2016年01月17日
台湾総統選は16日投開票され、最大野党・民進党の蔡英文主席(59)が与党・国民党候補の朱立倫主席(54)と野党・親民党の宋楚瑜主席(73)を大差で破り、初当選した。独立志向が強い民進党が8年ぶりに政権を奪還し、台湾史上初の女性総統が誕生する。国民党の馬英九政権が進めた対中融和路線が見直されることは確実で、中国の出方によっては東アジア情勢が緊張する可能性もある。
台湾中央選管の午後10時(日本時間同11時)現在の集計によると、蔡氏が約689万票、朱氏が約381万票、宋氏が約157万票となっている。
蔡氏は16日夜、記者会見し、「台湾人は1票で歴史を書き換えた」と勝利宣言した。さらに「この勝利は単なる選挙結果ではなく、有権者が台湾を新たな時代に導く政府を求めたことを意味する」と強調した。今後の中台関係については「現行体制における交流の成果や民意を基礎とし、平和で安定した現状を維持する」としつつ「両岸(中台)双方に最大限の努力をする責任がある」として中国側の歩み寄りも求めた。
朱氏は台北市内の党本部前で「申し訳ない。皆を失望させた。我々は失敗した」と述べた。さらに敗北の責任を取り、党主席を辞任する意向を明らかにした。
また、行政院(内閣)は16日夜、国民党の大敗を受け、毛治国・行政院長(首相)が馬英九総統に辞意を伝えたと発表した。慰留は受けないとしている。
同時実施の立法院(国会、定数113)選挙でも、民進党が初めて単独過半数を獲得した。大敗を喫した国民党は求心力が低下し、万年野党に転落する危機さえはらむ。
争点の対中政策をめぐって蔡氏は「現状維持」を掲げている。蔡氏は「当選したら中国大陸を含め友好国と意思疎通を図る」と訴え、中国と経済関係を深める経済界の不安払拭(ふっしょく)に努めた。ただ民進党は、中国と国民党が交流の基礎に位置づける、「一つの中国」の原則を確認したとされる「1992年合意」を認めていない。台湾社会で「台湾意識」が強まる中、今後の中国との距離のとり方が大きな課題となる。
一方、中国は92年合意を認めない民進党とは交流していない。昨年11月の馬総統との中台首脳会談で中国の習近平国家主席は「92年合意の堅持を望む」と強調。独立志向が強い民進党の政権奪還を視野に「現在、両岸関係の最大の脅威は台湾独立勢力の(中国の)分裂活動だ。両岸の同胞は団結して断固反対しなければならない」と圧力を強めた。しかし、求心力を増す蔡氏を相手にする中国は、民進党政権が長期化する可能性を見据え、台湾政策の再検討を迫られそうだ。
蔡氏の就任式は5月20日で任期は4年。蔡氏とペアを組んだ中央研究院の元副院長、陳建仁氏(64)が副総統となる。
どうなるのかねえ、台湾は、・・。今度の政権は反中のようだが、どんな政策を取るのか。また、日本との関係はどうなるのか。中国はどうしても台湾が欲しいだろうけど、台湾は台湾で良いのではないだろうか。形態的には独立主権国家なのだから。中国と一緒になってもあまりいいことはないように思うが、・・。華南辺りと一緒になって自由主義政権を樹立するのが良いのだろうが、そう言ったら、「北京は頭は悪いけど戦争は強いんでねえ」と言った華南人がいたが、・・。
Posted at 2016/01/17 22:58:53 | |
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政治 | 日記
2016年01月17日
1月5日、安全保障関連法廃止に向け夏の参院選で野党統一候補を支援する市民団体有志による「市民連合」が東京・新宿駅前で初の街頭演説を行った。ここで野党議員から常識を疑う驚くべき発言が飛び出した。
市民連合のメンバーに加え、共産党の志位和夫委員長や民主党の蓮舫代表代行らが発言し、維新の党から初鹿明博国対委員長代理も登場した。すると、初鹿氏は「(安保関連法によって)米国の戦争や他国の戦争に巻き込まれていく。テロが日本でも起こるかもしれない」と述べた上で、こう訴えた。
「復讐しない、仕返しをしないとの決意をわれわれが持てるかどうかが非常に重要だ。テロが起きても動揺したり、怒ったり、あわてたりせず、戦争はしないとはっきり誓い合うことが必要だ」
怒ることさえ許されないとは…。自衛隊や警察の存在、抑止力とはいったい何なのだろうか。初鹿氏は維新の党を代表して演説したのだろうから、これが党としての公式見解といえる。あきれてモノも言えない、と思っていたら、周囲の聴衆は賛同していた。
常識を疑う事態は後を絶たない。7日には、維新の党と日本を元気にする会(14日に政党要件喪失。現在は政治団体)が参院で統一会派を結成した。維新の党は今国会から衆院で民主党と統一会派を結成し法案審査なども両党で合同開催しているが、参院では民主党より先に元気会と統一会派を結成したことになる。
ただ、維新の党の寺田典城参議院会長は記者会見で「将来に向けた民主党との参院統一会派を否定しない」と述べた一方、同じ会見で元気会の松田公太代表は「民主党との合流は今は全くない」と明言した。スタート時点で将来像が逆方向を向いている。
