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2013年07月28日 イイね!

大型二輪免許を取ろう(6)

普通二輪の限定が外れて自動二輪免許でありながら原動機付自転車しか運転できないと言う矛盾が解消して晴れて自動二輪車が運転できるようになった。もっとも運転できるとは言っても運転しても良いというお許しがお上から出たと言うだけで実際に運転できるかどうかはまた別の問題だ。





そして大型二輪免許取得へのスタート台に立つことができた。周囲は「このまま一気に大型二輪を取った方がいい」とか「バイクも中型と大型では天と地ほども違う。大型の方がずっと楽に乗れるから大型を買った方が良い」とか言う。車も小さい車は疲れるとか言うが、その辺は僕にはよく分からない。車もスケールダウンしてCクラスに乗っている。でも別に疲れるとは思わない。大体車の運転席の容積は大型だろうが小型だろうがあまり変わらない。どちらかと言えば広さの問題ではなくかちっとしたすわり心地の良いシートがあるといいと思う。わざわざ金を出してバケットシートを付けているのもそのためだ。





もっとも人によればバケットなど窮屈でごつごつして疲れると言うだろう。大きい車で楽だと言うのはエンジンのトルクがあるのでルーズな運転ができると言うのが大きな理由ではないだろうか。小さい車だと加速したり山坂道を走るのに頻繁にギアを変えないといけない。でもそれが面白いということもある。要は好みの問題だろう。





バイクの場合大きいバイクは確かに力があってその点は良いだろうが人力で押して動かす時は取り回しが大変という欠点がある。そんな訳で取り敢えず400のバイクを買うことにした。最初はホンダのVT400Sが良いかと思ったのだがさるウィングホンダの人に「VT400も悪くはないけど案外乗り難いですよ。それよりもこれはどうですか」と400Xを勧められた。最初に見た時は何だかパトレイバーのような顔つきで「こんなケバいバイクはいやだ」と言ったのだが跨ってみると意外にアップライトな運転姿勢で悪くはない。スペックも悪くないし評判もそこそこなので入念な検討の結果これを買うことにした。

これ、・・・。



http://www.honda.co.jp/400X/





この車の馬力荷重は4.21kg/psで、今乗っているSuper Cypha GT1は10.48kg/psだから馬力荷重はおよそ2.5倍も優れている。だから十分だろうとは思うのだが、「馬力は麻薬だ」と言った人がいたのでやはり大馬力はそれなりに魅力なのだろう。もっともSuperCyphaにしても6000回転全力で走ったこともないしそんなことをすればお上に御用となるだろう。





そんなことはともかく今後としてはしばらく400に乗ってバイクに慣れてから大型二輪を受けようと思っている。何しろ車では部内資格とは言え資格試験に合格して職業ドライバーとして稼働したこともあるし、個人でも相当に走り込んではいるがバイクに関しては3年ほどホンダのCM125Tという目一杯アクセルをふかしても100キロまで行かない重くて馬力のないバイクに乗った程度でほとんどペーパーのど素人なので少しばかり二輪に慣れてからの方がいいだろうと言うのが現時点での僕なりの結論だ。ただ大型を取っても大排気量のバイクに乗るかと言われればそれは「うーん、・・・。」だろう。何しろもうそんなに若くはないのだから、・・・。



Posted at 2013/07/28 23:58:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月28日 イイね!

