萩生田光一官房副長官は24日、民進党などの国会対応を「田舎のプロレス」と批判した発言を謝罪、撤回したが、言葉の使い方が違うのではないか。「民進党はプロレスのレベルに達していない。同列に語ったことはプロレスに対し失礼だった」と、はっきり言うべきだ。
◆憲法審で対案出さず
元プロレスラーの自民党の馳浩前文部科学相は24日、萩生田氏の発言について「俺と勝負するか?」と不快感を示した。そこには強い自負心がうかがえる。プロレスの魅力の一つは鍛え抜かれた肉体から繰り出される派手な「必殺技」の応酬だろう。ボクシングや総合格闘技と異なり、相手の攻撃を避けずに受けきることが暗黙の了解となっており、レスラーの受け身の技術と耐久力も試合を盛り上げる大切な要素だ。
翻って民進党はどうか。衆参両院の憲法審査会で憲法改正の議論が再開しているが、民進党は「技」に当たる対案を出してこない。
◆国籍問題は逃げ続け
蓮舫代表は24日の参院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で質問に立ち、萩生田氏について「発言が軽すぎる」と批判した。だが、自身の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」の問題で説明が二転三転した「軽い発言」を反省したことはお忘れのようだ。いまも日本国籍の選択を証明するための戸籍謄本の公開を拒み、疑惑に対し受けて立つどころか逃げ続けている。
民進党議員は衆院TPP特別委員会でTPP承認案と関連法案が採決された際、プラカードを掲げて委員長席に詰め寄り激しく抗議したものの、参院では粛々と審議に応じている。技も見せず耐久力も弱い。この迫力のなさは、「プロレス」よりも、「三文芝居」という表現がお似合いではないか。
プロレスは試合そのものはショウだけどそこに至るトレーニングは極めて過酷なスポーツだと言うことを聞いたことがある。プロレスなど本気であんなことをやったらみんな死んでしまうので手加減しているのは分かるし、ほとんどグロッキーなレスラーが一転元気になって相手を攻撃するのもショウと言う要素が強い。ただ、受けと取りに分かれてああした大技を見せるのは相当に鍛え込まないと難しいだろう。その点で民進党は政治レベルが低くて田舎芝居のような国会運営をしているのだから一緒にしてはいけない。発言を取り消して謝罪したそうだが、「プロレスに例えたのは間違いだった。子供のプロレスごっこよりもレベルが低いと訂正する」とでも言ってやればいいのに、・・。そうすると駄々をこねて審議拒否と来るだろうか。
Posted at 2016/11/25 15:50:32 | |
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