米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先をめぐり民主党の鳩山由紀夫元首相が「最低でも県外」と発言したことを「誤りだった」と断言した玄葉光一郎外相。だが、野田佳彦首相はこの発言を鳩山氏に謝罪し「過剰な気配り」を演出、玄葉氏も28日の記者会見で懸命に釈明するなど、腰砕けとなってしまった。
発端は26日の衆院外務委員会での発言だった。
「誤りだったと思っている。あの発言を聞いて、鳩山政権ができたらこの問題で終わるのではないかと思い、現実のものになった」
玄葉氏は、鳩山氏が衆院選前の平成21年7月、沖縄県内の集会で「『最低でも県外』の方向で積極的に行動したい」と発言したことに対しこう答弁した。
これに激怒したのが鳩山氏サイドだ。周辺は語る。
「『党沖縄ビジョン2008』に『県外移設を模索』と書いてある。それを選挙で言っただけで勝手に言ったわけではない!」
しかし、普天間問題は鳩山氏が「県外」にこだわったために迷走した。その反省から、首相は日米合意に基づく名護市辺野古への移設方針をぶれずに進めようとしている。
にもかかわらず、首相は27日夜、鳩山氏らとの会食で玄葉氏の発言について「間違いだ。申し訳ない」と謝罪してしまった。
玄葉氏自身は28日の記者会見で、首相の謝罪について「直接聞いていない」としたものの、「『誤りだった』との認識に変わりはないか」と問われると「いずれにしても、沖縄の皆さんに大変申し訳ないというのが私の心理だ」とはぐらかしてしまった。
当の鳩山氏は28日、都内でアレクサンドル・パノフ元駐日ロシア大使と会談するなど、引き続き外交での影響力発揮に意欲を示している。沖縄では鳩山氏の議員辞職を求める声が依然としてくすぶっているのだが。
バカじゃねえのか、こいつら。バカと言うよりももうそんなことははるかに超越して晴々とおめでたい。鳩が外交などやりたきゃ、火星でも行って火星人でも探してやっていればいい。
『普天間基地県外移設発言は誤りだった。』
全くその通り、何の間違いもない極めて正しい常識的な発言だ。それを誤りと鳩に謝罪する野田君の感覚はどうなっているのだろうか。これでは日本の安全保障を含めた外交などすべて腰砕けでちょっと威嚇すればひれ伏すと発信しているようなものだ。
この民主党と言う天井知らずの能天気な政党が日本のかじ取りを任せるという日本国民も極楽蜻蛉の類だろうか。何とかならんか、この底抜けおめでた集団は。
Posted at 2011/10/29 16:08:36 | |
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