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2016年08月30日 イイね!

中国様、TICADを巡り日本を非難




安倍総理大臣が出席し、ケニアで開かれたTICAD(アフリカ開発会議)を巡り、中国外務省は「私利私欲のために会議を利用した」と日本を批判しました。

 

中国外務省・華春瑩副報道局長:「日本はTICADで、強引に自らの意思をアフリカ諸国に押し付けようとした。私利私欲のためで、中国とアフリカ諸国の間に不和の種をまこうとした」
 


中国外務省の報道官は、日本がTICADの議題を本来の経済発展ではなく、南シナ海などを念頭にした海洋安全保障問題や常任理事国入りを目指す国連安保理の改革の問題に引っ張ろうとしていたと批判しました。そのうえで、日本の最終的な目的はアフリカ諸国と中国の仲を引き裂くことだと指摘しました。中国は2000年からアフリカ諸国との会議を3年に一度、開催していて、アフリカを巡る日本と中国のつばぜり合いが続いています。




私利私欲のために不和の種を撒こうとしたって自分たちはどうなんだ。偉そうなことを言えた立場じゃないだろう。そんなことは個々の国がその立場において判断すればいいことだ。当事国がとやかく言うことじゃない。
Posted at 2016/08/30 15:17:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2016年08月30日 イイね!

中国戦闘機技術、飛躍的進歩と言うが、・・。




#1.24日、米ジョージア州ロッキードマーチン社の工場で生産された新型ステルス戦闘機1機が離陸した。この工場で生産された同じ機種の戦闘機と違う点は、機体と翼に日章旗が描かれている点だ。日本の航空自衛隊に初めて実戦配備されるF-35A戦闘機だった。日本は42機のF-35を順に導入し、青森県三沢基地に配備する方針だ。42機のうち4機はロッキードマーチンで生産し、残りは日本の三菱重工業で生産する。老朽化したF-4EJ戦闘機の代わりに航空自衛隊の主力機F-15Jとともに運用する予定だ。



#2.その前日の23日、中国西南部四川省成都の試験飛行基地の上空を飛行する灰色のステルス戦闘機の写真が、中国インターネットサイトに掲載された。中国当局は公式確認をしていないが、観察者網など中国メディアは専門家らの話を引用し、「開発を終えて工場生産に入ったJ-20(殲-20)が初めて中国空軍に引き渡された」とし「初期配備は4機」と報じた。J-20はロシア製エンジンを利用して中国が独自で生産したステルス戦闘機。2010年に開発に入って6年目だ。軍事評論家の陳光文氏は「各生産ラインで月に2機ずつ開発する量産体制に近く入る見込み」とし「2018年初めには計36機のJ-20が配備されるだろう」と述べた。中国はその間にエンジンも国産化する方針だ。



F-35、J-20ともに最先端ステルス機能を備えた第5世代戦闘機に分類される。偶然の一致か意図的な結果かは分からないが、日本と中国がほぼ同時に第5世代戦闘機を実戦配備し始めたのだ。



さらに韓国も2018年からF-35を導入する予定だ。同じ頃、ロシアも次世代ステルスT-50で武装する。これに先立ち在日米軍は来年1月から山口県岩国基地に16機のF-35Bを配備する計画だ。F-35Bは空軍用のF-35Aとは違い、垂直離着陸が可能な海軍・海兵隊用だ。読売新聞は「米軍には、核・ミサイル開発を進める北朝鮮や海洋進出を強める中国を念頭に、F35の配備でアジア太平洋地域における抑止力を高める狙いがある」と分析した。



ステルス戦闘機の生産量がまだ少ないため、各国の主力機種になるにはさらに多くの時間がかかる可能性もある。しかしはっきりしている点は次世代ステルス戦闘機が北東アジア空の制空権をめぐり競争する時代に入るということだ。



