2016年01月25日
「どうかな、裸の付き合いで理解と親睦が深まったかな。」
部屋に戻った僕達に社長が声をかけた。
「ええお互いに青あざを見せ合ってね。気持ちは以前よりずっと通じ合ったわ。」
北の政所様はそう応じていたが、僕にしても女土方にしてもさほど変わったという気はしなかった。北の政所様にしても社長に単純に応じただけだったんだろう。一緒に風呂に入って気持ちが通じるのならこの世に誤解や人間関係の軋轢などなくなって誰も苦労はしないだろう。
「まあどの程度距離が近くなったかは別にしてお互いに理解し合おうと言う気持ちが出来ることはいいことだ。さてそれでどうする、そろそろお開きにするかな。それとも引き続いて二次会と行こうか。」
「私はかまわないけどお二人はどうするの。」
北の政所様が僕たちを見回した。
「かまわないわ、特に予定もないし、ねえ。」
女土方がすかさず応じた。僕も特に何も言わずに頷いて応じた。
「それじゃあ二次会決定だな。明日は帰るだけだし明後日は休みなのだから朝まで飲んでもいいな。」
社長は過激なことを言って冷蔵庫から新しいビールやワインを取り出した。どうもそのつもりで僕たちが風呂に入っている間に準備したようだった。
「僕と冴子はけっこう行き来があってねえ。それがいいのか悪いのかは意見が分かれるところだろうけど親父が分け隔てをしなかったので子供の頃は良く一緒に飯を食ったり風呂に入ったりしたし同じ布団で寝たことも何度もあった。けっこう大きくなってからも冴子は僕の前でも平気で着替えをしていたりしていたからなあ。だから僕には腹違いと言ってもほとんど普通の兄弟にしか思えないんだ。今回のことはそういう意味では私情と言えば確かにそうだが、会社の将来にも大きく影響してくるのでどうか二人にはその意を汲んでもらってよろしくお願いしたい。」
僕と女土方は黙って頷いた。何となく社長のペースに乗せられていいようにされているような感じがした。それからは社長の昔話はしばらく続いた。話題はほとんど北の政所様のことだった。それを聞いていてもしかしたらこの二人は過去にお互いに惹かれ合っていたのかもしれないと思うようになった。いやもしかしたら過去にではなく今もかも知れない。
酔いが回るにつれて二人はじゃれ合い始めた。もう円熟期に入っている二人だったが、心の中は未だに青年なのかも知れない。それはこの二人だけではなくて僕たちも同じことだった。人間なんて年を取ると何でも分かったようなばかに落ち着いた振りをしているが、一皮剥けば二十歳の頃と何も変わらない。ただ周りや自分をごまかすのがうまくなっているだけなのかも知れない。
「ねえ、今日はみんな一緒にここで寝ない。雑魚寝っていいんじゃない。」
北の政所様がおかしなことを言い出した。
「でも私達はお邪魔じゃないかしら、一緒では。」
女土方がこれまた過激なことを言い放った。
「そんなこと言わないでみんなで雑魚寝とかそういうのもたまにはいいんじゃない。ねえ酔っ払ったついでに一つ聞いてもいい。悪く取らないでね、女同士ってどんな感じなの。」
女土方はにやりと笑った。その笑った顔が今まで見たこともないほど怖かった。
「口で言っても実際にやってみないと分からないでしょう。こっちにいらっしゃい、あなたにも分からせてあげるから。」
どうも酔っ払いは始末が悪い。本当に始めてしまったらどうしようと思いながらもけっこう興味津々で二人を見ていた。
「お、おい、ここには一人だけだけど男がいるんだから。」
社長は困った様子で僕を振り返った。でも僕の方に振られても僕にもどうしようもなかった。北の政所様はふらりと立ち上がって女土方の方に歩き出した。それを受け止めるように女土方が立ち上がった。ああついに宿敵同士が肌を交えるのかと一瞬息を呑んだが、北の政所様は女土方の脇を通り過ぎた。そしてそのまま社長のところに行くとその脇に座り込んで社長にもたれかかった。女土方はこれもまたすれ違うように北の政所様をやり過ごすと僕の脇に座った。
「困ったな。」
社長は口ではそう言いながら表情はそんなに困っている様子でもなかった。
