安倍首相は24日の参院予算委員会で、麻生副総理ら閣僚3人による靖国神社参拝に中国と韓国が反発していることについて、「尊い英霊に尊崇の念を表するのは当たり前のことであり、閣僚がどんな脅かしにも屈しない自由は確保している」と述べ、参拝を容認する考えを示唆した。
中韓両国の抗議について、「金大中(キムデジュン)(韓国大統領)時代以前はほとんどない。なぜ、急に態度が変わったか、ちゃんと調べておく必要がある。中国もA級戦犯が合祀(ごうし)された時も、その時の首相の参拝に抗議しなかった」と語った。民主党の徳永エリ氏が「閣僚の靖国参拝で、外交に影響が出ている」と指摘したことに反論したものだ。
首相は「歴史や伝統の上に立った私たちの誇りを守るのも私の仕事だ。それをどんどん削れば関係がうまくいくという考え方は間違っている」と強調した。
国家の命令で国家のために戦って命を落とした人達に当時の政権の正統な後継である現政府が敬意を表することに何の不都合があるのか。それがどこに祭られていようとそんなことは何の関係もない。現政権の閣僚が靖国神社に参拝しようが、今の日本が当時のような国家体制に戻ることもあり得ない。A級戦犯と言っても一般の犯罪者とは全く異なる。政策は間違ったのかもしれないが彼らも国家のことを思ってやったことだろう。日本人がそれを裁くならそれはそれで理解できるが、事後立法で復仇のために結果の決まった裁判を強行したのは米国だろう。そうしたやり方が間違っていたことは米国もとうに気が付いているだろう。太平洋戦争は西太平洋から東南アジアの覇権をかけた日本と欧米、特に中国の利権獲得に出遅れていた米国との争いだった。勝てない戦争に走って国民に大きな犠牲を強いた当時の政権が責任をとるべきなのは国民に対してであって米国などの戦勝国ではない。
Posted at 2013/04/25 00:08:09 | |
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