最も士気が高まっているのは中国だ。これまで空軍力で劣勢だっが、J-20実戦配備で一気に挽回することになったと自信を見せている。観察者網は27日、「1981年に日本がF-15Jを実戦配備した当時、中国空軍のJ-7は数も少ないうえ戦闘力もはるかに劣っていた」とし「97年に日本がF-2を配備する時、中国のJ-10やJ-11はまだ試験飛行もしていない状態だった」と伝えた。しかし「J-20の性能がステルス性能と機動性、遠距離攻撃能力などのいくつかの面でF-35を上回り、日本の航空自衛隊との戦力の差を減らし、逆転できるようになった」と評価した。



陳光文氏は「J-20は性能が卓越したF-22の対抗機種として開発された」とし「F-35はJ-20のライバルにならない」と自信を表した。日本はF-22導入を推進したが、高い価格や技術移転問題で交渉が失敗に終わった。現在、F-22は生産が中断した状態だ。




確かに欧米諸国と中国との技術差は縮まっているようだ。だけどあのJ20を見る限りどう考えてもF22以上には見えないんだが、・・。今時の戦闘機は機体の運動性などよりもFCSとミサイルの性能と言うが、そうなるとさらにF22以上とは思えない。張りぼてステルスと言う気がしないでもない。まあ金かけ放題、技術盗み放題だからそれなりに進歩はしているんだろうけど、・・。





Posted at 2016/08/30 15:16:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年08月29日 イイね!

海保の29年度概算要求は2千億円、それで大丈夫なん、・・??




海上保安庁は29日、2017年度予算で2005億円を概算要求したと発表した。16年度当初予算比7%増。沖縄県・尖閣諸島周辺をはじめとする離島・遠方海域の警備強化に、同比19%増の474億円を求めている。

 

尖閣周辺では中国の公船や漁船の活動が活発化しており、海保は今年4月、巡視船10隻とヘリ搭載型巡視船2隻からなる「尖閣専従体制」を発足させた。16年度第2次補正予算案でも、大型巡視船3隻の新造費を計上した。

 

概算要求では、漁船に対応できるよう小回りの利く巡視船や新型ジェット機の建造を盛り込んだ。さらに、新造船の乗組員など海上警備の強化に190人の定員増を求めた。

 

このほか、福島県の相馬港に17年10月に新設を計画している相馬海上保安署関連費用を計上した。石油資源開発(JAPEX)が相馬港に建設している国内最大級の液化天然ガス(LNG)基地の警備にあたる。




世界第6位の海域を守る海保の予算ってたったの2千億円かね。でかい巡視船だの航空機だのと見た目は派手だけど意外に少ないその予算、せめて今の3倍くらいにしてもいいんじゃないのかねえ。今の予算は神奈川県警並み、3倍でモ警視庁には及ばないが、・・・。
Posted at 2016/08/29 20:09:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年08月29日 イイね!

あり得ないことが、(103)




僕たちは明日から配置になる四名との企画の検討会のための資料作りに取りかかった。僕の究極のテーマは生涯語学教育、つまりもの心ついた時から語学に親しんでそれを一生続けてもらおうというものだった。そしてその環境を整えるものがデジタルネットワークを活用した何時でもどこでも居ながら語学教育と何時でも何所へでもどんなことでもお気軽留学だった。

 
つまり言葉を習いたければインターネットなどの高速デジタル通信網を介して何時でも自分の好きな時にどこからでもアクセス出来て必要な資料が手に入り、勉強が出来る環境の整備が一つの柱だった。これはもうあちこちで実際に運用されているようだから特に目新しいものではない。特に駅前なんとかいう会話スクールは二十四時間独自のテレビ回線を使って語学レッスンが受けられるようだ。

 
でも僕は語学を机に向かっていかめしく構える勉強として捉えようとは思わなかった。言葉と言うのは自分の生活範囲を広げ豊かにするための魔法の道具のようなものだと思うのだ。交通機関や通信手段が発達して世界は極端に狭くなった。行こうと思えば地球のはてまでだって行くことも難しいことではなくなった。

