希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が改めて衆院選不出馬を明言したことで、候補者に焦りや戸惑いが広がった。「小池氏が首相候補として出てくれば勢いが出たのに…」と漏らす一方、「思ったように勢いが出ず、今回は首相になれないと判断したのではないか」とみる向きもある。希望の党は首相候補不在という弱点を抱えたまま、選挙戦に突入する可能性がある。
民進党の前原誠司代表は5日、都内のホテルで小池氏と会談し、衆院選に「出るべきだ」と強く迫った。民進党と希望の党の合流を主導してきただけに、多く民進党出身者を当選させて一定の責任を果たしたいところ。小池氏を「選挙の顔」として担ぐことは最大の使命だったが、小池氏を翻意させることはできなかった。
諦めきれない前原氏は会談後、記者団に「政権選択の選挙、誰を首相に選ぶかという選挙だ」と述べ、衆院選後の特別国会での首相指名選挙の投票先は「小池さんがいい」と改めてラブコールを送った。
10日公示が迫る中、前原氏は引き続き小池氏を説得する考えで、与党内には小池氏が不出馬宣言を「リセット」し、サプライズ出馬するとの見方は消えない。
小池氏は、都庁で記者団に「首相指名は選挙が終わり、いろんな結果を受けて行うものだ。結党メンバーと相談する」と述べ、衆院選後に態度を明確にする考えを示した。
前原氏が首相候補として小池氏にこだわるのは、希望の党内に小池氏以外の適任者が見当たらない裏返しでもある。党内では、結党メンバーの細野豪志元環境相、若狭勝前衆院議員、中山恭子参院議員らの名前が挙がっている。
だが、細野氏はいち早く民進党を離党したことで民進党内の反感が根強い上、過去の女性問題が蒸し返されるリスクをはらむ。若狭氏はまだ当選2回、中山氏では保守色が強すぎるとの指摘がある。前原氏自身は「私は民進党の代表だ」と否定している。
首相候補不在で選挙戦に突入すれば、与党から批判を浴びるのは避けられない。東京の立候補予定者は「小池氏が首相候補として出馬してくれれば勢いが出るが、他の人では厳しい」と頭を抱えた。北陸信越地域の立候補予定者は「都政投げ出し批判を恐れたのは理解できるが、小池氏以外の誰かを首相候補にしても票が減るだけだ。小池氏以外では『話が違う』と怒る候補が続出しかねない」と懸念する。
一方、菅義偉官房長官は記者会見で「誰を首相指名するのか明らかにしないのは分かりにくい」と重ねて挑発し、自民党の岸田文雄政調会長も党本部で記者団に「国民が物足りなさを感じる」と牽制した。
小池氏は5日、過去の自社さ連立政権を引き合いに「自民党は政権を奪取するため社会党と手を結ぶ禁じ手を使った」と記者団に語り、自民党の安倍晋三首相以外の議員に投票する可能性も示唆している。
総理候補ねえ、細野ではモナだし、若狭は政治家としては二流三流で総理の器ではない。言うだけ番長も言うだけだし、元々緑のゆばーばの独裁政党なんだからご本人が出るべきだろう。まあでもまだ分からんからな。出る理由を考えているのかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2017/10/06 15:37:28 | |
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