「俊彦、私、今日は飲み過ぎたのかな。何だか疲れちゃった。」
北の政所様は呂律の回らなくなった口調で甘えた声を出した。
「分かった。ちょっと我慢しろよ。」
社長はもたれかかっている北の政所様の背中に手を回すと大柄な体を軽々と簡単に抱き上げた。そしてそのままベッドルームの奥に運んで行くとしばらくそこから出て来なかった。僕と女土方は居間に取り残された形になってしまったが、女土方も軽い寝息を立てて僕に寄りかかったまま寝入ってしまったので起きているのは僕一人だった。社長と北の政所様が消えた寝室で何が起こっているのか少なからず興味があったが、中に踏み込むわけにも行かず、外には何の音も漏れ聞こえず結局部屋の中で何が起こっているのか皆目分からなかった。小一時間も過ぎた頃社長はやっと部屋から出て来て僕の前に座った。
「いや、困ったものだ、彼女の甘えん坊にも。普段は強がっていても内面は脆いんだからな。」
僕は社長に何かしらの変化がないかと見ない振りをしてあからさまに服装などを凝視してしまったのだが、特に変わったところはなかった。幾ら何でも僕達がいるところで血を分けた兄弟が壁一枚隔てて愛を確認しあうなんて大胆不敵なことはしないだろう。そのうちに社長はベッドルームから出て来ると「よいしょ」と言いながら椅子に腰を下ろした。
「今見たとおり僕と冴子は極めて近い関係にあるんだ。勿論近親相姦ではないが、お互いに一人っ子で育った僕たちは精神的にはほとんどそれに近いと言ってもいいかもしれない。でも今回のことは私情で彼女を取締役にして佐山さん達に押し付けようとしているわけではないからそれだけは信じて欲しい。」
僕は黙って社長に頷いた。
「ありがとう。あなたの恋人にもずい分負担を掛けてしまったね。もうすっかり夢の中のようだけどここにはもう一つベッドルームがあるからそれを使って休ませて上げたらどうかな。」
僕はもう一度黙って頷くと社長がしたように女土方の背中に手を回して抱き上げた。男の頃の様に簡単にというわけには行かなかったが、それでも大した苦労もなく女土方をベッドに運んでそっと寝かしつけた。
居間に戻ると社長は一人でビールを飲んでいた。そう言えば社長はこれまで僕たちの接待に努めてあまり飲んでいなかったようだった。
「佐山さんも休むか。それとももう少し付き合ってもらえるかな。」
社長は戻った僕を見て微笑んだ。
「私でよろしいのならかまいません。でも飲めと言われても私はあまり飲めないかもしれませんけど。」
「そうか、無理を言って悪いね。ありがとう。」
社長は新しいグラスと缶ビールを差し出した。僕はそれを受け取ると缶のまま一口ビールを飲み込んだ。
「社長は森田さんのこと好きなんですね。今日社長が森田さんを抱き上げるのを見ていてその気持ちが痛いほど良く分かりました。」
僕は真っ直ぐに社長を見て言った。
「ああ、さすがに女性は鋭いな。僕は早くに母を亡くした。彼女は生活に父親がいなかった。お互いに満たされない感情を求め合ったのかも知れない。僕にしても彼女にしてもそんなに大それた人格は持ち合わせていなかったけれどそれでもお互いに支えあうには十分だった。
お互いに恋人が出来ても僕が結婚しても相手に嫉妬することもなく僕も冴子もお互いの感情は変わらなかった。勿論僕たちが世間で認められるような関係になれないことは百も承知だったしそういう関係を望んだこともなかった。お互いにたった一人の肉親として相手を身近に感じていれば肉の交わりがなくてもそれでよかったのかも知れない。
この部屋も本当のことを言うと冴子とつかの間の時間を過ごそうと思って取ったんだ。たった一人の肉親とわずかでも落ち着いた時間を過ごすために。世間はこういうことには敏感な割に実態は興味本位にしか見てはくれないが、僕と冴子は決して世間の興味を煽り立てるような関係ではない。冴子はさっき話していたクライアントの紳士と恋をしていたしその前にも彼女には何人も恋人と言う男性がいた。それは僕も同じだ。幸せになろうとするんだが、気がつくと夢破れてお互いのそばに戻ってしまう。