 
そして行った先で自分の興味を充足させるためにはやはりコミュニケーションの手段として言葉が必要だ。それはボディランゲージでも大雑把なことは通じないこともないだろう。でも本当に興味の対象についてしっかり理解しようと思ったらやはりそれなりに言葉が話せないといけない。

 
だから普段は高速デジタル通信網を活用して何時でもどこでもお気軽お手軽に言葉に触れておいて、でもそれだけじゃあ何か物足りない、味気ない、やはり異国を自分の目で見て自分の肌で感じたいと思ったらお手軽に外国に出かけて行けるような仕組みを作っておけば行く前も行った後もそれなりに励みになるだろう。

 
しかし本当に母国語以外の言葉を一生学んで行こうと思う人たちが実際にどのくらいいるんだろうというのは正直言って不安な要素だったが、これもこちらのキャンペーンや売り込み次第かも知れない。そんなことを考えながらもう何度も作った資料を手直しして必要部数を作成した。

 
その日は女土方のところに帰ろうとしたらクレヨンの「一緒に帰って!」コールに気圧されて結局あの邸宅に帰ることになった。自分の、いや、元祖佐山芳恵が借りていたアパートはとうの昔に処分してしまい、転がり込んだ女土方のところにもとんとご無沙汰状態で一体僕の家はどこなんだろう。ほとんど住居不定状態に陥ってしまったようだ。

 
僕にだって日本国憲法で保障された健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があるのだし、健康な男の心と女の体を持った成人なのだから欲望が頭をもたげることもあるんだ。そんな時に隣にいるのがサルでは話にならないではないか。しかし僕には元来社会秩序適応性が欠如しているのかこんな根無し草的な生活も決して心地の悪いものでもなかったが、それにしても元の僕は一体どうなってしまったんだろう。そして佐山芳恵も。

 
最初のころは単に佐山芳恵と僕が入れ替わっただけなんだろうなんてお気楽に考えていた。僕も辛い思いをしているが、いきなり中年男の体に入ってしまった佐山芳恵はもっと大変だろうと。最初の頃は特に根拠があったわけでもないが、こんな状態はほんの一時的なもので何かの拍子にすぐまた元に戻るんじゃないかと思っていたが、どうもその気配が全く感じられなかった。

 
そんな訳でこの状態についてあれこれ考えもしたが、元々科学的にどうこうと言う話ではなさそうなので最近は考えるのを止めてしまってこの佐山芳恵の体と立場を使って適当に生活している。自分自身女になっても特に生き方を変えるでもなく自分の思うように生きていてそんなところはかなりいい加減だとは思うが、それだからこそこんな生活を続けていられるのかも知れない。

 
この頃は何だか最初からニュー佐山芳恵としてこの世に生まれ出たような気分になってしまった。僕はきっとこの先もこのまま女土方と寄り添いながら生きていくんだろう。今の僕はそれならそれでも良いかなと思っている。最初の頃はとにかく今はすっかりこの生活に馴染んでしまっていて今更どうこじれているか分からない元の生活に戻れと言われても却って困惑してしまうのは火を見るよりも明らかだった。

 
そんなことを考えているうちに夜が更けてしまった。クレヨンは僕の横で軽い寝息を立てながら熟睡している様子だった。こいつも最初のころは一寸刻みにしてピラニアにでも食わせてやろうかと思ったが、今では時々蹴りを入れたりすることもないではないけれど、それなりに憎らしくはない妹のような存在になっていた。

 
さあ寝ようと僕はクレヨンの方を向き直るとクレヨンの背中と腰に手を回して抱え込んだ。こういう時はこいつも心得たもので僕の腕の中に潜り込んで自然に体を密着させて来る。そんなことをしながらしばらくクレヨンの感触を楽しんでいたが、そのうちに僕も眠りに落ちて行った。

 
そして翌朝眼が覚めればまた会社に出社してあの部屋で新たな企画に取り組んだ。それが元から僕の天職だったように仕事に自然に取り組んで終われば自宅に帰った。いや、僕にはもう自宅はなかった。女土方の家が一応自宅になるんだろうけど、世間的には夫婦でもないのだからその生活はどちらかと言えば居候に近かった。クレヨンのところはもちろん他人の家だった。そうか、元々男だった時から根無し草の生活だったがそればかりは体が女に変わっても少しも変わらないんだ。


Posted at 2016/08/29 19:29:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2016年08月29日 イイね!