大型二輪免許を取ろう(5)

いよいよ検定となった。仕事は半日休みを取って万全の態勢で臨んだ。とは言っても練習ができるわけでもなし、せいぜいコースを覚えることとイメージトレーニング程度のものだが、・・・。しかしいくつになっても試験を受けると言うのは嫌なものだ。





教習所に行くと集合場所となっている教室に入った。中に入って驚いた。そこにいたのはほとんどが20歳前後の若い子たちで僕のようなおっさんは誰もいなかった。まあ、当然と言えば当然だが、・・・。みんなそれぞれ結構緊張した表情で身動きもしないで検定が始まるのを待っていた。





しばらくするとこれまで見たことのない若い教習員が入ってきた。そして検定についての説明を始めた。まずはコースの説明、その後、採点方法の説明、あれをしたら即検定中止、これも検定中止と検定中止事項を並べてから次に減点項目を説明し始めた。ずい分と細々したことまで減点の対象でまともに採点したらみんな点数などなくなってしまいそうだった。どの子もますます緊張の度を深め顔が引き攣っている子もいた。





次に検定順序だが2つのグループに分かれて順次検定を受けることになった。僕は1班の最後に検定を受けることになった。何時ものバイク車庫に行ってプロテクターを着けて準備を始めた。無線とゼッケンは持ち回りで自分の順番が来るのを待った。検定員が引いてきた1班の検定用バイクを見てげっそりした。例の○番のバイクじゃないか、ギアの入りにくい奴、・・・。まあこれもめぐり合わせだろうと気を取り直す。





そして検定が始まった。何だか緊張している子供たちの顔を見ていたらこっちは落ち着いてしまった。検定に落ちてもまた次に受ければいいことだし、何よりも満点で合格する必要もない。一本橋なんて落ちそうになったら速度をあげて駆け抜ければ良い。スラロームも8秒以上かかっても良い。要は検定中止事項だけを気をつければ、・・・。交通規則に従って円滑に走行できればいいことだから。





順次検定が進んだが、坂道でずり落ちる奴も一歩橋から落ちる奴もいなければパイロンを蹴飛ばす奴もいなかった。そしていよいよ僕の番になった。検定員に名前と生年月日を申告して「よろしくお願いします」と一言。バイクにまたがってエンジンをかけてギアを入れる。『入らなかったらぶち壊すぞ』と心の中でつぶやく。





ウインカーを出して後方を確認して発進、最初のカーブを徐行で通過、そうしたら「ウインカーを消して」という検定員の声が無線に響く。『おお、しまった、そうだった』とウインカーを消す。そして最高速、めったに使わない3速まで入れて40キロ、すぐに右にウインカーを出して後方確認、進路変更から右折、順調順調。赤信号で交差点で停止、ギアはもち論ローに戻す。





青に変わると左右と後方を確認、と言っても本当は首を振っているだけで見ちゃいないんだけど。発進して交差点を通過、一時停止はしっかり停止、ぐるっと回って坂道へ、坂道発進も順調、坂を下ってクランクへ。『半クラッチ、後ろブレーキ』とつぶやく。クランクもなんてことはなく無事に通過、この間の失敗は何だったんだろう。スラロームもアクセルを使いながらひらりひらりと通過、S字も何なく通過して難関の一本橋だが、こううまくいくと自信がついていてこれも何なく通過、しかもかなりの低速で、・・。間違いなく7秒以上はクリアしている。





そして最後は急制動だが、制動は車でお手の物なので50キロくらい加速してアクセルを戻してブレーキ、本当にかなりの急制動だが既定の距離でしっかりと止まった。そして開始地点に戻って停止、ギアをニュートラルにしようとしたがこれがまた戻らない。『この野郎、ぶち壊すと言ったろう』と思い切りギアを踏みつけてからつま先でシフトペダルを軽く持ち上げるとニュートラルに戻った。思い知ったか。こうして検定は終了したがこれで落ちたらもうずっと受からないだろう。





結果発表までしばらく時間が空いたので外に出て一服、あまりに順調だったのですっきりしてしまって結果はどうでもいいという気分になった。教室に戻るとやはりみんな緊張の面持ちだった。そして結果発表、何と全員が合格だった。僕はウインカーの消し忘れで5点減点されただけであとは問題なし、「走りは完ぺきでした」とほめられた。こうしてやっと普通二輪免許の限定が外れて遂に晴れて大型二輪免許へのスタート地点に立つことができた。めでたし、めでたし。



Posted at 2013/07/28 00:52:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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