だからもうそういうことはやめることにした。僕は株主や会社、それに社員の皆さんに責任がある。あと何年かの間、僕は精一杯その責任を果たすつもりだ。だからあなた達や冴子に協力して欲しい。力を貸して欲しいんだ。そうして会社に新しい方向を与えて基盤を作れたら次に委ねようと思っているんだ。
『人間五十年下天のうちに比ぶれば夢幻のごとくなり。一度この世に生を受け滅せぬもののあるべきか。』
敦盛、僕はこれが好きでね、特に公人としての自分の先行きを考えると何だかこれは自分のためにある言葉のような気がしてね。
なあ佐山さん、あなたはとても客観的な冷静なものの見方をする人だね。あなたを見ているととても女性には思えない。自分と同性の者と向き合っているようだ。あなたがもしも男だったらきっととても良い話し相手になれただろうに。そんな気がするんだ。僕にはあなたが男に思えて仕方がないしそうでないことが残念だ。」
何だか小樽で会ったすらり氏と同じことをまた聞かされた。でもそういう言葉を聴くと何だか納得してしまっている自分がそこにいた。元々姿形は女でも基本的な性別は男なのだし、男だった時の年齢自体もそういう年に近かったのだから無理もないのかもしれない。それにしても同性愛だの近親相姦まがいだの異常な関係ばかりが目の前で展開されるようだが、そういう人たちも単に興味本位でなく本当に当事者達の思うところを聞いてみるとしっかりと自分の責任を考えながら生きているのだなと感じ入ってしまった。却って僕の方が変な興味本位で他人を無責任に覗き見するような生き方をしているのかもしれないと思うと何だか自分が恥ずかしくなった。
Posted at 2016/01/25 20:49:12 | |
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小説 | 日記
2016年01月25日
<佐喜真氏勝因>実績アピールが実る
佐喜真淳氏は市民の生命、財産を守る立場から普天間飛行場の「固定化阻止」へ政府に強く働き掛けるとの訴えに加え、防衛省の基地関連交付金の増額など1期4年間の実績をアピールする戦略が奏功した。一昨年の県知事選、衆院選と続く辺野古移設に反対する「オール沖縄」の流れにくさびを打ち込んだ。
最大の争点となった普天間飛行場問題は辺野古移設の是非ではなく、市民の安全確保が最優先だと主張。西普天間住宅地区の跡地利用や福祉事業の財源獲得といった政策実現へ「全力を尽くす」との訴えに、経済や生活面の政策に関心の高い若年層を中心に支持を集めた。任期中の4年間で地域のラジオ体操や集会に小まめに顔を出し、市民に身近な市長として活動を続けてきたことも一定の評価を得た。
集票では、自民党本部が名護市や沖縄市といった首長選に続く「国政選挙並み」の態勢で支援。茂木敏充選対委員長が4度来県し「前例のない」(選対関係者)態勢で運動をてこ入れした。医療や農業、建設、運輸といった職域団体から支持を受ける比例選出議員が関係企業や団体を回り、組織票固めに注力。相手陣営が取り込みを狙った企業・団体票の流出を一定の範囲に抑えた。
佐喜真氏との政策協定締結後、公明党も支持基盤の創価学会を中心に票を固めた。三日攻防でも支持者が主要道路で街頭活動を実施するなど最後まで運動を引き締め続けた。
<志村氏敗因>基地で差別化図れず
名護市辺野古の新基地建設反対を明確に掲げた志村恵一郎氏だが、組織的な運動の出遅れも響き、知名度不足を補えなかった。普天間飛行場の「固定化反対」を掲げた相手候補との差別化を有権者へ十分に伝えられなかった。辺野古問題を前面に打ち出しすぎたあまり、子育てや福祉、産業振興などの課題政策を浸透させることができなかった。
「オール沖縄」の枠組みで翁長雄志県知事らが志村氏を全面支援した。翁長知事は年末から積極的に市に入り、告示後は連日、志村氏と遊説した。稲嶺進名護市長や城間幹子那覇市長、県出身の国会議員らも志村氏をアピールし続けた。しかし、保革がそれぞれで運動したことで、陣営の取り仕切り役不在のため連帯するまでに時間がかかり、支持を拡大できなかった。