翼の向こうに(9)



「後知恵だろうがなんだろうが構うもんか。『日本が米国と太平洋を挾んで敵対して戦争に突入したのは止むを得ないことだった。誰が政権を担当しようと、それは避けられない日本の運命だった。』そう言いたいのか。運命で何十万、何百万の人間が死んでいくのか。そんな無責任なことが罷り通るのなら国家も政府もいらない。その方が戦争も起こらないで済むだろう。

 
武田、貴様は戦争なんかどんな崇高な理由をつけても、そこから生まれるものは悲劇と苦しみだけだと言っていたな。戦争がそんなに悲惨なものだと誰も分かっているなら何かが間違っていなければ戦争なんかが起こるはずはないだろう。それを起こしてしまって何百万人もの人間が死の苦痛にのたうっているのにそれが運命の一言で片付けられていいのか。どうしてこんなことになったのか、何が間違っていたのか、その原因を明らかにして後世に伝えるのがこの戦争を始めた者達の義務だろう。そのためには本音で議論を尽くさなければいけないんだ。そうしなければ物事の本質を捉えることは出来ないんだ。


たった数か月ばかり戦線に出ただけで、数えきれないくらい理不尽な理由で死んでいかなければならなかった者の呻き声を聞いてきた。この戦争がなければそれぞれの分野で後世に名が残るほどの業績を残しただろうと思えるような才能溢れる者も大勢いた。穏やかな家庭を作って静かに社会を支えただろう人達もたくさんいた。そんな大勢の人間の死が、ただ避けられない運命だった、そう言うのか。それだけで世界を苦痛の中に突き落とした人間達の責任を帳消しにしようと言うのか。まあいい。個人の責任云々は。それよりも、もう二度と同じ過ちを繰り返さないためにも議論を尽くすことが必要なんだ。そうしなければこの戦争で死んでいった、そしてこれからも死んでいくだろう大勢の人間達は、一体何のために命を捨てるんだ。

 
誰が死んで誰が残るのか、それは分からん。だが残った者は何故この戦争が始まったのか、この戦争は一体何のための戦争だったのか、そしてこれから同じ間違いを繰り返さないために日本人はどうして生きていけばいいのか、少なくとも問題提起だけでもしておかなければいけないんだ。仏教的な諦念観でこの戦争の本質をうやむやにしてしまってはいけないんだ。

 
運命とは神だけが使うことを許された言葉なんだ。この時代にこの国に生を受けたこと、それだけが人の運命なんだ。この戦争は人が始めたことだ。人が手をかけたことに運命なんてことはあり得ないんだ。どこかに判断の間違いがあるから間違った結果が生まれるんだ。それを出来るだけ早く突き止めて二度と間違いが起こらないように修正することが大事なことなんだ。そしてもしも今修正出来なかったら、その原因を追及して次の機会までには何が何でも改めることが絶対に必要なんだ。」


高瀬の杯を持つ手が小刻みに震えていた。紅を差したように紅潮していた顔は蒼白に変わって目だけが異様に充血していた。国内での政治家や軍人の地位、軍の権力、名誉、国際社会での日本の権益、そんなもののために一体何故こんな戦争を引き起こさなければならなかったのか。結局明治維新以来日本は軍を国家の柱の一つに据えて国政を運営して来た。欧米のように政治を執り行なうための道具として軍を政治の下に位置付けるのではなく、軍は間違いなく国家運営の中枢にあった。そして軍がその武力を背景に国家運営に独自の意思を示した時、それを押し止める者は誰もいなくなってしまった。


