米海軍は零戦を圧倒するためにグラマンF6Fヘルキャットを1943年に戦線に投入、2千馬力級エンジンを搭載した大型の機体でその性能とともに数で零戦を圧倒した。しかしF6Fは大型重武装の機体で頑丈だったが、決して高性能機という戦闘機ではなかった。米海軍はF6Fを軽量小型化した真に零戦に勝つための戦闘機を開発した。それがグラマンF8Fベアキャットである。この機体は零戦よりも小型な機体に2200馬力級のP&W R2800エンジンを搭載した機体で速度、上昇性能で零戦を圧倒し、旋回性能では零戦に劣ったが、大馬力を生かして旋回率で零戦に勝り、実戦では対戦することはなかったが、鹵獲した零戦52型との模擬空戦で零戦を圧倒して米海軍関係者を狂喜させた。グラマンF8Fベアキャットは世界最強のレシプロ艦上戦闘機と言われた。戦闘機用エンジンの開発で米国に周回遅れとなっていた日本海軍は零戦の後継機として烈風の開発を進めていたが、烈風は零戦に勝つために作られた戦闘機でもしも烈風がF8Fベアキャットと戦ったら速度、上昇力、旋回率でベアキャットに劣り、唯一旋回性能にかけて戦っても1対1の格闘戦ならともかく編隊空戦では勝ち目はなかっただろう。それでは日本海軍にはF8Fベアキャットに対抗できる戦闘機はなかったのかと言うとそれがあったのだ。それは紫電改に三菱のハ43エンジンを搭載した紫電改5と言う機体である。この機体はエンジンを中島の誉から三菱のハ43エンジンに換装した紫電改の派生型だが、エンジン出力と翼面積は両機ともほぼ同一、機体重量は紫電改5の方が軽いのでハ43エンジンがカタログデータ通りの出力を出せれば速度、上昇力、旋回率は互角で旋回性能は紫電改5が上で米海軍最強戦闘機のF8Fベアキャットを圧倒したかもしれない。紫電改5は実機が完成寸前に川西の工場が空襲を受けて大破してしまった。日本海軍は格闘性能にこだわり過ぎて戦闘機開発で自滅してしまったが、何より2千馬力を安定して出せるエンジンを1943年から1944年前半に量産できれば太平洋戦争後半の空の戦いは違った様相になっていただろう。しかし生産力に圧倒的な差があったので日本海軍が戦局を挽回することはなかったことは間違いないところではある。紫電改5があと半年早く完成していたら日本陸海軍中最強の戦闘機になっていただろう。しかしすべては「・・たら、・・れば」の話ではある、😁🌀😱💧😅🎃🌴。|
大型二輪に乗ろう(バイク用手袋はどんなものがいいだろう、‥(^。^)y-.。o○) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/09/27 16:54:07 |
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