陣営も2度の総決起大会や地域懇談会を積極的に開き、票の掘り起こしに力を入れた。しかし、支持する市議が相手候補に比べ少なく、出身市議がいない地域や西海岸などの保守地盤地域は崩せなかった。支援する市民団体や労組も街宣やビラ配りに奔走したが、届かなかった。
企業対策でも総決起大会を開催し、企業票の取り込みを図った。大会は目標数以上の人数は集まったが、市外からの動員も目立ち、相手候補の基盤を切り崩すほどの盛り上がりはつくれなかった。
本部町や八重山、久米島などの離島出身者の集会も開催。一定の動員はあったが、開催時期が遅く、相手候補の後手に回る結果となった。
■基地争点外し奏功 返還どう実現
佐喜真淳氏が現職の強みを発揮し、2期目の当選を果たした。市民は4年間の実績と経済政策に期待を寄せて、市政のかじ取りを託した。佐喜真氏は辺野古新基地建設問題の争点化を避け、選挙運動中は「辺野古」イエスかノーか、態度表明を徹底して拒んだ。佐喜真氏再選で宜野湾市民が辺野古推進を選択したととらえることはできず、政府に辺野古推進のお墨付きを与えたものと必ずしも言えない。
2014年の県知事選で辺野古反対を掲げた翁長雄志氏が当選、続く衆院選の県内の全選挙区で「オール沖縄」が議席を獲得し、「辺野古ノー」の民意が示された。知事選の際、宜野湾市では辺野古反対を訴える翁長氏が、辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多氏に約3千票差をつけた。
宜野湾市長選で本紙と朝日新聞、琉球朝日放送(QAB)が実施した合同出口調査でも全体の6割近くが普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対している。佐喜真氏に投票した中にも反対と答えた人がいた。佐喜真氏の再選には、世界で最も危険とされる普天間飛行場を抱える宜野湾市民の複雑な事情がうかがえる。
一日も早い米軍普天間飛行場の返還を求める思いが市民の間には強い。過重な負担をどうにかしてほしいという切実な願いだ。佐喜真氏は選挙で「普天間の固定化ノー」を掲げた。基地被害に苦しむ市民には受け入れやすい言葉だった。その公約をどう実現させるのか佐喜真氏は市民に明確に示さねばならない。
一方、安倍晋三首相や菅義偉官房長官は「選挙結果が辺野古移設に影響を与えることはない」などと述べている。今回の結果を盾に新基地建設を強行することは許されない。(中部報道部長・安里真己)
「オール沖縄」勢力に痛撃
米軍普天間飛行場の返還問題を最大争点とした宜野湾市長選は移設先は政府が決めるとして返還実現を訴えた佐喜真淳氏(51)が激戦を制した。
辺野古新基地建設によらない返還を訴えた志村恵一郎氏(63)を擁立した翁長雄志知事を中心とする「オール沖縄」勢力は2014年の知事選、衆院選以降初めて敗北し、6月の県議選とその後の参院選に向けた痛撃となった。自民は14年の名護市長選、知事選、衆院選で敗れた“辺野古ドミノ”に歯止めをかけた格好で、県政野党としての「反転攻勢」に弾みをつけた。
保守系9市長でつくる「チーム沖縄」の一角を担う佐喜真氏の再選は協力関係にある自民にとって議席増を狙う県議選、県連会長の島尻安伊子氏の3期目を目指す参院選など全県選挙での好材料となりそうだ。
県議選、参院選は普天間の争点化が予想されるが、宜野湾市長選で自民と佐喜真氏は「普天間の移設先は政府が決める」として辺野古の賛否ではなく返還実現を訴えて、票を獲得しており、今後も同様の論陣で支持拡大を図る見通しだ。
公明県本部は自民と同様に佐喜真氏を推薦し、勝利に貢献した。県本は辺野古反対を堅持する立場だが、県議選や参院選で再び自公協力を構築するか注目される。