「なあ高瀬、日本のような国家体制では軍の意思は国策の決定に重大な影響がある。その国策を巡って陸軍と海軍が相撃つことになっても、それでもこの戦争を防止すべきだったと思うか。」

 
高瀬はやや落ち着きを取り戻した様子で杯の中の酒を見詰めながら私の話を聞いていた。


「海軍が陸軍との戦闘も辞さないというほどそこまで本気で立ちはだかったなら、陸軍も考え直さざるを得なかったかもしれない。それにしても、その後に軍自体が血を流す覚悟をしないとどうにもならないだろう。それも相当な出血を。そうでないと国内情勢は好転しないだろうし、そうすれば今度は海軍に非難が集中するだろう。軍事費を削って経済支援や技術研究開発を推進して各種の産業を育成するとか、私企業への貸付制度を充実させるとか、俺は経済の方は専門じゃないから詳しいことは分からないが、国家が中心になって資本の整備をしなければこの国の工業化と貿易による立国のための産業転換は進まないだろう。そうした産業転換に要する資金は当面軍縮を推進することによって浮いた予算を流用する以外にはないだろう。

 
そして最も重要なことは政治が軍に優先するような国家体制を早期に構築することが出来るかどうかにかかっていると思う。そうでなければまた同じことの繰り返しになってしまうんじゃないか。戦争がなければ変われないのなら、日本人はあまりに無能な悲しい民族になりさがってしまう。だからこそ戦争を思い止どまって国家や社会の仕組みをもう一度見直すべきだった。それに必要な人材は充分に揃っていたのだから狭義の偏向した精神主義に陥らずに大らかな自由な立場で実利を追求するべきだった。」

 
高瀬はいかにも残念だと言うように言い終わると唇を噛み締めた。


「この戦争は間違っているんですか。この戦争は大東亜共栄圏と欧米帝国主義からのアジアの解放を目指した神国日本の聖戦ではないんですか。」

 
私の横に座って話を聞いていた芸者が突然叫んだ。私はそれを聞いて慌ててしまった。俄か雇いとは言っても、仮にも軍人の我々が、民間人の前でこの戦争を否定するような言動を口にしたことに自責の念を感じた。そのことについて何らかの言い訳めいたことを言おうと思ったところ高瀬が先に口を開いた。


「何の理由もなく敵が武力で日本を攻めて来たのならやむを得ないかもしれないが、中国や東南アジアの利権のことで戦争なんかする必要はなかったんだ。朝鮮にしても中国にしても勿論満州も元々他民族の国なんだから何時までも力で押さえていることなんか出来やしないし、それよりもその国に住んでいる人々が作った政権を支援してやってその国と上手に付き合っていく方がずっと利口だよ。

 
どうしても戦争をしなければいけないのなら、もっとはっきりと分かり易い理由を国民に説明すればいい。八紘一宇だの大東亜共栄圏だの、そんな抽象的なことを言っても分かるもんか。もっとも具体的に説明するような理由もないだろうけど。軍とそれを取り巻く連中が自分の功利心や権益のために国を戦争に引きずり込んだんだからな。物がなければ金を払って買えばいい。武器を持って他人の国に押し入って略奪するのは犯罪そのものだ。欧米のそんな馬鹿げたやり方まで真似ることはなかったんだ。良い所だけを選んで上手に取り入れればいいんだ。日本は東洋の盟主を名乗るのなら東洋のやり方で東洋を主導するべきだったんだ。」

 
高瀬は呆気にとられている芸者達に杯を突き出して酒を注がせると口に運んで一気に飲み干した。空になった杯にもう一度酒を注がせて今度は少し考えるような様子で何度も杯を口に運んだ。そして杯を静かに置くと私達三人の顔を交互に見回しながら静かに言った。



Posted at 2016/08/29 19:20:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説2 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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