しかも、民主、維新両党は安保関連法に反対し、元気会は賛成した。反対の維新の党が賛成の元気会と手を握ったのだ。維新の党は民主党との衆院統一会派の結成にあたり基本的政策合意を行った。その中に安保関連法について「憲法違反など問題のある部分をすべて白紙化」と明記しており、元気会とも、この政策合意を踏襲するのが自然だが…。
もはや常識では説明できない“衆参ねじれ会派”だけに、ほころびは別の面でも出ている。
松田氏は14日の記者会見で、国家公務員給与を引き上げる給与法改正案について、国が多額の借金を抱える中で人事院勧告通り給与を引き上げるのは問題だとして、反対する意向を明らかにした。
党内に改正案反対の意見もあった維新の党だったが、14日の衆院本会議で行われた改正案採決では、統一会派を組む民主党に足並みをそろえ、全員が賛成した。統一会派は法案などの対応を一致させるのが一般的で、理解できる行動ではある。
しかし、改正案反対を表明した元気会と統一会派を組んでいる参院では、どう対応するのか。元気会は「維新側と無理やりすり合わせて同じ方向に持っていくことはない」(松田氏)との姿勢を崩していない。一体、何を「統一」しているのか全く理解できない。
そんな維新の党と決裂したおおさか維新の会にとって今国会が初の本格論戦の場となる。にもかかわらず、8日の衆院予算委員会を突如欠席した。理由として、おおさか維新の会を野党と認めない民主党によって質問時間が不当に削減されたからだ、と主張した。
おおさか維新の会は維新の党時代から、異論があっても議論に参加することを基本姿勢とし、審議拒否を強烈に嫌っていたはずだ。質問時間が少ないことへの抗議とはいえ、論戦初日の8日の予算委を欠席したのは、本来の姿勢と矛盾する。
そうした野党各党の常識では理解できない一連の言動が、自民党「1強」の構図を作り出していることは間違いない。
なぶり殺しにされても平和を唱えて武力に頼らないと言うならそれはそれで見識だろう。でも、そんなことはご免こうむる。戦争を仕掛けに行くことはないが、急迫不正の侵害には武力の行使もやむを得ないだろう。大体、この手の市民と言う連中はすぐに米国の戦争に巻き込まれると言うが、旧ソ連やロシア、そして中国の戦争はどうなんだ。
また、今の維新と言う政党の政治家は選挙で票が取れそうなところへと渡り歩いている連中だから政治理念も何もない。票が取れそうな政党、団体、それがすべてだ。民主党から袂を分かったかと思えば、民主党に擦り寄って行く節操のない連中だからこんな連中に信条や理念を求めること自体がチャンチャラおかしい。
Posted at 2016/01/17 22:56:56 | |
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政治 | 日記
2016年01月17日
バイクの免許を取って卒業して行く教習生には必ずプロテクターをつけるようにお願いしている。プロテクターを着けていれば大丈夫と言うことはないが、あるとないでは大違いだ。
以前、小型二輪ATの教習中に速度を出し過ぎてコーナーでこけた教習生がいた。かなりの速度で派手にこけたので、それでも30キロくらいだが、びっくりして駆け出して行ったが、教習中はがっちりプロテクターを装着しているのですり傷一つ負わなかった。あれからプロテクターはそれなりに効果があると思っている。
バイクで事故れば体が当たるのは路面のコンクリートか相手の車の鉄板か、いずれにしても生身の人間よりもはるかに硬いものばかりでそれでは体なんか持つわけない。こけたり事故ったりしてまず当たるのは肘膝、そして胸、飛ばされれば背中、どれを取っても痛そうだし、胸を強打すれば心肺機能を損傷して命を落とすかも知れないし、脊椎を損傷すればそこから下の機能を失うかもしれない。
手足なら死ぬことはないだろうが、ひざ、ひじ、すねなど鳥肌が立ちそうなくらい痛そうだし、やはり障害を負うかもしれない。骨盤も尾てい骨も厳しいものがありそうだが、脊椎プロテクターを着けていればそれなりに何とかなりそうだ。面倒だが、着けるに越したことはない。
ところでプロテクターの耐用年数ってどの程度なんだろうか。ヘルメットは3年とでかでかと書いてあるが、プロテクターは特にそう言う記載はない。装着用ストラップの寿命がプロテクターの寿命だろうか。樹脂だから経年劣化で強度が弱くなるだろう。
そんなわけで最初に購入したボディプロテクターを買い換えようかと思う。1万円程度なのでそう高価でもないし、CE規格とかのものに買い換えようと思う。金で買える安全にはそれなりに金をかけておく方が良いだろう。安全運転が第一だが、それでも事故は起きる時は起きる。万が一の保険のために出来る手は打っておいた方が良い。
Posted at 2016/01/17 22:54:56 | |
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