2023年12月04日
最近の車は衝突防止装置だのブレーキ踏み違え防止装置だの車線逸脱防止装置だの自動駐車装置だの様々な運転支援システムが装備されている。こうしたシステムも自動運転のエレメントの一つを利用したもので運転者にとっては運転の負担を軽減するありがたいシステムだろう。
でも車の運転は何度も同じことを繰り返すことで慣れというか運転の勘所が養われていろいろなことができるようになる。免許を取る時に教習所で一通り習うが、やらないことは忘れてしまってできなくなってしまう。縦列駐車なんかほとんどやる機会がないので今やってみろと言われてもできるかどうか自信がない。以前職場の上司だった人に遇ったら高齢者講習で車庫入れが出来なくて苦労したと言っていた。教習車は一切運転支援システムは装備されていないので駐車補助システムを使っている人はそうした装置がないと車の操作が出来なくなってしまうので支援システムも良し悪しでもある。
86GRにもGRヤリスにもバックモニターが装備されていて「この枠に沿って車をバックさせればいいよ」と表示が出るのでそれに沿って車をバックさせればいい。でもバックモニターを使って車を駐車させたことは一度もない。便利なんだろうけどいつも自分で見て駐車している。機械はいつでも使えるが、自分の感覚というか勘所は一度失ってしまうともう一度取り戻すには時間がかかる。完全自動運転の車が出来てくれば人間のやることはなくなってしまうが、それはロボットコミューターで今の車とは全く違うもので例えばゆりかもめみたいなものだろう。
今の車は法的責任を負ってそれを動かすのは運転者である人間なのだから運転操作には習熟しておかないといけない。今のところ運転支援システムはあくまでも運転の補助なのだからそれがないと運転できないでは困る。高齢者講習では縁石に乗り上げたりバーに当てたり段差の乗り越えではアクセルを踏みすぎて車止めに突撃したり大変だそうだが、どうすれば車がどう動くのか分からなくなったらそこで運転をやめるべきなのかなと思う、😁🌀😱💧😅👀‼️🎃。
Posted at 2023/12/06 19:05:15 | |
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自動車 | 日記