民進党の蓮舫代表が就任して、まもなく1カ月となる。初めての女性党首として、政権交代の受け皿となる野党第1党を目指す方針を示したが、果たして、民進党は変わったのか。「浪速の爆弾男」の異名を持つ、日本維新の会の足立康史政調副会長に、野党サイドから見る「蓮舫民進党」について聞いた。
「蓮舫氏は代表選で『批判から提案で臨みたい』とか、共産党との選挙協力にも抑制的なことを言っていた。私は『難しいのでは』と半分思いながらも、『ひょっとしたら、面白い展開になるかもしれない』と興味深く見ていたが、やっぱりアカンかった」
これまで民進党を“超辛口”で問題視してきた足立氏だが、実は「国益のため」に民進党の変化に期待を寄せていたという。だが、淡い期待はすぐに裏切られた。
臨時国会で、民進党は「批判から提案」に路線転換したはずだが、足立氏は「(国会での論戦を聞く限り)どうやったら、政府・与党の足を引っ張れるか」に重点が置かれていると分析する。
民進党は8日の全国幹事会で、次期衆院選でも共産党などと候補者を一本化する方針を確認した。綱領に「日米安保の廃棄」「自衛隊の解消」を掲げる共産党との「民共路線」の継続である。
足立氏は「蓮舫氏は『衆院選で綱領が違う政党と政権を目指すことはない』と主張していたが、選挙協力に踏み切った。民進党はもう二度と、共産党から離れられない」と断言した。
民進党がこうなった原因は何か。足立氏は「口から出任せの体質」にあると喝破する。
「民進党の綱領には『未来志向の憲法を構想する』と書いてあるが、実際は構想していない。『身を切る改革』ともあるが、現実はどうか。蓮舫氏は党綱領を実現する路線を打ち出すと注目していたが、実際の行動が伴っていないことが改めて浮き彫りになった」
そんな蓮舫氏は「二重国籍」問題で説明を二転三転させ、国民にウソをついた。維新は国会議員の二重国籍禁止法(いわゆる『蓮舫法案』)を国会に提出し、政府も本腰を入れて検討を始めた。
蓮舫氏は現在でも「日本国籍の選択」を宣言した日が明記されている戸籍謄本の開示を拒み続けている。一方、米国籍の放棄手続きを進めている自民党の小野田紀美参院議員は、「日本国籍選択」を証明するため、フェイスブックで戸籍謄本の一部を開示した。
足立氏は、小野田氏の姿勢について「政治家として100点満点」と評価するが、蓮舫氏には以下のように超激辛だ。
「政治家は言葉で国民を説得し、国を動かす。だから国会議員はウソをついてはいけない。蓮舫氏は、口から出任せの民進党の新代表にこそふさわしい」
お、維新の足立議員、元気だったか。もっと言ったれ、言ったれ。人を非難する時はもう鬼の首どころか、シンゴジラの首でも取ったかのように騒ぎ立てるが、自分のこととなると急に口ごもり引っ込んでしまう。まあ政党ではない選挙互助会なんだから説明責任もないんだろうけどねえ。まあ、とにかく頑張れ、足立議員!!
Posted at 2016/10/13 11:08:57 | |
トラックバック(0) |
政治 | 日記