菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う前知事による埋め立て承認の取り消しを表明したことに関し、「すでに行政判断が示されており、(埋め立て)承認に法的瑕疵(かし)はない見解だ」と述べ、政府の正当性を改めて主張した。政府は法的対抗措置を取る予定で、全面対決は避けられなくなった。
菅氏は、普天間飛行場の辺野古移設をめぐる県との対立について「知事は終戦後に強制的に土地を収用したことが原点だと繰り返して述べているが、19年前に日米で合意し、その3年後に当時の県知事と地元市長の要望を受けて県内移設は決定した」と指摘。「知事の発言は合意以来、多くの政府や県の危険除去の努力を無視する発言で、非常に残念だ」と翁長氏を強く非難した。
9日までの集中協議で県との妥協点が見いだせなかったことに関しては、菅氏は「私は普天間飛行場を視察したが、小学校の金網1枚越えたところに(飛行場の)滑走路があり、極めて危険だ。現職の知事として、危険性をどうするか建設的な意見交換をしたかったが、(翁長氏は)戦後接収(の主張)から1歩も出なかった」と述べた。
菅氏は今月9日までの政府と県による集中協議期間中、2度にわたり沖縄入りして翁長氏と会談。基地負担軽減に全力をあげる姿勢を示し、政府の方針に理解を求めたが、双方の主張の隔たりは大きく、協議は平行線をたどった。
辺野古はもう良いとか悪いではなく、信念とか信仰のようになっているので協議で決着などと言うことは無理だろう。那覇空港は埋め立てて拡張、辺野古はダメなどと言うダブルスタンダードなど何のその、絶対に作らせないと言うのが信念のようだ。下地島に空港があるのでこっちへ移転などと言うのはダメなんだろうか。ここも沖縄県の所有だと言うし、・・。でも、基地建設で巨大利権を目論んでいる地元の建設業界はどうなんだろう。それと沖縄振興費3200億円の行方は、・・。普天間の除去は、・・。沖縄の振興ビジョンでも考える方が先じゃないのかねえ。
Posted at 2015/09/14 19:48:09 | |
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