「オール沖縄」はこれまで社民、社大、共産、生活、県議会会派県民ネット、那覇市議会保守系会派の新風会で構成していたが、今回で反辺野古を理由に民主県連も加わった。政党的な層の厚さは増したものの敗れた背景には調整役となる人材の不足がある。組織がフル稼働したのは翁長知事が指揮を取り始めた昨年末だったため、組織的な運動の出遅れが敗因の一つとなった。調整機能を含め、「知事頼り」になりがちな選挙運動全体の見直しが迫られる。
住民にしてみれば、最も大事なことは基地をどこに作るのかではなくて、豊かで平穏な生活だろう。危ないものはとにかくどこでも移転させて欲しいと言うのが本音だろう。沖縄の魂がどうのこうのと言うことは平穏な暮らしが実現したその後で考えればいいと、それが普通の考え方だろう。結果はこの選挙が示した通りで、やはり取り敢えず基地を辺野古に移設して危険を除去し、その後、改めて基地の負担軽減や安全保障と言った問題を日本全体で議論しようということになる。目先の辺野古では政府は一歩前進したかもしれないが、後に残った問題は決して小さくはない。
中国は南西諸島を狙っている。しかし、実力で取りに行くと大騒ぎになるので、出来れば沖縄が独立を目指してくれればいろいろと後押しが出来る。そのためには米軍基地が邪魔になる。何とか少しでも減らしたい。だったら沖縄の反政府勢力に注射して独立運動へと向かわせよう。本土と沖縄が反目して、「やれるものなら勝手にやれば良い」とそうなってくれれば願ったりかなったりだろう。今の中国ならそんなことくらい考えるだろう。普天間を辺野古に移設した後は今後の沖縄をどうするのか本当に真剣に考えるべきだろう。
Posted at 2016/01/25 15:30:54 | |
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政治 | 日記
2016年01月25日
今日は休日のコースを利用した警察官の運転訓練に立ち会って来た。若年警察官の運転訓練だが、つくづく感きわまるほど下手くそだ。最近の若い子は車に興味がなく、免許を取ってもあまり運転しない子が多いようでペーパーではないが、それに近い者が多いらしい。
そう言えば50時間近くも乗っているのに普通二輪の小型限定が合格しない子もいる。見ているとバランス感覚が崩壊しているんじゃないかと思うほど安定しない。低速になるとステアリングでバランスを取ろうとするので余計に不安定になる。体重移動でバランスをとるんだと言っても意味が分からないらしい。
「自転車に乗ったことがあるか」と聞くと、「ほとんど乗ったことがない」と言う。何とか見極めをもらって検定を受けたが、急制動で速度を出せずに2回失敗して中止になった。仕事で必要だと言うので頑張ると言うが、あれでは間違いなく事故を起こす。
僕も運転はうまくはないが、子どものころから自転車には乗っていたし、四輪もずい分長く乗っているので普通には運転は出来る。二輪もそれなりに転がせるようになってきた。「好きこそものの上手なれ」と言うが、やはり好きにならないとうまくはならないようだ。
そんなわけで休日出勤したが、今日は晴天だったのでCB1300で往復した。CB1300に乗るのは久しぶりだが、やはりバイクは良い。職場往復ツーリングプラスで60キロほど走った。
最近は右左折の時は思い切りバイクを傾けてパワーを入れることにしている。そうすると安定して小回りが出来る。最初のうちはぶっ飛びそうで怖くてパワーを入れなかったが、やはりバイクはパワーを入れないといけない。パワーさえ生きていればこけることはない。
そんなこんなで走行距離は16,500キロになった。これで400X以来2万キロを走行したことになる。帰って来てからCB1300とクロスカブの掃除をした。ついでに四輪もワックスをかけたやった。年末にかけたが、そこそこ汚れていて掃除が終わるとCB1300きれいに輝いていた。やはり良いねえ、CB1300スーパーボルドールは、・・。
Posted at 2016/01/25 15:29:08 | |
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バイク | 日記