沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐって、政府は、辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂の投入を始めた。
移設予定地の名護市辺野古沿岸部では、14日午前11時ごろから、ダンプカーで運ばれた大量の土砂が、辺野古の青い海に次々と投入されている。
埋め立て工事をめぐっては、計画に反対する玉城知事が13日も上京し、菅官房長官に中止を求めたが、「辺野古が唯一の解決策」として、政府は応じず、14日、本格的な埋め立て工事となる土砂の投入に着手した。
強行的な政府の姿勢に対し、埋め立て区域に隣接するアメリカ軍基地のゲート前では、移設に反対する市民が、工事の中止を求めて、抗議の声を上げている。
移設に反対する市民は、「違法に次ぐ違法を重ねて、沖縄の人をここまでも虐げるのかという気持ちで、本当に怒りでいっぱいです」と話した。
玉城知事は、県民の民意を無視して進められる工事については、強い憤りを禁じえないと、政府を厳しく批判している。
県民にとっても14日の土砂投入は、対話による解決への道を閉ざした政府の強権的な姿を浮き彫りにするもので、県民は、失望と憤りだけを募らせている。
一方、政府側は、普天間基地を移設する意義をあらためて強調したうえで、沖縄県側の理解を得られるよう、引き続き努力する姿勢をアピールしている。
菅官房長官は、「辺野古移設が唯一の解決策である。(普天間基地の)固定化は、絶対に避けなければならないはずだと」と述べた。
岩屋防衛相は、「沖縄の皆さんには、ご理解をいただきたいと思いますし、ご理解をいただけるように、これからも粘り強く、丁寧に説明を尽くしてまいりたい」と述べた。
東京にも神奈川にも米軍の巨大基地がたくさんある。岩国では海を埋め立てて基地を拡張して普天間よりもさらに危険だと米軍が認めていた厚木の艦載機を移駐させた。どうして沖縄の基地と言うとこうも騒ぎになるのかねえ。左翼系の団体が反政府闘争のネタがないので煙の上がっているところにどっと入り込んで煽るからだろうけど。そしてネタ好きのマスコミも煽りまくるから。もしも日本の政府が本当に中国様のように強権的な建設を推し進めていたら辺野古基地などもう3つも4つも出来ているだろう。対話だ、協議だというけど落としどころを作らない対話など感情に訴えるだけで全く意味がない。何よりも目指すのは住民の危険の除去、負担軽減などの協議はその後だろう、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/12/14 13:58:00 | |
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