自衛隊を最大動員するという選択肢もあり得るだろうが、そうかと言って、過度に期待しすぎて何でもかんでも自衛隊に押し付けていると日本で唯一の自己完結的武装機関を崩壊させてしまうことにもなり兼ねない。自衛隊の業務は災害派遣だけではないのだから為政者はその辺りをよく考えてその運用を見直すべきだろう。

Posted at 2011/03/20 13:27:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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